遅いことは猫でもやる

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水郷めぐり

2009-11-25 12:49:48 | 雑感



山仲間の友人達と近江八幡の「水郷めぐり」なるものを経験した。

琵琶湖のどのあたりになるのだろう。東湖岸だろうが、葦の密生地である。
櫓の小船(10人乗りくらい)で、葦の間の水路を一巡りする趣向だが、中々風情
がある。琵琶湖のイメージの修正を迫られる。


風もなく音も無く出航。聞こえるのは櫓のきしむ音のみ。すぐ近くにカルガモが
葦の根元にいる。
水面が開けてくると、鵜や青さぎ、カイツブリ、などが羽を休めている。

もう少し寒くなると、さらに渡り鳥などが増えるという。鳥の宝庫だ。

葦(ヨシ)は白い穂で中空、アシは黒い穂で中が詰まっている。アシは使い道が
無いと船頭さんが教えてくれた。早春に焼いて新しい茎を出させるのだそうだ。
最近は中国製のよしずなどに圧倒され、刈り取り経費も出ないと船頭さんはこぼ
していた。電柱などが無いので、時代劇などでよく使われるとのこと。TV剣客
商売(池波正太郎原作)が有名。



船頭さんとの会話のやり取りを楽しみながら一周するのはなぜか江戸時代に帰っ
たようでとても癒された。これはエンジン付きの船では味わえない。

尤も同行の仲間たちがとても気持ちが良いので、どこを訪れてもこの旅は楽しい。