権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

映画「ペンタゴン・ペーパーズ」

2018-03-30 20:43:05 | 映画

この日本の世相を背景にこの映画を封切るとは何というタイミング、映画の内容も今の世相を充分に皮肉る内容。
映画はやはりと言うか想定内と言うべきか、過度の評価を受けている(トランプが言っている)メリル・ストリーブと名優トム・ハンクスがそれぞれ見事。
とりわけクライマックスで全米の有力新聞が一斉に(報道の自由のために)ワシントン・ポストに同調するとこなんかは見事。
この映画を日本の御用新聞の記者たちがみたらさぞかし悔しいだろうな、などとも思う。

【内容】
 ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争に関する政府に不都合な事実が記載された最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”についてのスクープ記事を発表する。アメリカ中が騒然となる中、ニクソン政権は裁判所に記事の差し止め命令を要求する。タイムズが出版差し止めに陥る一方、出遅れたライバル紙のワシントン・ポストでは、編集主幹のベン・ブラッドリーが文書の入手に奔走する。やがて全文のコピーを手に入れたポストだったが、それを公表すれば裁判となって会社の将来を危うくしかねず、経営と報道のはざまで社内の意見は大きく二分する。そしてそんな重大な決断が、亡き夫の後を継ぐ形でいきなりアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人となったキャサリン・グラハムに託されたのだったが…。(出典:全全洋画オンライン)

スティーブン・スピルバーグは、あまりドンパチ映画は作らずに近頃はこの様なじっくりと楽しむエンターティメントに軸足をおいている様だ。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』予告編

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