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風月庵だより

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『別冊太陽 道元』のご紹介

2012-11-24 15:33:43 | Weblog

11月24日(土)晴れ 【『別冊 太陽 道元』のご紹介】

『別冊 太陽』で道元禅師の特集が組まれました。今年の7月発行です。「日本のこころ197」です。

発行されてから、すでに4か月も経っていまして、遅いご紹介で恐縮です。おそらくご訪問の皆さまは、すでにご存じかもしれません。

パソコンが壊れていたり、写真のアップロードの方法がわからなかったり(まだトリミングの方法がわかりません)、なにかと多くの大事な用事でウロウロとしていましたので、遅くなりました。(雑用は一つもない、ということを言われる人がいまして、その通りと思いました。雑草は一つもないと、昭和天皇はおっしゃいましたが)

この特集の中で、私は、道元禅師の偈頌(漢詩)と和歌の解説をさせていただきました。

目次を紹介させていただきます。

永平寺の修行

はてしなき修行 道元の生涯

道元をめぐる人々 ー天童如浄、仏樹房明全、寂円、孤雲懐奘、徹通義介、寒巌義尹、波多野義重

永平寺 深遠なる修行道場

道元の言葉

道元の著作

道元の詩歌

慈悲の救済 瑩山の生涯

瑩山をめぐる人々ー明峯素哲、無涯智洪、峨山韶碩、黙譜祖忍尼

總持寺 開かれた禅苑

瑩山の言葉

道元禅師と瑩山禅師

 

以上のような内容で、タイトルは「道元」だけですが、瑩山禅師の特集でもあります。内容もさることながら、『太陽』は写真がじつに美しいです。手にとってご覧いただけますと幸甚です。

(どうも風邪が流行っているようです。皆さん、どうぞお気を付けください。私の風邪は、ようやく飛んで行ってくれたようです。)

 

 

 

 

 


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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (林昌院)
2012-11-30 01:43:54
手元にあるのですが、これは風月庵さまに頂いたのでしたでしょうか?
太陽は、編集者だけでなくスタッフの能力が滝のでしょうね、とても良い雑誌を出されます。

他の方の書かれた記事で、正法眼蔵の解釈に首をかしげるようなのもありましたが、私の解釈の方が間違っているのでしょう。

全体的によくできていると思いました。

先日、群馬県嶽山会の主催で「伝光会」の三回目がありました。池田魯参老師の提唱です。
その冒頭「瑩山禅師を学ぶことで、道元禅師をより深く理解することができる」と仰ってました。

池田老師と言えば「道元」と私は刷り込まれていますので、驚かされました。
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林昌院和尚さんへ (風月)
2012-12-01 20:03:04
それは私がお送りしたのでしょう。いつもなにかと和尚さんから頂くばかりなので、お送りさせていただいたと思います。

私は、池田先生は天台学の方だと思っていました。
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三年前の記事を拝見しました (YK)
2012-12-02 13:01:01
こんにちは 初めまして
本名を名乗らず大変失礼いたしております
大阪在住の主婦です
思うことありまして、今は鍼灸学生でもあります

2009年6月の曹洞宗尼僧団全国大会の記事を拝見いたしました
以前から、尼僧になりたいという漠然とした希望をいだいてはいたものの、流されるままに今に至っています
子ども達がまだまだ幼いので、修行の場に足を運べない現状ではありますが、学びの場はないものかと探している内に、風月庵だよりに辿り着いた次第です
道を開きたいと模索しています
突然のお便り、不躾かと思いますが、何卒お許しください
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YKさんへ (風月)
2012-12-02 23:34:28
出家なさりたいという御意志がおありとのこと、道はいくつかありますから、是非成就なさってください。お子さんたちのことがありますので、すぐには難しいかもしれませんが、意志があれば、必ず気が熟すときがあると思います。私の場合は、意志を抱いてから10年かかりました。
大阪にお住まいとのこと、名古屋に愛知専門尼僧堂という修行道場があり、在家の方でも、短期間修行させていただくことは、尼僧堂の堂長老師が許可してくだされば、可能です。その電話番号は104でわかります。ここに記してもよいですが、調べる気があるか、YKさんにおまかせします。
いつか必ず気が熟しますように。それから始まるわけですが。またいつでもコメントください。
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すっかりご無沙汰をいたしました (桔梗おぢ)
2012-12-18 04:19:49
いつも体調が悪いわけではないのですが、blogの更新がままなりません。
良い悪いの繰り返しが続くので、どこかへ出かけて、さてblogを更新せむと思っても、そのように思う頃には体調は下り坂なのです。
来週こそ来週こそ、と思いながら、結局は何もできぬままに過ごしています。
そうこうしているうちに、師の先師のご命日が近付いてきました。
私が師の先師について知識を得ましたのは、ちょうど20年前の産経新聞でした。
「あすへ」という欄に2度登場され、読んだ私は「たいした僧がいるもんだ」と思いました。
俗物の私が余語老師のことを「たいした……」などと思うことは非常に不遜なことでありますが、当時は雑誌編集者として、どこかによい人がいないのかな、といつも鵜の目鷹の目で新聞や雑誌を眺めておりました。
ただ余語老師のおられた道了尊はちょっと行きにくかったので、そのうちそのうちと思ううち、老師が示寂されてしまったのを知りました。

私が敬愛する澤木興道老師と同じ日でした。

私が曹洞宗を知り、在家ながらも自分が信ずるべきただ一つの宗教だと確信するに到ったのは、かつて鶴見大学の学長をされていた三輪全龍老師から澤木老師のことを聞き、奨められてその著作に接したのがきっかけです。
澤木老師には直接お目に掛かることはかないませんでしたが、編集者だった特権を「悪用」して、内山興正師、鈴木格禅師、鎌田茂雄師など、澤木老師のお弟子さんに当たる方々にお目に掛かることができました。
少し前のことになりますが、師が内山興正師とお会いになったことを書かれていたblogを拝見しました。同じ宗門なのですから、私が存じ寄りの方がお会いになっていても、なんの不思議もないかもしれないないのですが、懐かしい思いがして、思わず涙ぐんでしまいました。
これからもときどき更新される師のblogを、ときどき拝見させていただきながら、私は私なりにできる修行をし、身を律して行きたいと存じます。
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桔梗おぢ様 (風月)
2012-12-18 22:25:17
本当にお久しぶりです。今9月9日の記事を読ませていただきました。9月9日は余語老師のお誕生日です。ご遷化後もこの日に集まることが多かったです。
今年は、12月に、老師のお嬢さんたちと17回忌を私のお寺でもつとめさせていただきました。
桔梗おぢさんが老師にお会いできなかったことは、まことに残念でした。鈴木格禅老師はよく余語老師のところにいらっしゃいました。一番弟子の方が格禅老師の同級生でした。駒澤大学時代に格禅老師にはお教えを受けることもできました。内山老師には、発心してより出家がかなうまでの10年間、よく導いていただきました。
桔梗おぢも、くれぐれも御身お大事になさってください。私も時々ブログを書いていますが、この頃仕事が詰まっていてなかなか書く余裕がありません。目もだいぶ弱りました。白髪もだいぶ増えました。
また、お立ち寄りいただけるように時々はブログの更新に努めたいと思っています。
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