新年早々所用があり東京へ出た。その折、長男がおいしいおでん屋があるので案内すると言う。
浅草大多福という、人気店だ。
確かに、6時半だと言うのに店の前には10人ほどの行列が出来ていた。
40分ほど並んでやっと店内へ。ところが扉の中でまた20分立たされ、やっと正規
の待合椅子へ。そこで10分ほど待って、やっと席へ(私たちは2階座敷へ)着い
たのは、7時半をはるかにまわっていた。
おでん10種盛り合わせ鍋、刺身(寒ぶり、マグロ)鮟肝、青柳のヌタ、牛筋の
煮込み、追加おでんは、大根、飯蛸、糸蒟蒻、蕗、たまご、鯨のころ(これは時
価、一切れで1500円もした)と次々と注文。待たされた反動か。確かにおいしい。
絶妙のおつゆである。牛筋の煮込みもおいしかった。
当然お酒も進む。ビール1本、樽酒7本(合)を気持ちよく空けて、〆て20000
円であった。
ほろ酔い気分でお土産のおでんを頼んだら、大きな壺に入れて冷えないようにし
て、4800円、結構な値段であった。
味には満足。ただ、おでんで一杯、と言うには少々値が張る。
しかしお客は多い。これが東京と言うところか。
帰り際、大きなおたふくの面が飾ってあるのに目が留まった。なにやらほっとする。
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