一面の桜回廊。
ここはどこかと言うと・・・、
大きなヒントが写っていますね。
左側に見えるタワーのある場所ということは・・・、
そう、五稜郭公園でした。
連休ということもあり、公園の観光駐車場入口は入場待ちの車で大渋滞となり、公園内も道内外、いや国内外から集まっている観光客ですごい賑わいでした。
江戸幕府は、外国との交渉や蝦夷地の防衛などを担当する「箱館奉行」を配置しましたが、※当初はその役所や役宅が港に近く寒気が厳しいなどの生活環境や、上陸した外国人による市街地の遊歩に伴い役所が見透かされるという幕府の威厳の問題、そして港から近いため、艦船からの標的になりやすいといった防衛上の危機感などの理由から、役所(奉行所)、役宅共に内陸の平坦地へ移転させる必要が生じました。
こうして誕生したのが「五稜郭」で、明治元年(1868年)~同2年(1869年)の箱館戦争では最後の激戦地となり、戦争終結後は行政府として使用されることはありませんでしたが、大正3年(1914年)から公園として開放されるようになり、園内には5,000株の桜の苗木が植樹され、現在に至る桜の名所としての歴史が始まりました。
五稜郭公園内の桜の木は1,500本~1,600本と言われ、日当たりの良しあしで咲き具合に多少の違いはありますが、例年この時期には満開を迎える、道内でも屈指の桜の名所となっています。
※五稜郭築造前の奉行所の場所は、昨日自主研修をしてきたコースの中に入っていますので、後日紹介します。
少し高い位置から、アップで撮ることもできます。
5年ぶりに五稜郭公園で桜を見ましたが、やっぱり圧巻ですね。