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絽付下げ ①

 

江戸紫に蔦とススキを描いた盛夏用の絽付下げです。

元来、絽のきものは薄い地色のものが多く、盛夏のお茶会でもほとんどの方が

薄い色も着ていらっしゃいます。

実際に京都の問屋さんでも需要と供給のバランスから、無難な薄色が多く見受けられます。

やはり初めて夏物をあつらえる場合には、桜色やベージュ、水色など薄い色が好まれます。

しかし、濃い地色の夏のきものを上手に着こなすと人目を引くものです。

夏帯も圧倒的に白が多いため、紺や紫など濃い色にコーディネイトするとスッキリとした

印象で、かえって涼やかに感じられます。

濃いめの地色の夏のきものはおススメです。

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