遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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浅草の賑わい

2009-01-15 16:55:14 | 行ってきました

 3連休の一日、上京のついでに浅草寺にお参りしてきました。
相変わらずと言うべきか、10日を過ぎてもすごい人でした。外国人の姿がめっきり減りました。世界不況、円高の影響でしょう。


おなじみ雷門

 
仲見世の賑わい
仲見世の参道から、中門、本堂までは人、人、人。成人式とあいまって老人も、熟年も、若者も、おじさんも、おばさんも、お兄ちゃんも、お姉さんも、とにかくすごい人でした。


 
中門


善男善女で、本道は身動きが取れないほど


苦しいときの神頼み。まだまだ人出は絶えない。

折角、浅草まで来たからと演芸場に行ったら、開演時間を15分ほど過ぎていて、木戸番が「立ち見です」とおっしゃる。トリは桂歌丸だが、4時頃だというので、断念。隣の東洋館か、花やしき横の木馬亭かにしようと前を通ったら、木馬亭の呼び込みのほうが若手の必死さが伝わったので、入場。開演までの30分、近くの屋台みたいな店で、ホッピーと煮込みで軽く一杯。木馬亭は、東京でよくこんなボロイところで営業できるなあ、と言う芝居小屋。
しかし舞台とお客の掛け合いが、いかにも正月気分、庶民気分で楽しい。B級?C級?グルメを味わっているようだ。お姉さん歌手が、歌の合間のせりふを、手話を交えてやっていたのは、A級である。その知り合いの「西部警察」の課長役の人が来ていて、客席から引っ張り上げられていたのもご愛嬌であった。遅ればせながらの正月気分をとっくりと味わった。

下町情緒一杯の木馬亭


舞台での熱演(これでは伝わらないな)



新年交礼会

2009-01-15 16:25:33 | 雑感

志賀内泰弘氏



中京銀行末安頭取 


1月10日当社の新年交礼会をした。

本年の講演ははCSをテーマに、志賀内泰弘氏「ギブ&ギブでうまく行く」、中
京銀行頭取末安堅二氏「中京銀行のCSの取り組みについて」の講演が主であっ
た。

その話の中で印象に残ったのは次のようなものだ。
中国の客家(はっか)と言う少数民族は、孫文、リー・クァン・ユー、李登輝、
などを生み出し、多くの人たちが世界中で活躍している部族である。もともとは
彼らは大きなドーナツ型に繋がった長屋に住んでいた。そこでの彼らの格言は
「右隣から受けた親切は、そのままお返しせずに左隣へ返せ」と言ったものだ。
「情けは他人のためならず」の中国版のようなもので、回りまわって自分へ返っ
てくる。昨年一時的に受けたコメディアン、ムーディ何某の、「右から左に受け
流し~」となにやら似ている。
「つまり親切は、見返りを期待せず、打算なしに行え」その行為は誰かが見てい
るし、社会も良くなる。広く支持を得る。

一つの例として、鹿児島の百貨店山形屋を挙げた。そこの地下でお土産の焼酎を
買ったついでに、お昼に○○の鰻屋へ行きたいので行く道を教えてくれ、と聞いた
ら、森れい子さんと言うおばちゃん店員は、台風のような雨の中、わざわざ現地まで
案内してくれた。どうしてこんなに親切なのかときいても「あたりまえのことで
しょ」と取り合わない。徹底的に親切な応対が、この百貨店では社風にまでなっているのだ。

イーオンが鹿児島に進出したが、山形屋はびくともしなかった。一方老舗と言われる鹿児島三越でさえ、閉店となった。
見返りを期待しない、一つ一つの親切が、地域から大きな支持を得ている顕著な例だ。

また銀行も大きな変化を見せている。お客様本位の店構え(お客を立たせて、行
員が座って応対するカウンターの改造、応対の改善)、本部のほうから支店へ出
向く管理体制など、私たちにも思いあたる節のある変化である。

未曾有の不況の中、暗い話だけでなく、このように徹底した、打算の少ないCS
が、逆に競争力をつけている。売らんかな、の底の浅いCSではなく、人本来の親切心が人の心に響く。





東京おでん

2009-01-15 14:45:27 | 雑感

 新年早々所用があり東京へ出た。その折、長男がおいしいおでん屋があるので案内すると言う。

浅草大多福という、人気店だ。
確かに、6時半だと言うのに店の前には10人ほどの行列が出来ていた。





40分ほど並んでやっと店内へ。ところが扉の中でまた20分立たされ、やっと正規
の待合椅子へ。そこで10分ほど待って、やっと席へ(私たちは2階座敷へ)着い
たのは、7時半をはるかにまわっていた。

おでん10種盛り合わせ鍋、刺身(寒ぶり、マグロ)鮟肝、青柳のヌタ、牛筋の
煮込み、追加おでんは、大根、飯蛸、糸蒟蒻、蕗、たまご、鯨のころ(これは時
価、一切れで1500円もした)と次々と注文。待たされた反動か。確かにおいしい。
絶妙のおつゆである。牛筋の煮込みもおいしかった。

当然お酒も進む。ビール1本、樽酒7本(合)を気持ちよく空けて、〆て20000
円であった。
ほろ酔い気分でお土産のおでんを頼んだら、大きな壺に入れて冷えないようにし
て、4800円、結構な値段であった。




味には満足。ただ、おでんで一杯、と言うには少々値が張る。
しかしお客は多い。これが東京と言うところか。

帰り際、大きなおたふくの面が飾ってあるのに目が留まった。なにやらほっとする。