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竺仙新作ゆかた④

竺仙の長板中形小紋です。

長さおよそ三間半(約6m50㎝)の樅(もみ)の一枚板に張った生地に、小紋よりは大きめの模様が彫られた中位の大きさ(約40㎝角)の型紙を用いて型付けをし、藍甕で染めた浴衣を「長板中形」と呼びます。

江戸前の浴衣ともいえる「長板中形」は、明治後期まで浴衣染めの主流でしたが、現在では大変希少なものとなってしまいました。

今日ご紹介する「長板中形」はシボのある縮(ちぢみ)の生地に若松を両面で染めています。

サラッとした肌触りが涼しさを増幅してくれる「ここ一番の本格浴衣」です。

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