カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

フン・セン首相表明 2018年までに最低賃金160ドルへ

2015年04月30日 | 経済
 4月19日、フン・セン首相は、与党人民党の目標として、2018年までに労働者の法定最低賃金を月額160米ドル(約1万9000円)、公務員と軍人の給与を月100万リエル(約2万9800円)まで引き上げると明らかにしました。現在、最低賃金は128ドルのため、平均毎年8%程度の引き上げとなります。
 カンボジアの最低賃金は2014年2月に、それまでの80ドルから100ドルに、今年初めにはさらに128ドルまで引き上げられています。急激な賃金の上昇や予測不可能な動きは海外投資家に懸念を与える材料となっているものと見られています。カンボジア縫製製造業協会(GMAC)は、2015年1月~3月に縫製業へ新規参入した企業数が前年同期よりも減少したとしています。ケン・ルー事務局長は、同期に製品を輸出した縫製工場数の増加数は、前年同期の40工場から13工場に激減したと述べました。
 このような中で、フン・セン首相が、安定的で漸進的な賃金の引き上げを目標として発表したことは、海外の投資家に安心感を与える効果があるものと見られます。最低賃金について政労使の三者で協議する労働諮問委員会でも、同様な中期的見通しについて合意されることが、今後の投資誘致についても好影響を与えることになるとみられ、今後の前向きの討議が期待されます。


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ドーナッツのクリスピー・クリームがカンボジアに進出へ

2015年04月29日 | 経済
 4月20日、アメリカのドーナツチェーン大手クリスピー・クリーム・ドーナツは、タイのRMAグループ傘下にあるカンボジアの外食事業会社エクスプレイス・フード・グループ(EFG)と提携し、5年以内にカンボジアで10店舗を展開すると発表しました。
 RMAカンボジアのセイリング・ゴーン最高経営責任者(CEO)は、「出店場所はまだ決まっていないが、第1号店は年末にオープン予定」と話し、カンボジア市場について「カフェやベーカリーが増えているが、米式ドーナツはまだニッチ市場だ」と強調しました。
 EFGは、プノンペンとシェムリアップの国際空港で15の飲食店も運営しています。フランチャイズではタイ系「ザ・ピザ・カンパニー」や米ソフトクリーム「デイリークイーン」を手掛けています。
 クリスピー・クリーム・ドーナツはニューヨーク上場で、タイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシアを含む24カ国で1,000店舗以上を展開しています。2006年に日本に進出し、新宿サザンテラスに1号店ができた際は、毎日長い行列ができたことでも有名でした。

クリスピー・クリームの新聞発表(英文です)
http://hotnews.krispykreme.com/press-release/corporate/krispy-kreme-bring-its-signature-sweet-treats-cambodia


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観光関連ライセンスの発給を電子化

2015年04月28日 | 経済
 4月20日、カンボジア観光省は、観光関連事業者及びツアーガイドのライセンスをオンラインで登録できるシステムを立ち上げました。2016年までに従来のシステムからの移行を完了したいとしています。これまで長い時間を要していた観光関連のライセンスが、電子化により申請から3日で発給されるようになります。ライセンスの期限がくる1カ月前に通知も行うとのことです。
 観光省によれば、システムの電子化は、ライセンスの登録プロセスを簡素化する行政改革の一環であり、民間部門にとって不必要な障害を削減することを目的としています。また、企業にIDとQRコード(二次元バーコード)が発行されるため、企業の管理が容易になり、税収増につながると期待されます。観光省は、2016年までにはこれまで無認可で営業していた事業者の30%近くが登録すると予想しています。
 カンボジア旅行代理店協会のアン・キム・エアン会長は、ライセンス発給の電子化は、観光業界にとって時間と費用の節約になるとともに、無認可企業が減ることで公平性が確保されるとして、新システムの導入を歓迎しています。
 昨年カンボジアを訪れた観光客は450万人で、観光収入は30億ドル(約3,580億円)に上り、62万人以上の雇用を創出しました。2014年時点での国内のホテルは940棟、ゲストハウスは1,571棟、レストランは1,399店、旅行会社は864社、リゾートは335カ所、ツアーガイドは5,000人以上となっています。


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2015年04月27日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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シェムリアップで大停電

