若い人の結婚式

知人の娘さんの結婚式に招待されて、出席した。最近は、年代が経ってきたのと、
リタイアーした関係で、以前に比べ結婚式の出席もめっきり減ってきた。

若い人中心の賑やかな、そして華やかな披露宴であった。名古屋市内のホテルで
の結婚式であったが、式はキリスト教に則って行われた。

式場の入り口でお母さんが花嫁のベールを下ろす。このベールダウンは子育ては
終了した、あとは独立してゆきなさいという意味だそうだ。



司祭が二人に確認する。「健康なときも病める時も、富める時も貧しい時も、相
手を愛し、勤めを果たし、敬い、慰め、励ましますか？」と。二人は元気よく大
きな声で「はい！」と返事をしていた。気持ちが良い。

新郎は警察官で、特別班の人、新婦は保育園の保母さん。二人とも明るくニコニ
コと笑い、爽やかである。上司の人たちにも本音で頼りにされているようだ。
沢山の友人、同僚の参加で、気持ちの良いパーティであった。

いつもこういう席で思うのだが、私は一度も失敗した披露宴に出たことがない。
大きくても小さくても。視界がプロであろうが素人であろうが。何故だろう。

おそらく出席している皆がこの瞬間は二人に幸せになってもらいたいという気持
ちで一致しているからだろう。気持ちが一致するということの大事さを知った一
日でもあった。