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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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中標津空港

2020-09-02 23:11:08 | 釧路&釧根地方

19時30分ごろ、地震がありました。

残業中だったけど、震度5以上あったら、仕事が終わっても帰れずに待機してなきゃいけないので、真っ先にテレビ(NHK)を点けたところ、釧路は震度2。

何とかそれ以降も仕事に専念できたけど、結局今日も、バスがなくなる時間帯まで残っちゃいました。

明後日は夏休みの帰省準備のため早く帰りたいので、全ては明日次第かな。

 

 

ということで、今日の本題。

羅臼~標津と回った最後に、中標津町にある「中標津空港」に寄ってみました。

 

 

空港の外にある銅像。

見えますかね、「尾崎豊」って書いてます。

「尾崎豊」というと、そりゃまあ、私の世代は「卒業」や「15の夜」で知られる、あの伝説のシンガーしか思い浮かびませんが、どういう方なのでしょう?

 

 

尾崎豊氏は、昭和29年(1954年)から、4期14年に亘って中標津町長を務めた人物で、中標津空港の誘致に尽力された、町の功労者だそうです。

そういえば、全くの偶然ですが、空港に立ち寄る数時間前、町内のガソリンスタンドで給油した際、店内で、シンガーの方の尾崎豊さんの「卒業」が流れていたんですよ。

よもやその数時間後、同姓同名の方の銅像を目にすることになろうとは。不思議なものですね。

 

 

空港の中を散策。

三年前、函館にいたときに、標津町への出張でここを利用したことが未だ記憶に新しいです。

あのときはとにかく寒かったなあ・・・。

 

 

「中標津空港」は、新千歳空港への便が3往復しているほか、羽田便も1往復運航しており、羅臼や根室方面の人達にも大変重宝されています。

 

 

これは3年前にも写真を撮って紹介していました。懐かしい。

 

 

 

 

空港内は、エゾマツ、トドマツをはじめとした集成材を利用しての木造建築で、これは、日本の空港ビルでは唯一の、大変珍しい構造です。

 

 

 

便数が少ないので、送迎デッキもそれほど広くはありません。

 

 

 

だけど、この景色を見ると、やっぱり旅に出たくなっちゃいますね。

今年はもう無理だと思うけど、来年は安心して旅に出られるようになってますように。

 

 

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ポー川史跡自然公園3

2020-09-01 18:37:33 | 釧路&釧根地方

 

「ポー川史跡自然公園」の中には、国指定史跡となっている「伊茶仁(いちゃに)カリカリウス遺跡」と呼ばれる遺跡群があります。

 

 

行ってみましょう。

 

 

 

 

この遺跡は、古くは縄文時代の約1万年前から、アイヌ民族が生活を営んでいた約500年前までという長い間、人々と自然が互いに調和を図りながら生活を営んできたことを示すとされています。

青森県にある「三内丸山遺跡」が、竪穴住居の数が約800とされているのに対し、こちらは、実に2,549もの竪穴があり、国内最大規模とされています。

 

地名の「伊茶仁」とは、アイヌ語の「イチャニ」(サケマスの産卵場)の意とされており、かの松浦武四郎の「知床日誌」にも、「イヂャヌ。名義は鮭が卵を置くと云義也」と記されています。

また、遺跡名の「カリカリウス」は、アイヌ語の「カリ・カリ・ウシ」(回る・回る・たくさんある)の意で、川が湿原で蛇行するさまを表現しているとされています。

 

 

 

 

人々と自然が調和を図りながら生活を営む中にあっても、やはり階級というか格差はあったのでしょうかね。

 

 

 

 

 

園内にあるミズナラの巨木。

樹齢500年以上と推定されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、史跡の簡単な解説も多数設置されていますので、学習しながらじっくり見て歩くのもよいと思います。

 

最初の記事でも書きましたが、「ポー川史跡自然公園」の面積は、東京ディズニーランド12個分という約630ha。

広い園内をじっくりと見て歩くには相当の時間を要すると思われるので、事前に調べて目的を絞り、ある程度シミュレーションしてから出かけるのをオススメします。

行き当たりばったりも決して悪くはないと思いますが、あまりに広すぎるがゆえ、なかなか理解できないということもあると思います。

 

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ポー川史跡自然公園2

2020-08-31 21:26:57 | 釧路&釧根地方

 

「ポー川史跡自然公園」の一角にある「開拓の村」というエリア。

ここでは、昔懐かしい施設が多く見られます。

 

 

例えばこの建物。

 

 

 

「教育所」ですか。外観からして昔懐かしい学校の建物という雰囲気があります。

 

 

私は、こういう昔ながらの学校には通ったことはないけれど、道南の八雲町にいた頃、町の郊外には、このような古い小さな木造校舎の学校が沢山あって、交流授業や遠足などで訪問したことがあるのを思い出します。

 

 

黒電話は、今でも色々な所で見かけますが、これは初めて見ました。

「体験しよう」という貼り紙のとおり、実際に通話を体験することができるそうです。

 

 

教室!