2015年04月27日 | 経済
 4月22日夜から、アンコールワットの町、シェムリアップが大停電に見舞われました。原因は、降雨と強風により、タイからの送電線の電柱が倒壊し、送電線が切断されたためです。送電電柱は合計24本も倒壊したとのことです。
カンボジア電力公社(EDC)は、プノンペンから技術チームを派遣し、22日夜半から復旧作業に入ったとのことです。また、10.5MWの発電機を稼働し、シエムリアプ市内主要部への電力供給を再開しました。電力公社は、タイからの主要送電線の完全復旧には5日間程度必要としています。
 シェムリアップは現在のところ、タイからシソポン経由の115KV送電線に主要な電力供給を頼っている状況です。シェムリアップには、日本の支援による10.5MWの発電所、8.3MWの民間発電所がありますが、共に小規模で、需要を満たすには不十分とされます。2019年をめどにシェムリアップからコンポントム経由でコンポンチャムまでの230KV送電線を建設する計画もあり、完成後は、電力供給の安定化が期待されます。


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プノンペン日本人学校が開校

2015年04月26日 | 生活環境
 プノンペン日本人学校では、4月20日に始業式、4月22日には第1回入学式が執り行われました。待ちに待った日本人学校の開校は、日本からの投資誘致にも大きな効果があるものと期待されます。
 プノンペン日本人学校は、生徒数(小学校と中学校)21名、教職員数15名でスタートしました。三浦信宏校長先生は、学校の基本方針として、「学校は何より楽しいところでなければならないと思います。また子供たちが新しい体験を通して学び、同時に多くの人と触れ合う中で、人間として自立の基礎を培う場でなければとも思います。学ぶ喜びを味わえ、充実感を味わえる楽しい学校になるようにと考えています。」とお話されています。
 プノンペン日本人学校の今後の発展を祈念したいと思います。

プノンペン日本人学校のフェースブック
https://www.facebook.com/jsppcambodia


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カンボジアフェスティバル2015 東京で開催

2015年04月25日 | 社会・風土
 4月25日(土)と26日(日)、東京・代々木公園ケヤキ並木でカンボジアフェスティバル2015が、開催されます。NPO法人在日カンボジアコミュニティの主催で、在日本カンボジア王国大使館、在日カンボジア留学生協会などとの共催です。時間は、10時から19時です。日本カンボジア友好条約署名60周年記念として開催されるもので、本格的なカンボジアのフェスティバルとしては、日本で初めてとのことです。日本企業の投資先として注目を集めているカンボジアの現状などについて、10年以上前からカンボジアで企業活動を行なっているKURATA PEPPER代表・倉田浩伸氏や、クロマーツアーズ代表・西村清志郎氏の講演も行われます。
 会場には、IKTTやクロマーツアーズ等の多くの展示ブースが出展されるとのことです。バーイアモックやカボチャプリンといったカンボジア料理も味わうことができます。また、イベントステージでは、カンボジア王国伝統舞踊団による伝統舞踊、カンボジアから来日する歌手、俳優、お笑いタレントなど6名によるショー、ワールドシップオーケストラによる演奏や民族衣装ファッションショーが行われます。
 日本の方々にカンボジアを知っていただく良い機会になるものと期待されます。


カンボジアフェスティバル2015のサイト
http://www.cambodiafestival.com/


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日本カンボジアICTフォーラム

2015年04月24日 | 経済
 4月7日、プノンペンにおいて、「日本/カンボジア情報通信技術(ICT)フォーラム2015」が開催されました。このフォーラムはカンボジア郵便電気通信省(MPTC) の要請により、一般社団法人日本技術者連盟が主催したものです。フォーラムには、隈丸優次大使と郵便電気通信省Prak SOKHONN大臣をはじめとして、日本側からは、民間12社の代表、総務省関係者等38名、カンボジア側からはMPTC、政府関係者、民間組織からの参加者等254名が参加しました。
 フォーラムは、カンボジアの情報通信振興に中心的な役割を果たしているカンボジア政府関係者や情報通信関係事業者に対して、日本の情報通信技術や電気通信製品の優位性を紹介するとともに、カンボジアの情報通信基盤市場について、電子政府システム構築とサイバーセキュリティ強化などのカンボジアの抱える課題を中心に紹介することにより、日本とカンボジアの情報通信の振興、人材の育成及び国際競争力の向上に寄与することを目的としたものです。3つのセッションで構成され、電子政府の構築、サイバーセキュリティ、過疎地域におけるICTアプリケーション、ICT標準化、データセンター構築などの話題を中心に議論が行われました。

一般社団法人日本技術者連盟の発表
http://www.ttc.or.jp/j/info/topics/topics20150413/


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世界銀行 東アジア・大洋州地域 半期経済報告 カンボジアは引き続き好調

