遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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程の良いハンバーグ・レストラン

2019-04-04 01:26:44 | グルメ

左 自家製ピクルス

奥 アスパラと生ハムのソテー 手前 浅蜊の白ワイン蒸し

ハンバーグ・チーズソース掛け・パン

コンサートの帰り、少し気持ちが高ぶっているのを覚ます意味もあって、兼ねて知らされていたH・W(ハンバーグ・ウイル)という店を探訪した。ジャズが店内にかかっており、入りやすく感じの良い店だった。

ここはオーナーが「女性でも一人で入れる店」をコンセプトに、岩中豚のハンバーグにこだわって開いたレストランである。少し小洒落ているが、度は過ぎておらず好感が持てる。グラスワインを一杯だけ嗜んで、スープ、前菜、ハンバーグを頂いたが期待通り美味しかった。

170gのハンバーグは味はもちろん、ボリュームも丁度良く、焼き立てのパンもほどが良い。すっかり満足して店を出た。

小さな宴

2019-03-27 04:10:48 | グルメ


私事だが今度ひょんな事で入院することになった。元気が残っているうちに約束を果たそうと、浅草橋の蕎麦屋で義兄夫妻と昼飯を一緒にすることにした。我が家と合わせて都合3組の夫婦が集い、昼間からの軽い宴会となった。

ここはぐるなびでもかなり評価の高い店で、注文の品々は期待通りにどれも美味しそうだった。しかし、出席の方々からは真剣に私に対して助言やら激励をしていただいたので、そちらが中心になり、味は殆ど舌に残ってない。こんなに心を寄せていただいて、ありがたいことである。「遠い親戚より近くの他人」ということわざを聞いたことがあるが、その伝で言えば「近くの親戚」が最高であることは言うまでもない。

元気と覚悟をもらって帰途についた。頑張るぞー。(しばらくブログ休みますけどよろしくお願いいたします)


河竹黙阿弥終焉の地

2019-02-07 04:18:06 | グルメ


家から5分と行かない、大きなマンションの向に墨田区の教育委員会の案内板がある。「河竹黙阿弥終焉の地」とある。

「月も朧に白魚の、篝も霞む春の空……」と朗々と唄い上げる極めて洗練された台詞が特徴の黙阿弥作品であるが、「鼠小僧」「三人吉三」などで一時代を築いた人気作家である。

彼は江戸・日本橋の裕福な商家、吉村勘兵衛の二男に生まれたが、若い頃から読本、芝居の台本、川柳や狂歌の創作にふけるようになり、14歳で道楽が過ぎて親から勘当されてしまう。貸本屋の手代となって生計をたてるようになるが、仕事はそっちのけで朝から晩まで読書三昧の日々を送る。これが将来の糧となった。

昔も今もさんざん道楽した人の作品は面白い。太宰治や永井荷風などの作品はやはり面白いが、遊び尽くすとなにか達観するという領域に突入するのであろうか。しかし彼は死の直前身の回りをきれいに整理して亡くなったという。

真面目さが中途半端な私には理解できない世界ではある。消費都市江戸でこそ花開いた文学であろう。

年末年始の宴(2)

2019-01-05 12:28:30 | グルメ

我が家の正月お節

ローストビーフとなます

豚の角煮

お雑煮と煮物

年が明け再び家族がテーブルを囲む。正月らしく昆布巻、黒豆、数の子、たつくり、きんとん、蒲鉾、伊達巻など定番の料理の他に、ローストビーフ、しめ鯖、ピクルス、紅白膾などが彩りを添える。ずらりと揃うと正月気分が盛り上がる

我が家の恒例は、食事に先立ち、お屠蘇を一人ひとりに注ぎ、その折に今年の抱負を述べるという行事だ。孫たちもそれなりに考えてきてあるらしく、きちんと抱負を述べた。アルコールが駄目なので、お屠蘇は口をつける形だけだ。

