地下鉄東西線白石駅前、幹線道路の「環状通」に面している大きな建物。
「庁舎」とあるとおり、これは白石区の区役所なのだけど、「複合」ということは、他にも何かが入っているんでしょうねきっと。
1階にある「白石郷土館」。
ここを目当てに行ってきました。
「白石」の歴史は、戊辰戦争に敗れた旧仙台藩白石城主・片倉家の家臣らが移住してきたことに始まります。
このパネルにもありますが、明治4年(1871年)、北海道移住を目指して600人が出発し、同年11月、当時「最月寒(もつきさむ)」と呼ばれた、現在の白石区中央付近に移住します。
移住民たちは、真冬の寒さに耐えながら短期間で住居を完成させ、これに感心した開拓使の岩村通俊判官が、彼らの郷里の名前を取って「白石村」と命名しています。
パネルにある「咸臨丸」という船は、現在の木古内町沖にある「サラキ岬」で沈没してしまっていますが、現在、それが復元された記念広場が整備されています(こちら)。
先日紹介した「横丁(横町)」と呼ばれていた場所が記されています。
白石だけでなく、「発寒村」の歴史も記されていました。
「善俗堂」とは、子弟の教育意識が高かった旧白石藩士たちが開設した教育所で、開設当初は茅葺きの建物でしたが、明治6年(1873年)には開拓使から、札幌本府建設に使用された職夫溜小屋の払い下げを受けて改築されました。
現在の札幌市立白石小学校に繋がる学校ですが、善俗堂があった場所には、跡地の碑が設置されているそうなので、後日行ってみようと思います。
白石区はレンガ産業の地域としても知られています。
色々調べてはいるものの、なかなか決め手が見つからないこともあるので、まだ現地散策はできていませんが、施設跡地など、だいぶ分かってきたので、暖かくなったらじっくり歩いてみようと思います。
「白石郷土館」。小さな施設だけど、興味深い展示が沢山ありました。
白石区は調べてみたいことが多いエリアなので、また行くことがあると思います。
ここからは、郷土館以外の複合庁舎内の施設をご紹介。
この公式キャラクターの公式HPをリンクさせておきます。
上の階には、小さな図書室もあります。
絵本専門のコーナーもあります。お子さんにはありがたい施設ですね。
庁舎の1階には、小さなカフェスペースがあります。
カレーライスにも無論興味はありましたが、そんなにお腹もすいていなかった(14時30分頃だった)ので、先ほどの「しろっぴー」のクッキーをオーダー。
ここ以外では売っていないのかな。きっと人気が出るのではないかと思います。
絵本専門のコーナーもあって
ステキな白石区複合庁舎ですね。
なかなかありませんよぉ。
カレーライス、食べてみたいなぁ~
「しろっぴー」のクッキー。
すごく可愛い~♪(⌒∇⌒)
おはようございます。
いつも有難うございます。
そうですね、公的機関の庁舎に食堂やカフェがあるのはよくありますが、絵本図書館は珍しいと思います。
市民に開かれた場所と言うことで、人気のようですよ。
「しろっぴー」は可愛いキャラですよね。
でも、区民以外にはまだそんなに浸透していないように思いますね・・・。