これは、記憶にある限り、私が48回目の結婚記念日に初めて贈ったただ一つの花である。家人はとても喜んでくれた。
私の人生は、数多くの家族、友人、知人、が支えてくれ、私はとても幸せだっただ。何と言っても、家人が何くれとなく支えてくれたことにつきる。かゆいところに手がとどくというか、少し気の強いところもあったが、愛嬌の範囲内で、私にとっては最強、最愛のツアーコンダクターであった。
旅の手配が得意で、おかげで世界中を旅することができたし、家事、育児などにも余念がなかっった。「旅はどこにゆくかで楽しさが決まるのではなく、誰と行くかで決まる」はまさに言い得て妙で、私にはとてもいい旅で、悔いはない。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとうございます。いい人生だった。悔いはない。