遅いことは猫でもやる

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最近の運動会事情

2019-06-22 10:51:39 | 雑感


騎馬戦

大玉送り

もうだいぶ前のことになるが、子供の案内で孫の運動会へ行ってきた。競技場を囲んでシートが敷かれ、声を張り上げ我が子、孫を応援する姿は変わらないが、一昔前のようにビデオカメラの放列は流石になかった。子供が私のことを慮って、携帯用の折りたたみ椅子を用意してくれたので、大いにリラックスして観戦できた。

応援する方にも余裕が少し出てきたのだろうか。運動会の進行、運営に子どもたちが役割を持って参加するというのが最近の傾向なのだろうか。選手の誘導、用具の準備、競技の進行、アナウンス、等いたるところに子どもたちが参加している。

先生や職員が汗を拭きながら準備に奔走している姿がグッと減ったのはとてもいいことだと思う。競技の内容も徒競走、騎馬戦、リレー、綱引きならぬ棒押しなど、昔からのプログラムが並び、それなりに盛り上がっていた。女の子を乗せた騎馬が少し遅めに出発し、戦いの斜め後ろから参戦して帽子を奪うという頭脳プレーには感心した。戦いは正面からだけでなく、 こういうやり方もあるんだと子どもたちは感じただろうか。

こうして、単なる駆けっこから、体も頭も使う運動会に変身しつつあるイベントはなかなかの面白い行事だと実感した次第。父兄の負担をへらすため運動会も半日に短縮する学校がちらほら出てきたと聞く。なにか絶好の教育の機会を放棄しているようでもったいないようにも思える。