3月12日のダイヤ改正では783系かもめも全て787系に置き換えられて姿を消すようです。みどり、ハウステンボスでは一部残るようですが、JR九州特急のパイオニアとして一時代を築いてきた783系も徐々に主役からいよいよ本当に脇役へと追いやられていくようです。783系かもめと言えばワイド周遊券を使用して初めて長崎へ行った時に乗車しました。その時は夕方の時間帯で自由席は席にありつけないほどの混雑で、一番前のかぶりつき自由席で佐賀まで立ちっ放しだったのを思い出します。肥前山口から先の線形の悪い単線区間ではセミハイデッキの構造の先頭部は結構な揺れがあったように思います。783系のセミコンパートメントのような構造の車内は案外落ち着いて感じられ(周りの乗客にもよるが)、結構好きな車両でしたが、後継の787系や883系、885系と比べると足廻りや車内設備で見劣るところも出てきているので一線を退くのもやむなしなんでしょう。