1月22日(日)晴れ【天才少年と胎教】
今日は一転して空は晴れ。近所の子供と作った雪だるまは既に半分溶けかかっている。
雪国育ちなので、雪が降ると子供の頃のことをいろいろと思い出す。年齢に関係なく近所中の子が集まって路地裏で雪合戦をしたり、坂道や斜面の畑でそり遊びをしたり、雪だるまをつくったり、忙しく遊んだものである。
この頃の子供はどんな風に遊んでいるのだろうか。
去年の暮れに、ギターの天才少年をテレビで観た。五歳とは信じられないほどの腕前とギターに関しての知識に大人も顔負けであった。このR少年がこのままたゆまない努力を重ねていったら、世界に誇るギタリストになるであろうと思った。
このような少年が生まれるにはママのお腹にいるときから、ギターを聞いていただろうとは想像に難くない。果たせるかなこの少年のパパはロック大好き、ギター大好きで素人の域を超えたギタリストであるようだ。
天才はお腹の中から育てられている。
最近胎児の脳の仕組みについて興味ある記事を読んだので紹介しておきたい。
脳の仕組みがこの頃少しわかってきたといっても、まだ犯罪防止や裁判に使えるほど解明されたわけじゃない。脳細胞は胎児の2~3カ月間に爆発的に増殖する。このときの胎児の環境と遺伝子の相互作用によって脳の基本的構造ができあがるわけだけど、じゃあ、どういう環境とどんな遺伝子が組み合わされば、脳の基本的構造はこうなる、といえるほどわかっちゃいない。(「脳と犯罪」『AERA』64号掲載。生物学者池田清彦氏の言)
このように述べられている。この意見は胎教についても参考になるのではなかろうか。犯罪ばかりでなく、また天才と限ることでもないが、お腹のなかにいるときのことが、生まれてからの人格にも影響する可能性はあると思うのである。
曹洞宗の四世、瑩山紹瑾禅師(1268~1325)のお母さんは観音信仰の強い方で、瑩山禅師を身籠もる前からも観音様を常に念じていられたという。そして幼少の頃から瑩山禅師も観音信仰に已に感化され、八歳で永平寺に入門しているのである。
瑩山禅師とは比べようもないが、私事で恐縮ながら、五人兄弟のなかで私だけが子供の頃から宗教に関心を持っていた。私のすぐ上の姉が一歳で亡くなってから、一年後に私が生まれた。おそらくお坊さんのお経や法話をお腹のなかで聞いて育ったと思う。母も一層仏様に手を合わせたであろう。中学から東京に出てきたのだが、近所にキリスト教の教会があって、真剣に毎週通ったものである。大学を卒業してからまもなく、出家の意志を持つようにさえなった。実際に出家が叶ったのは紆余曲折の後ではあるが。
お腹にいるときも大事、幼児期も大事。大事でないときはないが、白紙のような、辺り一面の真っ白な雪景色のような胎児の心、幼児の心に与えるものには注意が肝要だろう。ホラー映画や残虐な映像を目にしたら、そのまま胎児にストレートにそれが伝わると思ってもらいたい。科学的裏付けが無くても私はそう確信している。
一方、優しいママの歌声や優しい言葉、家族の楽しい会話、きちんと生きるママとパパの生き方、感動のある生き方、それが胎児や幼児にとっていかほど素晴らしい影響があるか、はかりしれない。
異常な犯罪を犯すような哀れな少年をつくらないためにも、胎教を大事にしなくてはと、昨日の続きで思った次第である。役にも立たないブログ上の空論かもしれませんが、お腹の大きなママを見たら、私はこの思いを波動で送っているのです。ホラー漫画は見ないでと、お節介もします。(去年の12月3日にホラ-画と胎教について書かせてもらったが、再び書きました。若い方がちょっとでも読んで、頭の片隅に入れておいてくれたら有り難いと思う。)
付記:『バトルロワイヤル』のような映画をなぜ作ったのか制作者たちに聞いてみたい。深作監督ははや冥界の方であるが。話題性のある映画を作りさえすればよいというものではあるまい。
