カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

カンボジアの投資ランキング大幅上昇

2008年09月28日 | 経済
 世界銀行は、毎年全ての国(181カ国/地域)でのビジネスのしやすさをランキングした「Doing Business 」を発表しています。2009年の投資のしやすさを調査したDoing Business 2009は、2008年9月10日に発表されました。
http://www.doingbusiness.org/ExploreEconomies/?economyid=33
これによると、カンボジアは、135位と大幅に順位を上昇させました。過去の調査でカンボジアは2007年に146位、2008年に150位(178カ国/地域中)であったことを考えると、相当の躍進と言えるかと思います。投資促進のための努力が少しずつ実ってきているようです。
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新政権発足

2008年09月27日 | 経済
 7月27日の選挙から2ヶ月経ち、9月24日カンボジアの憲法記念日に、シハモニ国王ご臨席の下、国会が召集されました。国会の最初の仕事は、首相選任と大臣、次官級職員の任命承認でした。当然ながら、選挙で大勝した人民党を代表してフンセン首相が再選されました。今回も人民党とフンシンペック党の連立政権です。大臣クラスは、フンシンペック党のこれまでの大臣が何人か変わりましたが、キアットチョン経済財政大臣、チャンプラシット商業大臣等主要閣僚は不動のメンバーのままです。次官クラスも大きな変動は無かった模様です。なお、カンボジアe-governmentのページはまだ更新されておりません。

報道(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000132-mai-int
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I Love PP

2008年09月26日 | 社会・風土
 ジャワカフェの最近の展示(9月28日まで)は、Penca Evenblijさんの「I Love PP」です。PPとは、もちろんPhnom Penhのことです。プノンペンの日常を写真等で切り取った展示です。Tシャツも販売していて、衝動買いしてしまいました(写真上)
http://www.javaarts.org/
 なお、ジャワカフェについては、このブログの2008年5月18日版もご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/s/java+cafe

プノンペンの日常のたくさんの写真が貼られています。

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プノンペンでのベトナム物産展

2008年09月25日 | 経済
 プノンペンのモンディアール展覧会場で、「ベトナム物産展」が9月18日から22日まで開催されました。ベトナムの食品、衣料、電気製品、薬品・化粧品等のブースが並び、大変盛況でした。
 インドシナでの各国の経済的結びつきが強まっていることを実感させてくれました。

トラクターから生活用品まで様々なものがありました。


たくさんのブースがありました。

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投資環境視察ミッション

2008年09月24日 | 経済
 日本ASEANセンター主催の「カンボジア投資環境視察ミッション」が、9月15日から20日まで来られました。約20名の参加者は、繊維や機械のメーカーの方や銀行の方、検査会社や商社の方でした。今回のミッションでは、カンボジアの投資受け入れ窓口であるカンボジア開発評議会への訪問(写真上)や、ソクアン副首相との面会(写真下)、数多くの工場見学、プノンペンとシアヌークビルの経済特別区の視察等をされました。
 大変熱気あふれるミッションで、様々な具体的な質問が飛び交い、日本からの投資を呼ぶためにカンボジアが努力すべき点等も指摘されました。今後の日本からの投資が大いに期待されます。
 なお、日本ASEANセンターでは、10月1日(東京)、3日(名古屋)、6日(福岡)で、カンボジア投資セミナーを予定されています。また、次回のカンボジア投資ミッションは、来年2月(2月1日から7日)の予定とのことです。
http://www.asean.or.jp/invest/event/index.html

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救急車出動!

2008年09月23日 | 一般
 日本のNPO「TICO (Tokushima International Cooperation)」は、カンボジア・プノンペンで、「救助及び救急搬送システム構築事業」を実施されています。その活動を見学する機会がありました。
 デモンストレーションでは、訓練された救急隊が、救急車を使って、交通事故に会った人を救助するという想定を見せて頂きました(写真上)。迅速で息の合った救助を見て、大変感銘を受けました。また、これまでの出動の際の写真等も含めてご説明を頂きましたが、本当に役立っている良い事業であることが、大変良く分かりました。
 今後、更に救急車や通信システムの拡充、救急隊のトレーニングをされていくとのことで、大いに応援したいと思わせてくれる事業でした。
 「救える命を救いたい」を合言葉に、24時間体制で救急隊と過ごしている若い日本の方(女性)や、専門知識豊富な方々の熱意あふれる活動には、いつもながら本当に頭が下がります。

