カナダからの交換留学生

先日、ロータリークラブで行っている交換留学生がカナダからやってきた。

サスカチュワン州というカナダ中央南部の州の５００人くらいの町から
高校生の一年間留学である。

彼は17歳だが、酒も飲むそうだ。
カナダでは18歳から飲酒はＯＫとのこと。
（でもまだ17歳じゃないか）

ロータリークラブでは交換留学生に４つのＤ禁止を決めている。

ＤＲＩＮＫ、ＤＲＵＧ、ＤＲＩＶＥ（運転）、ＤＡＴＥ（恋愛）

である。

ここは日本だから、酒を勧めないようにと
担当委員長は、みんなに説いて回っていた。

あたりまえのことだが、
若いときに順法精神を軽んずるようにならないためにも、
きちんと自制すべきである。



そんな彼の名は、カイル・ジェンツ。

５００人の町の人はみんな知り合い。
鍵などかけないという、居心地のよさそうな所です。

写真を見せてくれたが、芝生の庭はサッカーコートが取れるくらいの広場。
牛のえさの草を積むトレーラーの荷台は10ｍ以上はあろうかと言う巨大なもの。

何から何までスケールがでかい。

空手を習っており、またサックスを吹く。
それでいてずいぶん素朴な人柄。

「アリガトウゴザイマス」
「オイシイデス」
「スミマセン」

日本語で数も数えられるし、
一生懸命日本語を覚えようとする姿勢に好感を覚える。

寿司にも魚にも挑戦していた。
焼肉を食べたら「これおいしい」とにっこり。
箸を上手に使う。


先月カナダへ行って感じたように、
このレベルでしっかり交流をして気持ちを通わせる人が多くなれば、
決して戦争にはならないと思います。

ウエルカムを態度で示さねば・・・