会場のDースクエア
懐かしいスタッフ
久しぶりに用事を片付けに刈谷に戻った折、昔のJCのスタッフが寄って、歓迎会或いは送別会を開いてくれた。青年時代侃々諤々の議論を交わした仲間である。顔を合わせただけでもう昔の雰囲気が蘇る。
つい気持ちが緩み、都会生活の寂しさや、人間関係の希薄な部分の愚痴や繰り言が出てしまった。行っても詮無いことは、飲み込んでおくに限るのだが、ついつい気を許して居るのか、ダラダラと続いてしまった。
話していることは他愛もない、街ゆく人が気忙しいとか、コンビニの店員が外国人の学生でアクセントがおかしいとか言うことだが、いちいちしっかり受け止めてくれる。決して「そんな些細なこと」とか「気にしすぎだよ」とかの相づちは返ってこず、「ふーん、そうか」「そんな気持ちになるのか」と受け止めてくれる。
話すだけで気が収まるというのはこのことで、徐々に気分が良くなって来るのがわかる。特に励ましてくれるようなことでないのが一層の友情を感じる。3時間近くの宴席であったが、すっかり肩の力が抜けた。持つべきものは友人である。