もう一つのイベントはお年玉の授与だ。孫たちにとってはこれが最大のイベントかもしれない。一人ひとりに渡すときちんと御礼の言葉が返ってくる。皆大きく成長したものだ。

こうして一大イベントが終わり、大人たちはダラダラと酒盛りを始める。今年はふぐのヒレが用意してあり、熱燗でひれ酒を頂いた。これまた幸せである。

来年も同じメンバーが揃い同じ様に新年を寿げる充実感を味わうことができるだろうか。
こうしてみると、つくづくなんでもない日常がありがたく思えてくる。これが目出度いということなのか。神様に感謝せねばなるまい。

正月を迎え、以上が後期高齢者に突入したものの感慨である。あまりおめでたい感想でなくてごめんなさい。

年末年始の宴

2019-01-04 17:15:29 | グルメ



手巻き寿司料理メンバー勢揃い

年末年始は息子たち二家族と我々が合流し三家族の宴となった。長男の家が舞台である。三家族が各々得意料理を持ち寄りパーテイとなる。年末は手巻き寿司と年越しそばだ。

次男の家は豚の角煮、テリーヌ、ロースハム、牛すじの煮込みなど肉好きの嫁さんが腕をふるった料理だ。紅白なますも大量に作ってある。我が家はリクエストの多かったお煮しめ、炒め糸コン、ピクルス。メインは長男家が用意した手巻きセットと年越しそば。

家族総勢10人が揃うと壮観である。長男の子供はいずれも女の子だがこの3人共お母さんをよく手伝う。今どきの父親としてはちょっと威張り過ぎではないかと思う長男の言いつけを「はいはい」とよく聞き、甲斐甲斐しく働く。この頃はお互い喧嘩をすることもなく3人それぞれ役割を分担する。

大人は酒を嗜まない長男のお嫁さんを除いて5人は酒盛り、あとの5人は手巻きパーティだ。女の子は高、中、小、男は小学生なので賑やかである。

やがて紅白歌合戦が始まると皆口数が少なくなりTV画面に集中し始める。早めにスタートしておいたのでスムーズだ。やがて紅白歌合戦が終わる頃になると、お嫁さん二人と子供がお蕎麦を運んでくれる。なんか申し訳ない気持ちだ。

どこにでもあるよな年末風景だが、これが幸せというものの実態ではないかと思う。こういう年末をあと幾度過ごすことができるのだろうか。

枯葉のとぐろ

2018-12-11 02:45:33 | グルメ


しばらくぶりに山に行ってみたら、もうすっかり冬の様相だった。樹々に着いていた葉はことごとく枝を離れ、林は見通しが良くなっていた。家の周りが少し明るくなっようだ。

デッキに枯れ葉が積もって、長く畝を作っている。まるで龍が寝そべってでもいるようだ。風の吹き方でこんな形になったのだろう。ちょっと面白い。辞典を開いてみたら 蜷局(とぐろ)=蛇がからだを渦巻のようにぐるぐる巻いてわだかまること、とあった。胴体が少し伸びている蛇のようであるが、枯れ葉が鱗のように見えた。

レストランで昼食

2018-12-01 00:00:44 | グルメ

レストラン外観

洋風弁当

カキフライ

珍しく我が家にお客様があり、その方たちの要望で日暮里のレストランに行くことになった。東京では小さな路地の奥に店があったりするので、お店探しに苦労することがあるのだが、この頃はスマホがあるので大抵のところは店名が分かれば地図で案内してくれる。

駅から15分と案内のあったお店だが、探すのにちょっぴり苦労して着いたところは老舗洋風レストラン。昔風の洋食屋さんという形容がピッタリのところである。落ち着いた雰囲気で、店員の応対も柔らかく行き届いている。看板メニューの一つを頼んだが、三つ重ねのお重にみっしりとおかずが詰まっている。ここは量が売り物ではなく、味に定評があるところだときいていたのだが、どちらも満足させてくれた。

メニューだけ見て、足りないかもしれないと追加注文した牡蠣フライは美味しかったが完全に余分で、満腹のお腹に無理に詰め込んだようなものである。お重は一つがご飯、2つ目は洋風オードブル(ローストビーフ、テリーヌ、ソーセージなど)3つ目がカツレツ、コロッケ、唐揚げ、などでこれらを片付けると結構なボリュームになる。テーブルについた全員が、朝飯抜きで来たのだが、みんな片付けるのに四苦八苦、残す人もいた。
 
