藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

前向きに、引いてみよう。

2015年09月19日 | テニス
引くのも、ありです。

「諦めたらダメですよね」という人がいました。
「その通り」と言いたいところですが、これは場合によります。

僕は、「諦めたら、そこで試合終了ですよ」と思っています。
だから、諦めの悪い男です。
そのわりには、「や~めた」と諦めることもあります。
でもこれは、あっさり諦めちゃったわけでもありません。

方法は、たくさんあります。
正しいことも、たくさんあります。
だから、柔軟に考えることが大事です。

いくら僕でも、間違えることはあります。
むしろ、間違えることだらけかもしれません。
「あれ?なんかおかしいな?」と思っても、「いや、こうすると決めたんだから、カンタンに諦めちゃだめだ」「せっかく努力してきたんだから、ここで諦めたらもったいない」と引かないと、逆に大ダメージになることもあります。
目的は、「それを諦めないこと」ではなく、「強くなること」や「勝つこと」だと思います。
だから、目的をクリアするために、利口な判断をした方がトクです。

引くことも、大事です。
僕の場合は、すぐ「よし!これだ!」と動きます。
でも、「あっ!これ違う」「これハズレだな」と思ったら、即撤退します。
ダメージを最小限に抑えたり、貴重な時間をロスさせないためです。
諦められずにズルズル行くと、取り返しのつかないことになるかもしれません。
間違えに気づいたら、すぐ切り替えた方がトクです。

手段と目的を、混同しないことです。
「この技術を習得する」「試合で勝つ」といった目的は、諦めない方がいいと思います。
しかし、そのための手段はいくつもあります。
「この方法は違うな」と気づいたら、とっとと諦めた方がいいです。
間違ったやり方では、ますますよくない方向に行ってしまいます。
「あれ?これ違うな」と気づいたら、パッと変えていくことです。
諦めることが、攻めになることもあります。
引くことで、チャンスにしていきましょう。



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