北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

中国語表記

2023-04-30 16:29:13 | 札幌

 

私の自宅最寄り駅である、地下鉄東西線「発寒南」駅。

札幌の地下鉄駅は、漢字、ローマ字の他に、ハングル文字と中国語表記もありますが、赤で囲んだ中国語表記のうち、「寒」と「南」は日本語と同じ表記だけど、「発」の表記が違うのが目に留まりました。

「友」という字の右上と左上にチョンチョンを付けたした文字。IMEパッドの手書き機能で試してみたけれど、日本の漢字では該当がないと見えて変換されませんでしたが、辞書サイトからのコピペは可能だったので、貼り付けてみました。

という字は、「発」や「發」という文字の簡体字で、「发明」と書いて「発明」、「发端」と書いて「発端」となるそうです。

 

 

続いて、同じく東西線の「バスセンター前」駅。

「センター」というのは、本来、「中心」とか「中枢」という意味があるそうなので、「中心前」という表記には合点がいくけれど、「巴士」という表記で「バス」となるんですね。

「巴士」という表記は、広東語で「basi」と発音するそうなので、英語の「bus」が「bashi」と転じて、このような表記になったということなのでしょうか。

日常的に使う英語が絡んでいるので、こちらは比較的推察しやすいかと。

 

 

同じく東西線の「ひばりが丘」駅。

「ひばり」は漢字で「雲雀」と書きますが、そういえば、「云」という字は「云々」という表記で、「雲」と同じように「うん」と発音するなと思い出しました。

もしやと思って調べてみると、「云」という文字は、「雲が渦を巻いて上昇すること」を指す象形文字だそうで、そこから「云々」という言葉は、雲がもくもくと湧くように「もごもごと物事を言う」という意味となり、さらに転じて、「とやかくいうこと」という意味で使われるようになったということのようです。

因みに、最高にどうでもいい話だけど、私はこの「云々」という言葉は、「帰ってきたウルトラマン」の第23話で覚えました。

また、「雲雀」と書いて「ひばり」と読むことは、「第13回アメリカ横断ウルトラクイズ」で、正にこれを答えさせる問題が出たことで覚えました。

 

 

続いて南北線の「自衛隊前」駅。

なるほどこういう字があるんですね。

この意味するところは、日本語の「自衛隊」と同じだそうです。

とまあ、全ての地下鉄駅をチェックしたわけではありませんが、最近利用した駅の中で、ちょっと気になった表記を集めてみました。

第2弾、第3弾もやりたいと思います。

 

 

最後に、地下鉄駅ではなくバスターミナルで見つけた表記。

 

 

「モエレ沼公園」はいいとして、「あいの里」の「あい」が「愛」になっていますが、「あいの里」の「あい」は、元々「藍」なんですよね。

 

 

藍の里 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 札幌市北区に「あいの里」という地名があります。昭和59年(1984年)に誕生した地名なんだけど、ちょうどこの年に札幌に引っ越してきて、夏休みや冬休みの自由...

goo blog

 

 

何故「愛」が使われているのでしょう。以前、↑の記事を書いていたので気になりました。

発音だけで機械的にこうされちゃったのかな。

どこかから、これを是正しようという動きは出てこないのでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 道産食材のジェラート店 | トップ | 次も楽しみ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。