ゆったりと食事を楽しみ、満腹のお腹をさすりながら外へ出て、谷中銀座の散策に向かった。ここも2年ぶりくらいだが、お店が数店代わっていたのと、外人の多さに驚いた。人が多すぎて、名物の猫はすっかり影を潜めていた。

いちょう祭の屋台

2018-11-30 06:57:41 | グルメ

まつり会場入口のゲート

絵画館広場の賑わい

神宮外苑の銀杏並木の終点の広場では「いちょう祭」と銘打って沢山の露店が出店していた。中には行列のできている店もあるが大方はガラガラに空いていて、客を呼び込むのに精一杯の様子。全国の地酒、各種ビール、各地のブランド牛、広島焼き、たこ焼き、焼き牡蠣、五平餅など、まずまず魅力的なメニューにもかかわらずである。

なぜか。ズバリ、値段が高い。おそらく地方のお祭りの倍近い価格だ。生ビールが普通の紙コップ1杯500円、後楽園球場でもこの倍近いコップで飲める。牛串はブランドにより、600円から1200円とまちまちだが、それも600円の串は切手ほどの大きさの肉が5切れ刺してあるだけ。これにはがっかりするのを通り越して腹が立ってきた。

いちょうの樹々は黄金色、露店は灰色の金取り商売と、くっきりとしたコントラストを描いていた。





 
広場に並ぶ露店 

下町の穴場

2018-11-16 00:48:48 | グルメ

店構えは普通の中華料理店

先日東京移住の歓迎会のとき、来てくれた元社員がこの辺りの住人だったので、「いいお店があったら紹介してくれ」と頼んでおいた。いの一番に名前が上がった中華料理店がこの店である。

近くに行った帰りに覗いてみたが、6時開店と案内があり、5時45分なのにまだ開けてなかった。外見上は何の変哲もない街の中華料理屋さんでひどく庶民的である。濃くて脂っこい味付けの定食が出てきそうである。近所を一周りして6時3分に店に入ったら、もう常連さんが先客として来ていた。

ここは、ワタリガニのチリソース、焼きそばが絶品だと聞いてきたので、それと酢豚とレバニラでビールセットにして頼んだ。メニューからお分かりのように至って庶民的なお店である。出てきた皿に手を付けて見て驚いた。どちらかといえば薄味で、旨みたっぷりである。カニもソフトシェルで殻ごと全部食べられる。

応対をしてくれた元社員の後輩も、商売っ気を抑えた気持ちの良い受け答えで、開店から30分で満席になってしまった。これは掘り出し物だとすっかり満足して満腹のお腹を擦りながらみせをでた。

紹介をしてくれたT君に感謝。

引きこもり老人防止策

2018-10-22 14:17:49 | グルメ

海老シュウマイ

飾り付きシュウマイ?

八宝菜?

麻婆豆腐

大根餅

スカッと晴れた土曜日、長男がふらっと顔を出した。日常の諸事の情報交換をしていて、「まるで引き籠っている老人みたいだ。外へ出よう」と誘ってくれる。とりあえずは3ヶ月ほど前に行った新宿の中華料理店へ昼飯を食べにゆくことにした。

土曜日の新宿は人が多く出ていたが、お目当ての店チャイナムーンは比較的空いていた。料理1,飲茶2、デザート、スープ、白飯のセット2つと、ランチセット1つを頼んだ。それと週末なのでハイボールを1杯。長男は何故か神妙に頼まない。ノンアルコールを貫く。

ここの料理は比較的薄味で、こってりとはしてなく、旨味を前面に出してくる味付けで、どれも美味しい。飲み物は小ぶりのタンブラーが残念だが、キンキンに冷えていて美味しい。外国籍の店員もサービスに問題はない。ゆったりと1時間ほど時間を掛けて昼食を楽しみ、満腹になって店を後にした。流石にお昼時とあって、席はほぼ埋まり人気店であることを伺わせた。

情報さえ取れれば、東京にはこんな居心地のいい店がゴロゴロしているのだなあ、と納得。