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振袖用の袋帯特集

▼①牡丹唐草文様の本袋帯

▼②壁糸で織上げた大庭の帯

▼③梅垣の七宝模様の帯

来年成人式を迎える聡子さん。

お母さんの振袖を生かして、帯を新しくコーディネートしました。

30年程前の振袖ですが保管状態もよく、しかも数年前にクリーニングをしてあったので

変色や汚れもほとんどありません。すぐにでも着られるほどきれいです。

この振袖は、白地に牡丹の大輪が墨で描かれているので、メリハリをつけるため濃い地色の帯をコーディネートしてみました。

①は、龍村美術織物出身の職人さんが起こした機屋さんによる本袋帯。帯の表地と裏地が袋状に一体となっている希少な技法を用いた帯です。加賀牡丹唐草文の色鮮やかな柄が、単色の振袖によくあっています。

②は、高級袋帯で知られる白陵苑大庭による臙脂色の帯。これも振袖との相性はよかったです。

③は、老舗梅垣の七宝文の袋帯。七宝部分は金銀糸が交互に織り上げられ、光線の当たり具合で発色が違って見えます。これと同柄で地色違いの帯を紅白歌合戦で石川さゆりが締めたことで知られています。少し地味な感じがしますが、インパクトのあるコーディネートになります。

ピンクがお好みの彼女。結局①の帯に決まり、小物類もピンク系を加えて可愛くコーディネートしました。

 

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