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癒しの国へナマステ(ネパール紀行) 1日目-カトマンドゥ市内観光編

2007-01-20 17:27:14 | ネパール紀行
さて、登場人物の紹介もおわったところで、旅の続きを。
初日(1/30)のカトマンドゥ市内観光。


ホテルチェックイン後、滞在旅行代金をラズン氏へTCで支払い。

繰り返しになるが、毎度こういうことは全て家内が、
よく気のつく添乗員のごとくやってくれるのでとてもラクチン。
感謝感謝。


ロビーで待つラム君のところへ。

早速市内のスワヤンブナートへ。
小高い丘の上に立つネパール寺院である。

相変わらずごみごみした道路を、
すれ違いのたびに減速し、
オートバイ、通行人に警笛を鳴らし、
埃を巻き上げながらすすむ。

プラムさんの運転は実にうまい。
余裕しゃくしゃくである。
安心して乗っていられる。


寺院に近づくとサルが道端にたくさん出てくる。
サルは神の使いだという。

減速していたら窓をたたかれ、
孤児院のために寄付(ドネーション)をしてくれと若い人がきた。

ラム君に聞いたら「100ルピーくらいしたら」と言うので払った。
あんまり気分よろしくない。


ストゥーパ(塔)へつく。
五色の小旗のついたロープで飾られた
いかにもネパールだと感じさせる場所である。



塔の中ほど、四方に大きな目が描いてある。
この眼はお釈迦様が世界の隅々まで見通している事を表している
とのこと。

横の伽藍では、読経の最中であった。




2列に座った赤衣の僧侶(12,3才~70才)10人ほどが、
太鼓や長いラッパみたいな楽器を交えて祈りの経文を読む。
欧米人が壁際に足を投げ出して見学していても平気である。
写真撮影もOKであった。

外へ出るとすぐ横に、ヒンドゥー教の伽藍もあった。
ネパールではイスラムも共存していて、宗教対立は無いとラム君は言う。

TVで見たマニ車(経文を彫った円筒で、一回、回すと、
一回お経を唱えたのと同じ意味)が、伽藍の周りにたくさんある。

プラムさんはいちいちそれを回す。
また祭壇の前、伽藍の入り口では必ず手を合わせる。
とても敬虔である。

ちなみに、ラム君はヒンドゥーだそうだ。


帰りは、タメル地区で車を降り、歩いて帰る。
ここは観光客相手の繁華街。山の用品屋が多い。

狭い通りに商店が並び、活気がある。
帽子を買おうと思ったが、
ラム君が明日行くナガルコットで買ったほうが良いという。

タメル地区を出て、王宮の前を回ったあたりで、
乞食が次々と手を出してくる。

たくさんいるのでちょっと不気味である。
しかし午後の外出はいかにも
「ネパールに来た!」と言う気分を満喫できた。


ホテルに帰って一休み。

登場人物

2007-01-20 17:10:03 | ネパール紀行
ここで、今回の旅を支えてくれた登場人物の紹介。

●ラズン
現地旅行社のアースボンド社共同経営者
空港に出迎えてくれた髭の男。
明るく饒舌。誠実そうである。

空港に着いたら
「暑くないか。共同経営者の川島から連絡は受けている。
 昨日サダムフセインが処刑されたが知っているか?」
など話かけてくる。

ホテルについて、部屋まで荷物を運んでくれたボーイに
チップを渡そうとして小銭が無いのに気づき、
彼から2ドル借りた(渡したのは一ドルだったが)
後で返そうとしたら「いいよ」という。

空港で花輪を渡してくれたのも彼。
良い意味のサービス精神のある男である。


●ラム
ガイド
日本語ができる21歳。
気の良い若者。インド系のハンサムである。
兄が東京にいて、2月に日本に来るつもりである。

●プレム
運転手
元日本大使館に勤務。
橋本総理が来た際には、車列に加わったという。
シェルパ族に近い顔つき。髭あり。
信心深く、由来、事実関係に詳しい。
日本語はダメだが、ラム君の足りないところを、
なまりの強い英語で、一生懸命カバーしてくれる。
とても誠実そうで、暖かそうである。