 なお、プノンペンで救急車を呼びたいときは、「119」番に電話してください。

TICOのサイトです。詳細はこちらをご覧ください。
http://www.tico.or.jp/

手作りの部分もある救急車。装備は充実しています。

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アプサラダンスの見られるレストラン「ヴァイヨ・トンレ」

2008年09月21日 | 生活環境
 リバーサイドにある小さな観光レストランです。土曜日の夜には、子供たちのアプサラダンスを見ることもできます。団体観光客も来るこのお店は、思ったよりも小さく、踊る場所も店の一角なのですが、そのためもあってか、親近感を抱かせるところがあります。料理は、クメール、タイ、洋食(パスタ、ピザ等)です。
 今回は、オーストラリア人の団体旅行客と一緒でしたが、アプサラダンスでは、大変盛り上がっていました。子供たちの踊りは、とてもほほえましいものでした。なお、お店の名前は、「川風」という意味です。
 小さなお店なので、後ろの席ですと踊りがちょっと見づらいので、良い席を予約していかれたほうが良いようです。

住所 #237, Sisowath Quey
電話 012 847 419

店名は川風の意味です。


ライスはなぜかハート型です。
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南部回廊を走る(その4:ポイペト国境~プノンペン)

2008年09月20日 | 経済
 南部回廊のカンボジア側です。国道5号線となります。6月に訪問した際には、工事中だった国境~シソポン間50kmの舗装工事がほぼ完了していました(写真上)。残るは、橋梁1箇所と国境の町、ポイペト市内の工事が残るのみとなっていました。国境からプノンペンまでは、約450km、7時間ほどの旅です。途中、休憩を取られるなら、バッタンバン、プルサット、コンポンチュナン(いずれも州都)がお奨めです。
 なお、道路の規格が、タイよりは落ちますので、安全運転にご留意ください。また、今回は、最後の部分で暗くなってしまいましたが、夜間の走行には危険もありますので、この点にもご留意ください。

このブログの2008年7月14日版(ポイペト国境への道)もご覧下さい
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/a291525049feafce2322eceb62970bbf

国道5号線バッタンバン付近
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南部回廊を走る(その3:チャイチャイ経済特別区)

2008年09月18日 | 経済
 ポイペト国境近くでは、チャイチャイ経済特別区の建設が進められています。この経済特別区(SEZ)は、タイとの国境も近く、また来年からは、新しい国境窓口も建設に入るとのことで、タイとの関係を持つ企業は、興味を持たれるものと思います。現在のところは、工事が始まったばかりで、道路も未完成ですが、既に工場の建設工事も始まっており、今後の発展が期待されます。
 なお、現時点では、国道5号線と特区、新国境をまっすぐ結ぶ予定の道路が建設中のため、未舗装の田舎道をたどって行く必要がありますので、現地を視察される場合には、現地を良く知っている方の案内があったほうが安全です。

開発を待つ経済特別区

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南部回廊を走る(その2:ポイペト国境)

2008年09月17日 | 経済
 ポイペト国境には、カンボジア側にカジノが立ち並び、活発な物流もあって、活況です。タイ側には、2階建てのバスが次々に到着してきます。また、国境付近には、トラックも列をなしていました。
 ただ、タイとカンボジアの間では、まだ原則として、トラックの行き来ができないので、タイのトラックで運んできたものをカンボジアのトラックに積み替える必要があります(またはその逆)。国境から、1~2kmのカンボジア側に、トラック専用の積み替え場があり、ここで、両国のトラックを並べて、積み替えが行われています。ここには税関の出先もあって、通関手続きもされています。
 写真上は、国境の橋です。左側に並ぶ国旗が途中で変わっています。国境を越えるとき、両国の税関の間(約500メートル)は、普通の車は通れないので、スーツケース等の荷物はリヤカーに運んでもらいます。なお、パスポートチェック等の国境の書類手続きはスムーズでした。

このブログの2008年7月15日版(ポイペト国境)もご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/7698671cee7e0f059594703a3054e87b

タイ側に続々到着する豪華な2階建てバス


タイ側。荷物をトラックからリヤカーに積み替えています。


国境。大型トラックとリヤカーが行きかいます。


カンボジア側(国境から約1km)の荷物積み替え場。タイのトラックからカンボジアのトラックに人力で積み替えていました。

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南部回廊を走る(その1:バンコク~ポイペト国境)

