1月27日金曜日。先般試乗会列車を追いかけた泉北12000系がデビューしました。会社帰りになんば駅まで足を運びました。時間の都合で、なんば発18時35分は撮れなかったので、なんば発20時07分を狙いました。
一番列車ではありませんが、到着時間にはギャラリーが集まり、到着後は一般人も含めて注目を浴びていました。金色の派手なルックスが目を引くようですね。泉北のデザイン戦略はひとまず成功といったところでしょうか。あとは、これが利用にどこまで結びつくかですね。
窓も金色にラッピングされて、スモークがかかったようで、客室があまり見えないようになっている泉北12000系。
泉北の社章と泉北ライナーのシンボルマークが誇らしげで、豪華特急をイメージさせる。
泉北ライナーデビュー時に使用されていた南海11000系特急りんかんと並ぶ黄金の泉北12000系。この塗装を見ると金のラピートも見てみたくなりますね。
新車の注目度は高いが、乗車率の方は隣の特急りんかんに遠く及ばぬ感じだった特急泉北ライナー。黄金効果を期待したい。
なんばへ行く前に、中之島線にも立ち寄って来ました。2月25日のダイヤ変更で中之島始発から淀屋橋始発に変更される快速急行樟葉行きを見てきました。中之島発18時50分の快速急行樟葉行きは6007Fで、車内はパラパラと席が埋まる程度で、空席十分で中之島駅を出発しました。
隣のホームからは先発の区間急行萱島行きが18時44分に出発。こちらは快速急行よりもさらに空席が目立つ状態でした。快速急行を狙い撃ちする人もいたので、それなりに利用者はいるようですが、如何せん利用者の絶対数が少な過ぎますね。中之島からなにわ橋まで快速急行に乗りましたが、渡辺橋、大江橋で多少利用者を増やしても、まだ空席がある状態でした。
中之島駅まではJR福島駅から歩きましたが、玉江橋を渡って福島駅方面へ歩く人の多さに驚きました。近くに中之島駅があっても福島駅方面へ歩くということは、京阪沿線とは反対側に住む人が多いのかもしれませんが、潜在需要は無きにしも非ずで、なにわ筋線ができれば、それ相応の利用者は期待できるのかもしれません。しかし、中之島線に利用が結びつくという要素はなかなか見当たりませんね。京阪沿線の人が、中之島線沿線に通勤してもらうような、長期スパンでの誘致活動が必要なのではないかと思います。