久しぶりに お盆の時分に 実家に行ったので
祖父母の ために 好物だった 白玉団子を作りお供えしました。
天井から お盆提灯を下げ ほおずきや お供え物で
仏壇の前は ごちゃごちゃラッシュ状態です。
小さい頃 何かを食する前に お初物や 戴き物は
まずは 仏壇の前に お供えしてから 家族が食べる!!
みたいな 習慣で 育った私です。
特別な 宗教を教えられた覚えもないのですが、
先祖を敬う気持ちは 自然に 芽生えていました。
核家族になり 我が家には 仏壇も 無いので 仏教古来の習慣を
娘に きちんと 伝承することなく お嫁にだしてしまい、、、
ちょっと 反省する この頃です。
年が改まる お正月と 旧盆の頃に 離れ離れになった
家族が みんな お休みを いただいて 地元に集まる。
農耕民族の私たちには 理にかなった 習慣だったのですね。
夕方 お玄関で 両親と一緒に 送り火を焚きました。
両親が 手を合わせて 祈っていました。
そして 苧殻の燃えさしを とっても心配していました。
年をとると せっかちで 心配症になるようですね、、、
祖父母達が 長い時間 仏壇にむかって 手を合わせていた
姿が 懐かしく 思い出されます~
何を 祈っていたのでしょうか・・・
最近 両親も 手を合わせる時間が 長くなってきたように思います。
年を取るというのは 仏様や ご先祖様に 感謝をする時間が
長くなる・・・という ことなのかも しれないですね。