北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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気温差20度の旅

2006-05-10 21:03:40 | 道外旅行記
北海道の真夏並みの陽気だった九州から戻って2日。
5日間なんてあっという間だったなあと、改めて時の経つ早さを実感しています。

と言うことで、旅行記をアップしたいと思います。

5月4日、10時15分帯広空港発の便に乗り、羽田空港経由で熊本へ。
熊本市内には午後4時過ぎに到着、そのままホテルにチェックインし、
夕食は市内のデパートで天ぷら御膳を食べました。

翌5日は、いよいよ熊本市内散策。
以前から会う約束をしていた熊本在住の方とホテルで待ち合わせをし、
市電に乗って市内観光をスタートさせました。




まず最初は、熊本市内の水前寺公園。
とても綺麗に整備された庭園で、池には鯉がたくさん泳いでいて、
憩いの場と呼ぶに相応しい場所でした。
こういう場所が身近にあったら、私なら毎週でも通ってしまいそうな気がします。





次は、水前寺公園からちょっと離れた江津胡公園。
最寄の市電停留所で降りて、そのまま歩いて行くはずが、
何故か道に迷ってしまい、ちょっとばかり遠回りをしてしまいました。
写真ではわからないけれど、ボートを漕いで遊ぶ人々や、
お弁当を広げてくつろぐ家族連れが多く、天候に恵まれたこともあって、
皆さん思い思いに楽しんでいたようでした。

江津湖の後は、再び市内中心部へ戻り、中華料理店へ。
ここで、以前から食べてみたいと思っていた太平燕を食べてきました。
お店に到着すると、さすがお昼時ということもあって混雑しており、
店の前で空席待ちとなってしまいましたが、
その分、2人で共通の趣味の話題や、互いの住む北海道と九州の話などをして
過ごしていました。
やっと店内に入り、注文して出てきた太平燕は、噂どおりなかなかの美味。
北海道では、九州の物産展ぐらいでしか見かけることはないけれど、
これはやはり、遠路はるばる出向いて食べる価値はあるなと思います。





そして次は、いよいよ楽しみにしていた熊本城へ。
敷地内では、来年の築城400年に向けて本丸御殿の改修工事が進められていて、
連休期間中だけ特別開放されていたのだけど、
行ってみたら60分~90分待ちということで、こちらは断念して、
そのまま天守閣へ直行。
最上階からの眺めを堪能し、ちょっと離れた広場で一休み。
ソフトクリームで火照った体を冷やした後、敷地内にある細川刑部邸を見て、
再び市電で中心部へ。
ここで一日案内していただいた彼女と別れ、私はホテルに戻って体を休めました。
大変暑い中だったけど、とても楽しい一日を過ごせたことに感謝しています。





この写真は、市内中心部の辛島公園に咲いていた黄色い薔薇。
他に赤い薔薇も咲いていて、見ていて心が洗われました。





これは熊本の市電。
普通路面電車というと、運転手さんが一人で全てを切り盛りしているものだけど、
写真の型の電車のみ、運転手さんの他に女性の乗務員さんが一人いて、
アナウンスなどを担当されており、なかなかいい雰囲気でした。
もしこれが札幌の市電なら、わざとこの型の電車を狙って乗ってしまうかも・・・?





翌6日は、熊本市内を離れて八代市へ。
写真は、市の中心部にある松浜軒という由緒ある庭園。
まだ花は満開ではなかったけれど、写真に写っている「かきつばた」が
一面に咲いていて、これまた心が洗われる思いが。
園内はさほど広くはないけれど、雰囲気に魅せられて3週もしてしまいました。

松浜軒の後は、八代城跡と、近くにあった「未来の森ミュージアム」
という博物館を散策。
ミュージアムを出た頃から小雨がぱらつきはじめ、時間がまだ3時だったけど、
一旦駅へ戻って、そのままホテルへ直行しました。





翌7日は、いよいよ鹿児島へ直行。
九州新幹線に乗り、鹿児島中央駅で下車した後、市電で市内へ。
まず向かったのは、薩摩鹿児島といえばこの人、そう西郷隆盛の銅像。
写真でしか見たことがなかったけど、間近でみるとなかなかの迫力でした。

その後は、銅像近くの城山公園の遊歩道を歩いて展望台へ。
眺めを堪能した後で向かった先は・・・





そう、桜島。
写真はフェリーのデッキから撮ったもので、あいにく雲がかかって今ひとつ
綺麗には撮れなかったけれど、初めて間近で見る雄大な眺めに、
思わず圧倒されてしまいました。

桜島の後は、市内に戻って、埠頭近くの水族館へ。
水族館なんて、いったいいつ以来だろうという感じだったけど、
普段なかなか見ることのできない貴重な種類も沢山見られて、
まるで童心に帰った思いがしました。

この水族館で、短いけれど鹿児島市内観光も終了。
この日泊まったホテルは、サウナ付きの浴場があって、
ここでゆっくりと旅の疲れを取り、翌日再び熊本へ戻って、
夕方の便で、再び羽田経由で無事に帯広まで戻ってきました。

以上、超駆け足だったけれど、楽しかった旅行記をアップしてみました。
これからも、こんな風に楽しい旅行がたくさんできることを願っています。
熊本と鹿児島、機会があれば、ぜひまた行ってみたいです。
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