EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

北紀行18~白鳥を偲ぶ旅/サンダーバード38号~

2014年09月10日 | JR西日本

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140816hoku683sun 8月16日土曜日。北越6号で無事富山まで帰還して、後はサンダーバードで帰るだけとなりました。高架工事中の富山駅は相変わらず手狭なホームで、人で溢れかえっていました。サンダーバード38号で京都まで戻りますが、北越6号の後に入ってくるので、サンダバの姿はまだ見られません。腹が減っては戦はできぬので、売店で駅弁を購入。人が多い上に、弁当購入でなかなか選び切れない人も多く、弁当を買うのに時間がかかりました。ます寿司ではありきたりなので、3色弁当を購入。お魚系のお弁当かと思っていたら、肉系の弁当で開けてびっくりでした。これならスタンダードにます寿司にしておけばよかったかな…。サンダーバード38号は富山から12両編成で運転。以前は金沢で3連増結というパターンがありましたが、富山から豪華12両運転なんですね。4000番台に当たりました。座席はコンセント付と思い込んでおり、コンセントを探しましたが、見当たりません。スマホで見てみると683系4000番台にコンセントがついているのはグリーン車のみだそうで…ちょっと失望してしまいました。富山からの乗車は自由席は列ができていたものの、指定席は半分以下の乗り具合でした。14_08_16_8832
新幹線駅ができて、在来線も高架工事中ですが、在来線の方は3セク化後の高架化完成となりそうです。富山を出て、新幹線としばらく並行して走り、高岡でもそこそこの乗客を拾い大阪へ向けて発車します。石動を過ぎてから新幹線はトンネルに入り、在来線は倶利伽羅峠越えに挑みます。雨が降っているものの、豪雨というものではなく、大雨による遅れは今のところなさそうです。もっとも峠を越えると天気が変わるもので、津幡あたりでは雨が強くなっていました。若干先行きが怪しくなってきましたが、サンダーバードに乗ってしまえば、後は京都に無事着いてくれさえすればいいので、いなほ8号での緊張感はありません。金沢手前で先行列車が止まっているとかで信号待ち。4分遅延で金沢に到着。ここで大量に乗車があり、指定席も9割方埋まりました。金沢からはしばらく白山車両基地まで北陸新幹線が並行しますが、確保した座席は新幹線とは反対の窓側だったため、あまりよく見物できませんでした。雨は強く降っているものの、列車は順調に走っています。

14_08_16_8880  金沢を出てスピードも上がり、本領発揮してきた感があります。この分だと順調に京都に着きそうです。夢うつつの中、小松、加賀温泉、芦原温泉と過ぎ、座席を埋め尽くしていき、福井の手前でほぼ満席になっていました。私が乗車していた車両は福井での出入りは少なく、金沢を出た時点でほぼ満席の状態で、以降敦賀でも出入りは少なかったです。青森からつがる~いなほ~北越~サンダーバードと乗り継いできましたが、北越あたりから車内でしゃべり声が聞こえるようになり、サンダーバードではあちこちからしゃべり声が聞こえるようになってきました。帰省のUターン利用が多いので、しゃべり声が聞こえるのかもしれませんが、利用者が京都、大阪へ向かっているということもしゃべり声が多くなった要因と思われます。おまけにしゃべり声が大きいというのも関西方面へ向かっている証拠なのかもしれません。福井からは少し雨が強くなってきたものの定時運行です。人も忙しない感じがしますが、電車の方ものんびりした東北の走りと違い、サンダーバードはどこか忙しない走りに思えます。忙しない走りで、あっという間に北陸トンネルに突入。トンネル内は線路整備が悪いのか脱線でもしてるのかと思うほど妙な揺れを感じました。デッドセクションを何もなかったかのように通り過ぎて敦賀に到着。敦賀でも指定席の出入りは少なかった。敦賀を出るといよいよ最終道中に突入します。湖西線内は18時過ぎたところなのに雨もあって真っ暗でした。14_08_16_8905
列車は湖西線に入り、さらに快調に飛ばします。新幹線ができたら湖西線も3セク化されるのでしょうかね。大阪までの新幹線は東海道の代替機能も言われているが、リニアもできるし、あまり意味がないでしょう。敦賀から先は敦賀〜永原間に新線を建設して、湖西線を活用したフリーゲージ新幹線にすればいいのでは?近江今津付近ではカミナリが鳴り、雨が強くなってきました。近江今津手前で信号待ち。大雨のため列車が遅延している模様だが、何のアナウンスもありません。JR西日本の列車運行情報を見ると普通が徐行しているので特急も当然その影響を受けるはずです。ネット情報と同じ情報が乗務員にも流れているはずだが、利用者の方には情報が流れてきません。近江今津を通過して、加速し出したなと思ったところで再び安曇川に運転停車。前の電車がつっかえていると言う理由でしたが、実は抑止でした。しばらく前の電車につっかえているという理由の放送が流れていましたが、大雨のため湖西線が止まっているという内容に変わり、運転再開の見通しが立っていないというも140816kosei683sunのになりました。19時を過ぎて、まぁ近畿圏まで戻ってきたのだから後は、何時間かかっても無事に京都まで着いてくれればいいと思っていましたが、如何せん運転の見通しが立たないこと、さらには鬱陶しいことに車内の空調の効きが悪く暑くなってきたこと、さらに眠りにつこうとしたら、後ろの席のバカが盛んにパソコンを叩きやがるので、ガタガタと振動が伝わって眠りにさえつけなかったこともあり、だんだん苛立ちを感じるようになりました。漸く20時頃運転を再開するというアナウンスが流れて、ほっとしたものの、実際動き出したのは20時30分を過ぎた頃でした。しかも超徐行運転で、近江舞子あたりまでノロノロ運転が続きました。近江
舞子からまともに走り出したかと思ったら、志賀から比叡山坂本まで雨も降っていないのに雨量規制のためか徐行運転。比叡山14_08_16_9117坂本を過ぎてからまともに走り出したかと思えば、山科手前のトンネル内で再び停止。ちょうどその前に京都への到着予定時刻が放送されましたが、その放送がすぐ嘘になるほど信号待ちが続き、トンネルを抜けて山科駅手前でもまた信号待ち。どうやら琵琶湖線も大雨でダイヤが乱れているということで、京都までずっと電車が連なっているとのこと。漸く京都に辿り着いたのは23時過ぎ。およそ4時間遅れでの到着となりました。当然ながら特急料金は払い戻しですが、如何せん京都にとどまっていては、また電車が止まるかもしれないので、高槻まで移動して高槻で払い戻しをしてもらいました。しかし、京都から高槻まで大阪行きの新快速に乗るとは思いもしませんでした。最終の2本前ですからね。最後は這う這うの体で茨木まで戻ってきましたが、長い長い青森からの白鳥を偲ぶ旅はなんとか無事終わらせることができました。

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