goo blog サービス終了のお知らせ 

和風生活 かやくごはん 

ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
電話(059)228-3996

単衣のお召きもの

2019年04月29日 | きもの

衣更えに時期は6月からといわれてきましたが、近年は地球温暖化の影響で

衣更えの前後に暑い日が続きます。

そのため気候に合わせて、単衣のきものを先取りして5月から着用することを

お奨めします。

京都では5月15日の葵祭(祇園祭、時代祭りと合わせて3大祭)を境に

衣替えをする風習がありますが、今回の10連休明けから暑い日には単衣の

きものを着てみませんか。

▲ 西陣お召(宮階織物)

▲ 西陣お召(宮階織物)

地紋のある西陣お召の生地には光沢があり、ドレッシーな着姿を演出するため

セミフォーマルきものだといえます。

▲ 長井御召(山形)

▲ 塩沢御召(新潟)

長井御召と塩沢御召は、共に緯糸に強い撚りをかけ、織り上がってから湯もみで

糸の糊を落とすことでシボを出し、独特のシャリ感のある生地になります。

そのシボによって生地に凹凸ができ、肌に涼しい着心地が実現します。