北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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夏のお楽しみ

2011-09-17 22:13:02 | 映画
昨日書いた、「夏の最後のお楽しみ」。
友人がメールで当ててくれたけど、答えはこれです。


劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船


全国公開よりも1ヵ月半遅れて、函館でもようやく上映された夏の劇場版。
雑誌等で事前情報は得てたけど、やっぱり実際に観てみなければと思い、上映初日に行ってみた。





まずはゴーカイジャー。
大きな幽霊船に隠されているという、一つだけ願いを叶えるという秘宝「ゴッドアイ」をめぐる争奪戦。
争奪戦の相手は、ザンギャックではなく、劇場版限定の敵、「ロスダーク」。
名前だけ聞くと、「大戦隊ゴーグルファイブ」に登場する敵組織「暗黒科学帝国デスダーク」に似ているけれど、関係はあるのかな?

例年どおり30分程度という短い時間だけど、見所は、歴代戦隊に登場した懐かしい敵の登場。
歴代敵組織の戦闘員が合体した怪人や、「特捜戦隊デカレンジャー」に登場した「エージェント・アブレラ」もさることながら、やっぱり個人的に一番面白いと思ったのが、「秘密戦隊ゴレンジャー」に登場した「野球仮面」。
このシーンで、「炎神戦隊ゴーオンジャー」の中で結成されたアイドルユニット・「G3プリンセス」が登場するということで、一体どんな具合に出てくるのかと楽しみにしてたけど、それは、様々な物に変化を遂げて敵を倒すゴレンジャーの必殺武器・「ゴレンジャーハリケーン」を使った「ゴレンジャーハリケーン・チアガール」という趣向。
ゴレンジャーにチェンジしたゴーカイジャーが投げる球を、野球仮面が打ち崩したらゴーカイジャーの負けというルールを上手く利用し、三人のチアガールが野球仮面に、「打たないで」と可愛く語りかけるという展開は、なるほどと納得できるものがあったと思う。
結論は、やっぱり、及川奈央さんのケガレシアは魅力的だなということで。(強引だな・・・)

ただ、一つ残念だったのが、野球仮面との対決シーンでは、「ゴレンジャー」の主題歌(但しインストゥルメンタル)が流れ、合体戦闘員との戦闘シーンでは、五人が「バトルフィーバーJ」にチェンジしたということで、やはり主題歌が流れたのに対し、エージェント・アブレラと戦うシーンでは、せっかくデカレンジャーにチェンジしたのに、主題歌が流れなかったこと。
これは、ファンとしては大いに残念でした。





そして、八代将軍徳川吉宗が登場ということで話題沸騰の、オーズの劇場版。
「暴れん坊将軍」については殆ど何も知らないので、全く新鮮な気持ちで観ることができるのが楽しみだった。

ことの発端は、鴻上会長が、800年前に錬金術師が作り出した「失われたメダル」を手にしようと動き出したこと。
劇中では、その動きが思わぬ方向に暴走し、東京の都心とドイツの森が入れ替わったり、果ては時間までをも操作して、江戸時代の街並みと現代が入れ替わってしまうという、普通に考えれば、「何それ?」という展開になるわけなのだが、大人目線で観ると色々ツッコミどころはあるにしても、そこはまあ、純粋に楽しむのが一番だろうということで。

その江戸時代のシーンで登場するのが、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助こと、八代将軍吉宗。
正に奇跡のコラボという表現がピッタリだけど、それが違和感なく感じられたのが、ヨーロッパの王家から、徳川家にコアメダルが献上されていたという設定。
これは、観ていて「なるほど」と唸らされるものがあった。
吉宗の時代は約300年前だけど、オーズの中で、800年前という時代設定が作られた時点で、こういう時間を超えた設定というのは、作られるべくして作られる物となっていたのかもしれない。

その吉宗とオーズが共闘するシーンは、正に圧巻の一言だけど、最後に待っていたのが、劇中に登場した全てのコンボ(オーズの変化形態)が一度に登場するシーン。
通常ではあり得ない、劇場版ならではの設定なだけに、胸躍るシーンでした。


とまあそんなこんなで、両作品合わせて1時間30分という上映時間はあっという間に過ぎ、夏のお楽しみはこれにて終了。
明日から、九州方面へ旅行に行ってきます。
宿泊先でPCが使えたら、リアルタイムでアップしていきたいと思いますが、台風の進路だな問題は。
九州はもとより、全国各地で、大きな被害が出ないことを祈ります。
コメント
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