きのう新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種を金沢市内の病院で受けてきた。去年の2回(6月、7月)はファイザーで、3回目(ことし3月)と今回にはモデルナだった。すこし不安があった。3回目とのときは、接種した右腕の付け根の部分に痛みが1週間ほど残った。そして今回、ちょっと不思議なことに、右腕の付け根だけでなく、左腕のほぼ同じ個所にもじんわりとした痛みがあるのだ。痛みが左右で連動することはあるのだろうか。あるいは就寝中に左腕を下に寝てしまい、その痛みだろうか。なんとも不都合な痛みである。
そして気になるニュースをいくつか。札幌市が招致を目指す2030年の冬季オリンピック・パラリンピック。札幌市長は意欲満々のようだが、事実上、ストップしたのではないだろうか。東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会(6月解散)の高橋治之・元理事が五輪スポンサーをめぐり、受託収賄容疑で家宅捜査を受けた(7月26日付・朝日新聞Web版)。
電通の元専務もある高橋氏はオリンピックそのものを誘致するロビイストだ。ロイター通信Web版(2020年3月31日付)は、ロイター通信が五輪招致をめぐり高橋が招致委員会から820万㌦(8億9000万円)の資金を受け、IOC委員にロビー活動を行っていたと報じている。IOC委員に対するロビー活動については、国際的にも問題が指摘されている。これだけあからさまになって、高橋氏は札幌五輪のためにロビー活動を続けることはできるだろうか。札幌市長にとっては不都合な痛みだ。
銃撃に倒れた安倍元総理の国葬が9月27日に日本武道館で営まれる。国葬の前になすべきことは、まず国会での追悼演説ではないか。メディア各社の報道によると、本来は8月5日の臨時国会で甘利前幹事長による追悼演説が「遺族の意向」もあり、セットされていた。ところが、与野党から反対論があったことから見送られ、秋の臨時国会で行われることになったようだ。誰が演説するのか決まっていない。演説する側も内容や器量が問われる。
読売新聞の世論調査(8月5-7日)によると、岸田内閣の支持率は、前回(7月11-12日)より、8ポイント下落して57%だった。不支持は8ポイント上昇して32%。自民党の支持率も6ポイント落ちて38%だった。煮え切らない、はっきりしない、じれったい内閣に有権者の不満が募っている。「世界平和統一家庭連合」(旧「統一教会」)とのつながりについて、政党や国会議員が説明責任を果たしていると「思わない」は87%だ。おそらく、統一教会問題、そして追悼演説問題は不都合な痛みとしてこれからさらにじわじわと増してくるのでは。
冒頭で述べた、ワクチン接種の痛みが先ほどから増してきた。さらに、小刻みに体が震える症状も。しばらくキードボードを打つことができなかった。いまは痛みも震えも治まった。これって、アナフィラキシー症状なのか。ヤバイ。
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