今日は一転して空は晴れ。近所の子供と作った雪だるまは既に半分溶けかかっている。
雪国育ちなので、雪が降ると子供の頃のことをいろいろと思い出す。年齢に関係なく近所中の子が集まって路地裏で雪合戦をしたり、坂道や斜面の畑でそり遊びをしたり、雪だるまをつくったり、忙しく遊んだものである。
この頃の子供はどんな風に遊んでいるのだろうか。
去年の暮れに、ギターの天才少年をテレビで観た。五歳とは信じられないほどの腕前とギターに関しての知識に大人も顔負けであった。このR少年がこのままたゆまない努力を重ねていったら、世界に誇るギタリストになるであろうと思った。
このような少年が生まれるにはママのお腹にいるときから、ギターを聞いていただろうとは想像に難くない。果たせるかなこの少年のパパはロック大好き、ギター大好きで素人の域を超えたギタリストであるようだ。
天才はお腹の中から育てられている。
最近胎児の脳の仕組みについて興味ある記事を読んだので紹介しておきたい。
脳の仕組みがこの頃少しわかってきたといっても、まだ犯罪防止や裁判に使えるほど解明されたわけじゃない。脳細胞は胎児の2~3カ月間に爆発的に増殖する。このときの胎児の環境と遺伝子の相互作用によって脳の基本的構造ができあがるわけだけど、じゃあ、どういう環境とどんな遺伝子が組み合わされば、脳の基本的構造はこうなる、といえるほどわかっちゃいない。(「脳と犯罪」『AERA』64号掲載。生物学者池田清彦氏の言)
このように述べられている。この意見は胎教についても参考になるのではなかろうか。犯罪ばかりでなく、また天才と限ることでもないが、お腹のなかにいるときのことが、生まれてからの人格にも影響する可能性はあると思うのである。
曹洞宗の四世、瑩山紹瑾禅師(1268~1325)のお母さんは観音信仰の強い方で、瑩山禅師を身籠もる前からも観音様を常に念じていられたという。そして幼少の頃から瑩山禅師も観音信仰に已に感化され、八歳で永平寺に入門しているのである。
瑩山禅師とは比べようもないが、私事で恐縮ながら、五人兄弟のなかで私だけが子供の頃から宗教に関心を持っていた。私のすぐ上の姉が一歳で亡くなってから、一年後に私が生まれた。おそらくお坊さんのお経や法話をお腹のなかで聞いて育ったと思う。母も一層仏様に手を合わせたであろう。中学から東京に出てきたのだが、近所にキリスト教の教会があって、真剣に毎週通ったものである。大学を卒業してからまもなく、出家の意志を持つようにさえなった。実際に出家が叶ったのは紆余曲折の後ではあるが。
お腹にいるときも大事、幼児期も大事。大事でないときはないが、白紙のような、辺り一面の真っ白な雪景色のような胎児の心、幼児の心に与えるものには注意が肝要だろう。ホラー映画や残虐な映像を目にしたら、そのまま胎児にストレートにそれが伝わると思ってもらいたい。科学的裏付けが無くても私はそう確信している。
一方、優しいママの歌声や優しい言葉、家族の楽しい会話、きちんと生きるママとパパの生き方、感動のある生き方、それが胎児や幼児にとっていかほど素晴らしい影響があるか、はかりしれない。
異常な犯罪を犯すような哀れな少年をつくらないためにも、胎教を大事にしなくてはと、昨日の続きで思った次第である。役にも立たないブログ上の空論かもしれませんが、お腹の大きなママを見たら、私はこの思いを波動で送っているのです。ホラー漫画は見ないでと、お節介もします。(去年の12月3日にホラ-画と胎教について書かせてもらったが、再び書きました。若い方がちょっとでも読んで、頭の片隅に入れておいてくれたら有り難いと思う。)
付記:『バトルロワイヤル』のような映画をなぜ作ったのか制作者たちに聞いてみたい。深作監督ははや冥界の方であるが。話題性のある映画を作りさえすればよいというものではあるまい。