2008年09月16日 | 経済
 今般、大メコン圏(GMS)の南部回廊(バンコク~ポイペト国境~プノンペン)を陸路で走破する機会がありました。
 南部回廊は、バンコク(タイ)~プノンペン(カンボジア)~ホーチミン(ベトナム)を結ぶ経済回廊で、第二東西経済回廊とも呼ばれています。日本企業の集積が進むバンコクとホーチミンを結ぶため、日本からも熱い視線が注がれています。
 まずは、タイ国内です。バンコクから、高速道路(7号線)を走り、その後、国道314号線、新しい国道359号線、国道33号線を経て、ポイペト国境へ向かいます。高速道路は、片側4車線の堂々たるものです(写真上)。国道もほとんどが、片側2車線の高速設計です。また、最近、片側1車線ながら、国道33号線よりも20Kmほど短い国道359号線が開通し、更に便利になっています(写真下)。バンコクから国境までは、約250Km,、4時間ほどの旅です。


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カンボジア投資セミナー in バンコク

2008年09月15日 | 経済
 バンコク日本人商工会主催の「カンボジア投資セミナー」が、9月11日、タイ・バンコクのスコータイホテルで開催されました。セミナーには、商工会の会員企業等から117名の参加を得て大変な盛況でした。
 セミナーでは、篠原大使(在カンボジア)や、中原カンボジア日本商工会長から、カンボジアへの投資についての講演がなされました(写真上:講演される篠原大使)。また、経済、投資、関税の各JICA専門家から、カンボジアの投資環境等について詳細な説明がなされました。
 セミナー終了後の個別相談も2時間以上となり、カンボジアへの投資を具体的に検討されている日本企業の方々が熱心に質問されていました。
 日本企業のカンボジアへの興味が高まってきたことを実感させられました。

バンコク日本人商工会議所のページ
http://www.jcc.or.th/Home/news_detail.asp?ID=2569

会場は、満員で盛況でした。

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クメールレストラン「ボートヌードル」

2008年09月13日 | 生活環境
 昔ながらのクメール風住宅を使ったクメールレストランです。階段で2階に上がると、伝統的な室内のお座敷席もありますが、お勧めはオープンテラス席です。緑に囲まれた木造テラスで、風に吹かれながらの食事は、気分のいいものです。
 店名にもあるように、麺類も豊富ですので、ランチにも良いかもしれません。

住所 #8B, St. 294, corner of St. 9
電話 012 774 287

2階ながら緑に囲まれた木造テラス


店名にもあるように麺類が豊富。手前は、ピリ辛のトムヤム・ヌードル。


目にも鮮やかな野菜炒めと魚のアモック。食器もセンスが良いです。

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長期滞在用プチホテル「フランジパーニ」

2008年09月12日 | 生活環境
 プノンペン中心部にあるプチホテルです。キッチンもあるので、長期滞在の方にも良いかと思います。室内はコンテンポラリーな感じですが、建物はシックで、60年代にモダン・クメール様式で建設されたものとのことです。入り口を入ったところにあるカフェもオープンな感じでありながらグリーンに囲まれて落ち着いた雰囲気です。料金もリーズナブルなレベルです。場所は、モニボン通りとシアヌーク通りの交差点のすぐ裏(北東)です。詳細は、サイトをご覧ください。
このホテルのオーナーとは、ちょっとお知り合いです。

http://frangipanihotel.com/content/view/14/32/
住所 #20R, St.252
電話 023-212-100
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クメール焼肉レストラン「ランギエ・スロッ」

2008年09月11日 | 生活環境
 プノンペン中心部にある、クメール焼肉レストランです。ガスコンロに牛の形の鉄板を載せて、その上で、牛肉、豚肉、シーフード、野菜等、お好みで焼いていきます。肉類は、卵を絡ませてから焼くのがクメール風らしく、ちょっとピカタのような感じに焼きあがります。なお、店名の「ランギエ・スロッ」は、あざやかな夕暮れと言う意味のようです。
 プノンペンの大きなレストランには、各ビール会社からのキャンペーンガールが派遣されています。このレストランには、3リットル入りの「ビールタワー」がありました。私も初めて見ましたが、写真下のように真ん中に氷を入れたチューブが入っていて、各テーブルで最後まで冷たく飲めます。
 半分屋外のこのレストランで、風に吹かれながら、焼肉とビールと言うのも乙なものです。

住所 #15A, St. 178
電話 016 20 54 54

地元のビール「ABC」のキャンペーンガールとビールタワー
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