生(演奏）はいいなあ

演奏会場は電気文化会館　ザ・コンサートホール

友人の案内もあって、久しぶりに名古屋モーツアルト協会の定期演奏会に出席した。こんなお誘いでもなければ、音楽会などに出かける機会がめっきり減ってきたので有り難い。演奏は東京藝大の同窓生によるピアノ四重奏団＝ヴァルト四重奏団である。

曲目はモーツアルトのフーガＫ４０４ａ、ピアノ四重奏曲第一番ト短調Ｋ４７８，ヴァイオリンソナタ第４３番へ長調Ｋ５４７、ピアノ四重奏曲第二番変ホ長調Ｋ４９３であった。ヴァイオリン、ビオラ、チェロの弦楽器とピアノの掛け合いが楽しく、やはり生演奏は良いなあと楽しめた。

ただ最近読んだ恩田陸「遠雷と蜜蜂」、「ブルージャイアント・エクストリーム」（ビッグコミック）の影響か、自分自身が妙に批評家ぶって、「もう少し音をクリアーにしたら」「其処はピアノが引っ張ってゆくところでは」などと感じてしまうのが情けない。純粋に楽しめばいいのに馬鹿な聴き方をしている。