朝ごはん、食が進む。
川俣温泉の朝は、早く目が覚めた。まだ明けやらぬ午前五時に朝風呂へ。
それでも、相客が一人いた。旅館の朝の常なのだが、昨夜良く飲んだ割には食が進む。
8:30ごろ出発。抜けるような青空である。川俣湖を経て、日光へ。途中笹山牧
場を通ったが快晴の中周りの山々がすっかり見通せて、気持ちが良い。雪がもう
残っていた。
川俣湖
広大な牧場
展望台からの遠景
道端にはもう雪が
東照宮はさすがに渋滞で車が一杯。初めて参拝した。昨年行った韓国の宮殿と同
じ色彩が施されているのに、なにやら韓国との縁を感じる。
東照宮入り口
宝物殿
見ざる言わざる聞かざる
見ざる、言わざる、聞かざる、とは子供の時は悪いことを、見たり、聞いたり、
話したりせぬことという教えであった。「触らぬ神にたたりなし」という臆病な
姿勢かと思っていたのは誤解であった。
陽明門
手の込んだ彫刻
左甚五郎の眠り猫は小さな、可愛い彫り物。その下を通って、家康の墓に行く。
そこはかなり高い(100段以上の石段を登る)。鳴き竜の説明も受け、参拝は無
事終了。どこも行列の出来る混雑振りであった。さすが世界遺産である。
眠り猫
墓へ続く長い階段
廟
家康の墓
此処から一路東京へ。浅草へ寄り、もんじゃ焼きの夕食を楽しんで締めくくった。
こうして楽しい旅は終わった。
今回のハッピーリタイアー記念旅行企画は子供たちがいろいろ考え、選んでくれ
た。大人5人、子供3人の家族全員が皆健康でそろって行動できたのが何よりである。
その中心は私の連れ合いだが、皆仲良く過ごせているのは幸せである。