遅いことは猫でもやる

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マチュピチュへ(1)

2011-08-03 11:11:41 | 行ってきました

飛行機から見たアンデスの山


クスコの街

7/13(水) リマからクスコへ 今回の旅のメーンエベントとも言うべきマチュピチュへの道をご案内します。地球の裏側で、今は冬。乾期です。といえ亜熱帯、気候は爽やかとても過ごしやすい時期でした。

午前中クスコ国際空港着。人口40万の都会、7/28建国記念日を迎えるのでメイン
の通りにペルー国旗、クスコ旗が飾ってある。

ガイド・オスカル氏 この仕事がやりたくて日本に留学したなかなか勉強家だ。
ガイド仲間の顔でもある。


峠で土産物を売るおばさん となりのリマも写真を撮る商売道具

クスコ郊外の「聖なる谷」を峠、ピサク村を経て、3800mあるインカの遺跡
へ。山肌の道に、関所みたいな料金所があった。「めまいをするほどの高さ」というが、
実際にすこし歩くとめまいを感じる。軽い高山病か。早くも石造りの遺跡が姿を
現す。
深呼吸をし、水をこまめに補給。ゆっくりあるく。それでも軽いめまい。切り立っ
た崖の道は、怖さが先に立つ。こんなことでは明後日のワイナピチュの登り降りは大丈夫
だろうか?とちょっぴり不安になる。


インカ道スタート。この辺りは2mの幅がある

復元されたインカ遺跡 棚田が整備されている

遠くに門が見える

遥か下にピサク村が見える 赤い花はカントゥータ

山肌に刻まれたインカ道を、往復2kmくらい歩く。見張り台、禊の水場、墓所、石の門、積み
上げられた石の壁、洞窟をくぐり、絶壁の上の展望台へ。足がすくむほどの高さ
だ。この道をさらに行くと、ピサク村迄インカ道をたどるトレッキングコースと
なり、外人の一団がガイドに率いられて進んでゆく。


石の階段 インカ道は階段が多い

遥か上に続く道。展望台が見える

我々はここから引き返す。道端にカントゥータというペルーの国の花が咲いてい
る。ハチドリ(国鳥)が花の中に嘴を入れ蜜を吸うのだという。いずれもペルー
を代表するものだ。


原色が映えるペルーのお土産 物産市


聖なる谷の焼畑農業の煙

ウルバンバ川

軽く高度順応?を終えて、ピサ久村へ降りる。麓にテントの土産物村があるが、何
も買うものがなく、土地の人になんだか申し訳ない。聖なる谷を流れるウルバン
バ川の畔を一路オリャンタイタンボ村へ。両側日干しレンガの塀の道を、押し合
いへし合い進み、途中でレストランで昼食をとる。小奇麗なテントでバッフェの
昼食。


ガイドのオスカル氏
バッフェ料理、デザートもある

ピスコ 神への感謝は忘れずに頂いた

ここの土地の飲み物(ピスコ:ぶどうの搾り滓を発行させたもの)の飲み方をオ
スカルから聞いた。はじめの二三滴は地上に潤し、残りを我々が頂く。神への感謝を表すのだ。


瀟洒なパカリタンポ/ホテル

オリャイタイタンボ(兵士たちの宿舎の意)のホテルは可愛い、コテージ風の処。
35年前に行った、カナディアンロッキーのジャスパーで泊まった豪華コテージ
を思い出す。名前はパカリタンポ。庭には花が咲き乱れている。

昼ごはんが遅かったので、お腹が空かない。アルマス広場まで散歩する。広場ま
で1kmくらい。子供たちが遊び。旅人が憩う。民族衣装を着た人が帰宅の途に
ついている。一日の仕事を終えてきたのだろう。貧しいけど穏やかな国だ。ネパー
ルの田舎とよく似ている。


夕日に照らされる山 中腹にも頂上にも遺跡が

夕暮れの迫った街をそぞろ歩いて帰り、一眠りして食堂棟へ。コテージごとのラ
イトアップも美しい、暖炉のある談話室も落ち着いたこざっぱりしたホテルだ。


屋根の上のお守り牛 スペイン侵攻前はピューマだったという。 シーサーみたいだ。


アルマス広場の子供たち

一日のお勤めお疲れ様

民族衣装の人たち

客を待つオートバイ三輪タクシー

料理は美味しそうだったが、食欲が出ず、半分以上残してしまった。

明日はいよいよこの旅行のメーンエベント、マチャピチュだ。楽しみである。