ある職場の日常

旅行記はちょっと一休みして、今日は久しぶりに日常のことなど。

前年度の決算も無事に完了し、今週は割と暇なんだけど、それは私だけじゃなく、事務補助として採用されているパートの職員さんも同じみたいで、昨日、「何かお手伝いすることはありませんか？」と声をかけられた。
さすがに、何もさせないで机に座らさせておくのはまずいと思ったので２～３仕事を預けたのだけど、どれもあっという間に片づけてしまい、いい意味で「えっ？」ってな感じ。
正直なところ、私も、着任してから１か月半で、まだまだ分からない点が多く、何を自分でやって、何を人に預けたらよいかという見極めができる状態になっていないのだけど、それにしても、いつも与えられた仕事をしっかりこなし、しかも、指示待ちじゃなく自発的にもきちんとこなすこの職員さんには、４月からずっと関心しっぱなし。

この職員さんのように、パートとか、あるいは期間限定で採用されている職員さんとは、これまで何度も一緒に仕事をしてきたけれど、「この人はちょっとハズレかも・・・」と思う人は、今振り返ればいなかった気がする。
函館にいた時同じ課にいた人もそうだったし、その前の帯広でもそうだったんだけど、やっぱり、ハローワークを通して、きちんとした志で応募してくる人たちだから、仕事に対する意欲もそれだけ高いのだろうと思う。
今の職場に入って１７年目になる私も、何だか、決して忘れてはいけないものを見せつけられているような、そんな気がしてならない。

今日は、うちの所長の執務室のデスクに不具合が生じたので、納入業者を呼んで見てもらったのだけど、さすがはプロ、私たちがあれこれ工夫しても直せなかったものを、いとも簡単に直してしまったのでこれまたビックリ。
もし、有料で修理するとなると、色々と面倒な手続きを踏まねばならないので、何とか今日解決できて一安心だった。

このことをはじめ、４月からの仕事は、それまでのように表に出る仕事ではなく、むしろ裏方的な側面の強い分野でもあるので、嫌がる人は嫌がるみたいなんだけど、私は、初めてのことばかりのせいか、どこか楽しんでいる部分があるし、何より、裏方なら裏方で、それなりにプライドを持って臨まねばという気持ちがある。
自分がきっちりと仕事をすることで、表に出ている人達が安心して取り組めるようにするということを目標にすれば、地味な仕事だけど、遣り甲斐だって感じられると思いますからね。
それに今日もまた、カラーコピー機のトナーが切れたので、業者に「ブラック一つお願いします」という電話をかけた際、「ブラック」という言葉を、楽しんで口にしているのがわかったし。（笑）
次に切れそうなのは何色だろう？ブルーかな？
残念ながら、レッドとピンク、それにグリーンはないんだよねえ・・・。

ということで、今週もあと一日。
明日は全国的に金曜日だ。
（「当たり前だろ」と思われるかもしれませんが、わかる人だけわかってください。ね、チャーリーさん（笑））
週末に向けて、一踏ん張りしますかな。