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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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曇天下のひまわり

2020-07-25 20:41:32 | オホーツク地方

 

一面に広がる草原・・・ではなさそうですね。

奥に何かありそうですよ・・・。

 

 

ひまわり畑でした。

ちょうど今が見ごろのようです。

 

 

 

 

ただ、曇天ということもあるのか、下を向いてしまっている花が多いのが残念ですかね・・・。

 

 

それでも、こうして満開の花を見ると、何だか元気づけられる気がします。

ところで、ここはどこかと言いますと・・・。

 

 

網走市内にある「大曲湖畔園地」という場所。

元々は網走刑務所の農地として使われていた場所を利用した一面の花畑で、季節によって様々な花を咲かせる観光スポットとして知られています。

昨夜まで全く知らず、昨夜の時点では、網走とは逆の方向を経由して釧路に戻ろうと思っていたのだけど、今朝のNHKの北海道ローカル番組で、今月末までひまわりが見ごろだということが紹介されていたので、「行ってみよう!」と思い立ち、車を走らせました。

この小さな展望台から、全体を見渡すことができます。

 

 

 

 

 

 

本当に見事ですね。

花と花の間に通路ができていて、じっくりと見て歩くことができるのも有難いです。

 

 

園内には、こうした休憩スペースも用意されています。

 

 

今回の小旅行。行った順にアップしようかなと思ったんだけど、先述のとおり、ここのひまわりの見ごろは7月末までのようなので、見ごろを終える前にアップしておこうと思った次第です。

(もっとも、二期作だそうで、9月から10月にかけての時期も見ごろだそうですが)

 

 

最後に、園内の一角にこのようなものが。

 

 

吉永小百合さん主演で、一昨年公開された映画「北の桜守」。

ここでもロケをやっていたんですね。

 

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蒸溜工程を見る

2019-11-24 15:41:11 | オホーツク地方

 

「北見ハッカ記念館」の展示の数々。

 

 

館内には、製造に用いられた機械の展示もあります。

 

 

 

 

昭和29年(1954年)に天皇皇后両陛下が工場を視察された際の記念碑が館の正面にあることは昨日の記事で触れましたが、それ以前にもこのような出来事があったのですね。

 

 

記念館と同じ敷地内には、「薄荷蒸溜館」という施設も併設されています。

 

 

ここは、ハッカ農家が用いた製造器具を展示し、実際の作業工程を見学できる施設として、平成14年(2002年)に開館しています。

 

 

蒸溜の工程を見ることができる機械。

 

 

この棚に積まれているハッカを用いて蒸溜を行います。

 

 

 

これが、「取卸油」といって、精製してハッカ油として商品化される油を分類する作業。

ここで蒸溜されたハッカ油を成分とする商品は、館内のお土産コーナーでも販売されています。

 

 

敷地内を歩いていて気になったものが。

 

 

2006年(平成18年)4月に廃止された、十勝管内池田町と北見市とを結んでいた「ふるさと銀河線」の施設を再利用したもの・・・というのは分かるけど、何故「ふるさと銀河線」が出てくるの?

 

 

 

ん?これはもしかして・・・?

そうです、記念館の敷地内にあるこの遊歩道は、実は廃線跡だったのです。

これは、行くまで知らなかったことなので、大変興味深い発見でした。

 

 

最後に、「薄荷蒸溜館」で買った自分用のお土産。

 

 

お湯にかき混ぜるとこのような色になります。

スーパー銭湯とかで薬草風呂として使っている所ないのかな。あったら人気出そう。

 

(「北見ハッカ記念館」「薄荷蒸溜館」の場所はこちら。)

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ハッカ記念館へ

2019-11-23 14:42:29 | オホーツク地方

 

 

北見の名産というと、道外の人にも有名なのが、そう、「ハッカ」。

私も子供の頃から、特に「ハッカ豆」が大好きでしたが、最近では北見以外でも色々な商品を購入できるようになりました。

 

写真の場所は、そんなハッカの全てがわかると言っても過言ではない「北見ハッカ記念館」。

ここもこれまで行ったことがありませんでした。

 

 

館内に入る前に、まずは二人の人物の像に注目。

 

 

 

 

お二方とも、北見におけるハッカの歴史に大きな足跡を残されている方ですが、注目したのは、像の作者が、函館や釧路の石川啄木像、それに釧路の幣舞橋の「冬」の彫刻も手掛けた、本郷新氏であるということ。

「北海道彫刻界の先駆者」と書かれていますが、正直なところ、住んだ町で学習した程度のことしか知らないので、今度、札幌にある彫刻美術館をぜひ観に行ってみたいと思いました。自宅からも、それほど遠くはないようなので(徒歩はさすがに厳しそうだけど)。