こういう教室で学んだことはなくても、教室自体がとても懐かしく感じられます。

写っているストーブは、石炭ストーブですかね。

 

 

木製のベンチ。

散策の途中で休憩を取ることができるのがいいですね。

 

 

昔の漁業で使われていた船ですね。

 

 

これは・・・何でしょう?漁具?

 

 

これは・・・、何かの倉庫?

 

 

網蔵だそうです。

「カグラサン」って何かなと思って調べて見ると、「神楽桟」と書き、漁師が、鯨のような大きな魚(鯨は魚類ではないけど、まあいいのか)を陸揚げしたり、大きな網を移動したりするときに用いる人力のウィンチだそうです。

 

 

「開拓の村」を見た後は、園内に広がる「標津湿原」へ。

 

 

「標津湿原」は、「標津川」と「ポー川」という二つの川の間に広がる、総面積317haの湿原で、このうち212haが、国の天然記念物に指定され、公園内で保存されています。

 

 

木道を通っての園内散策。

徒歩もいいですが、自転車で行くのも快適でオススメです。

 

 

 

 

 

湿原内では、絶滅危惧種に指定されているものも含め、街中では見られない貴重な植物を見ることができます。

時間があれば、一つ一つゆっくり見て歩くのもよいかもしれません。

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ポー川史跡自然公園

2020-08-30 16:59:07 | 釧路&釧根地方

 

標津町では、「サーモン科学館」のほかに、もう一か所、「ポー川史跡自然公園」に寄ってきました。

 

 

「ポー川史跡自然公園」は、国指定史跡「伊茶仁カリカリウス遺跡」と、国指定天然記念物「標津湿原」からなる総面積630ha(東京ディズニーランド約12個分!)の広大な保護区域からなる、国内でも最大規模とされる史跡公園で、古代の人々が暮らした施設と、その周辺の自然環境が一体的に保存されています。

 

 

まずは、「ビジターセンター」へ。

 

 

 

センター内では、古代の人々の生活に関する歴史資料が展示されているほか、自然環境の紹介として、ヒグマなどの動物の展示も見ることができます。

 

 

屋外は、歩いて回ることもできますが、広くて時間がかかるので、自転車の利用がオススメです。

 

 

 

 

 

 

竪穴住居など、復元された施設の中に、このような煉瓦造りの施設が。

これは何でしょう・・・?

 

 

「海底電信基地」とのことです。

北海道本土と国後島との繋がりを後世に伝える貴重な施設ということになるのでしょう。

 

 

基地内の機械設備。

当時としては最先端の技術だったのでしょうね。

 

 

レンガ造りということで、やはり積み方に注目してしまいますが、長手だけが表面に出ています。

「イギリス積み」「フランス積み」ではないのですね。

 

 

これは・・・何かな?

 

 

駅逓所でしたか。

「糸櫛別」とは、標津町西部、下の地図のあたりにあった地名で、標津町から、「根北峠」という峠を越えて、斜里町へ通じる道路沿いの駅逓の歴史が、こうして表示されています。

戦前から戦時中にかけては、鉄道を整備して国鉄の駅を設置する構想もあったそうです。

 

(↓「糸櫛別」のあたり)

 

「ポー川史跡自然公園」の様子は、三回に分けて紹介します。

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サーモン科学館2

2020-08-27 18:22:43 | 釧路&釧根地方

 

標津町の「サーモン科学館」の続き。

最上階の展望回廊に、このような貼り紙がありました。

そうですか、日本最東端の水族館だったんですね。

 

 

 

展望台から見える、標津川と、その流域に広がる雄大な自然。

素晴らしい絶景に心が奪われます。

 

 

あっ、イクラちゃんが「チャーン」「ハーイ」「バブー」以外の言葉を喋ってる!・・・

って、その「イクラちゃん」じゃないですね。失礼しました。「サーモン科学館」の公式マスコットキャラクターです。

 

 

へぇ~、イトウがシカを丸のみに・・・。

聞いているだけで何だか恐ろしくなります。

 

 

⑤と⑥が分かりません。何なんでしょう?

 

 

ほほう、そうでしたか。

「アマゴ」って初めて聞きました。調べてみましたが、北海道周辺には生育していないんですね。

 

 

 

なるほど。解説にもあるとおり、オホーツク海に突き出た形になっているところを見ると、その由来にも納得がいきますね。

 

 

 

 

これが、そのイクラをイメージした球体。

こうして問題として出題されないと、注目されることもないのではと思います。

 

 

~昨日のつづき~

 

今日の午後、耳鼻科に行ってきました。

前回アレルギー検査を受けてから5年以上経っているので、新たに検査をしてもらいましたが、果たしてどう出ることやらです。

目の方は大丈夫なので、何とか目薬で凌げればと思います。

コメント (2)
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