 

 

 

天皇皇后両陛下が御視察されたこともあるほどの、名の知れた産業であることがわかります。

 

 

館内の展示は大変資料も豊富ですが、一番「面白い!」と思ったのが、この部屋。

 

 

 

 

このショーケースに入っている商品は、全て、ハッカの成分が用いられているのだそうです。

 

 

これは本当に知りませんでした。

医薬品にまで使用されていたとは。

ショーケースの中の商品でいうと、ロート製薬の目薬なんかはよく使用していますね。

 

 

 

ハッカの種類として分類されるハーブの展示と、香りを楽しむことができるコーナー。

この葉は一体・・・?

 

 

私の大好きなペパーミント。

ハーブティーだと、カモミールもいいですが、やっぱりペパーミントが一番好きですね。

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いざトンネルへ

2019-11-21 18:51:48 | オホーツク地方

 

JR北見駅に近い跨線橋。

写真の先が北見駅の構内になっています。

 

 

 

同じ位置から反対側はこうなっています。

右側は、旭川方面へ向かう「石北本線」で、ここから先はトンネルになっています。

北見に住んでいた頃は、北見駅を発車してすぐにトンネルに入るのが面白く、つい興奮してしまったこともあったと記憶しています。

 

 

途切れているこの路線は、かつて十勝の池田町を結んで走っていた「ふるさと銀河線」(その前身はJRの「池北(ちほく)線」)の名残です。

 

で、せっかくこの場に来たのだから、列車がトンネルに入るところを狙ってやろうと思い、近くで時間を潰し、列車の到着を待ちました。

 

 

やって来たのは、網走~旭川間の、特急「大雪」。

「たいせつ」と読みますが、私は子供の頃、同名の急行列車を「おおゆき」と読んでいました(笑)。

 

 

やった!最後尾がトンネルに入る瞬間をパチリ。

久しぶりに、達成感というか充実感を味わえました。

 

(写真を撮った跨線橋はこちら。)

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北見のデパート跡地

2019-11-19 19:05:28 | オホーツク地方

 

JR北見駅の正面から撮った写真。

現在、両サイドには、ホテルと信用金庫が建っています。

 

 

この信用金庫が建っている場所。かつては、「まるいいとう」という百貨店が建っていました。

私が北見に住んでいたのは、小学校1年生のときまで(昭和56年(1981年)の3月まで)だけど、北海道で「丸井」といえば、札幌や函館に店舗がある「丸井今井」なのに、どうして北見にあるのは「いまい」じゃなく「いとう」なんだろうと、子供心に思っていました(これは本当の話です)。

 

ということで、ちょっと調べてみました。

その「まるいいとう」の創設者は、新潟県の士族の家庭に生まれた「伊藤元治」という人物で、奉公に出されていた店から独立して自身のお店を持ったそうなのだけど、その奉公に出されていた店というのが、後に百貨店となる「丸井今井呉服店」だったのだそうです。

当初は、オホーツク管内の湧別町が独立の候補地だったそうなのだけど、先見の明があったのでしょう、現地をじっくりと視察し、後の北見市、当時の野付村に店舗を構えました。

当初は金物店として開業しましたが、火災に遭って店舗が焼失し、再建の際に呉服類を仕入れ「丸い伊藤呉服・金物店」として再出発。その後業務を拡大し、道内外への出店や株式会社化を経て、昭和4年(1929年)に百貨店形態となりました。

株式会社化により、本社は東京の人形町に移りましたが、百貨店形態となった北見支店は、後に映画館も開業するなど、北見を代表する商業施設として繁盛しました。しかし、他の町の例に漏れず、郊外型大型店舗の開店を受けて徐々に売り上げが低迷し、昭和61年(1986年)7月に閉店。店舗はその後もテナントビルとして存続しましたが、平成10年(1998年)に解体され、平成18年(2006年)に、現在の北見信用金庫本店が開業することとなりました。

 

とまあざっとこんなところですが、私にとっては、子供の頃、週末や休日には両親と一緒によく買い物に出かけ、食堂で食べたお子様ランチなんかも良い思い出となっているので、それを思い返すいい機会と思い、記事にしてみました。

 

 

北見駅前には、このような解説板が設置されています。

 

 

北見に住んでいたのは幼少の頃の四年間だったけど、その頃の思い出は、これからもずっと大切にしていきたいと思います。

ということで、明日は、駅前よりも、もっと思い出の詰まった場所を記事にしてみます。

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