2015年04月23日 | 経済
 4月13日に世界銀行は、東アジア・大洋州地域半期経済報告(2015年春)を発表しました。この報告書は、年2回春と秋に発行されています。
 カンボジアの2014年の成長率についてはこれまでの予測(7.2%)から若干引き下げて7.0%と予測しています。2015年はこれまでの7.5%から6.9%に予測を引き下げました。2016年は6.9%、2017年は6.8%と見込んでいます。世界銀行では、主要輸出品の縫製品輸出の伸びの鈍化(2013年17.6%→2014年9.2%)、観光客数の伸びの鈍化(2013年17.5%→2014年6.9%)があったものの、経済成長が引き続き好調であることを評価しています。物価上昇率は、石油価格の低下等を盛り込んで、大幅に引き下げて2014年1.2%(前回5.0%)、2015年1.5%との予測です。懸念としては、カンボジアは高度にドル化した経済であるため、ドルが大きく上昇(対ユーロ、対円)していることが、輸出に影響を与える可能性があるとしています。なお、今年については、国際原油価格の下落がカンボジア経済には好影響を与えるとみており、GDP成長率を0.5%ポイント押し上げると予測しています。国内のガソリン価格の20%の低下により、平均して消費を1.5%押し上げる効果があるとしています。
 また、貧困率の大幅低下も高く評価しています。カンボジアの貧困率は、2004年の50.2%から2012年には17.7%に低下しました。その主要因は、主要農産品のコメの価格の上昇によると分析されています。更に、購買力平価(PPP)ベースで1.25ドル/日を基準とすると、カンボジアの2012年の貧困率は6.0%であり、周辺諸国(ラオス:28.8%、フィリピン:15.4%、インドネシア:10.9%等)を大きく下回っています。所得の平等度を表すジニ係数(ゼロに近いほど平等、1に近いほど不平等)も、カンボジアは0.288と非常に低く、周辺諸国(中国:0.479、フィリピン:0.46、マレーシア:0.41、インドネシア:0.40、タイ:0.39、ベトナム:0.36)と比べても格段に高い平等度を維持しています。
 今後の課題としては、投資環境の改善による外資誘致による産業多様化と競争力強化、コメの生産性と品質の向上、精米・運搬コスト低減による競争力強化、保健・教育への投資による貧困対策等があげられています。

世界銀行の新聞発表(日本語)  
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2015/04/13/developing-east-asia-pacific-growth-remains-robust-in-2015

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東洋建設 シアヌークビル港の工事に着工

2015年04月22日 | 経済
 4月14日、東洋建設株式会社と前田建設工業株式会社は、カンボジアのシハヌークビル港湾公社から受注した「シハヌークビル港多目的ターミナル整備工事」に着工したと発表しました。この事業は日本政府が独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款にて実施されるものです。受注金額は、全体で約51.3億円(うち東洋建設受注額約35.9億円)で、2017年7月に竣工予定とのことです。
 カンボジア唯一の大水深港であり、経済活動の拠点港でもあるシハヌークビル港は、カンボジアの堅調な経済成長に伴い、取扱貨物量が毎年10%を超える増加を続けています。一方、コンテナ貨物以外の一般・バルク貨物は、現在のところ小規模な既存埠頭で取り扱われており、需要の増加に対応できない状況にあります。 今回の工事は、これらに対応するためのバルク貨物埠頭やオイルサプライベースからなる多目的ターミナルを整備するもので、貨物取扱能力の向上によって貿易が増加し、同国の経済発展につながることが期待されています。
(上の完成予想イメージは東洋建設のサイトより)

東洋建設の新聞発表
http://www.toyo-const.co.jp/topics-5543


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IMF 世界経済見通し2015 カンボジア経済は引き続き好調

2015年04月21日 | 経済
 国際通貨基金(IMF)は、毎年2回世界経済見通し(WEO)を発表しています。
 4月14日に発表されたWEO2015では、カンボジアのGDP成長率を、前回とほぼ同じと予測しています。2015年7.2%(前回7.3%)、2016年7.2%と好調が続くとしています。また、2017年以降も2020年まで7.3%~7.4%の成長が続くと予測しており、中期的にも好調な成長が続くとしています。一人当たりGDPも、2013年に1000ドルを突破して1018ドルとなり、2015年は1146ドル、2020年には1637ドルに達すると見ています。物価上昇率は、最近の原油価格の下落を織り込んで今年の予測を大幅に引き下げています。2014年3.9% (前回3.8)%、2015年マイナス0.3% (前回3.2%)、2016年2.5%と見込んでいます。原油価格の下落等により国際収支も改善するとしていて、経常収支の赤字(対GDP比)も2014年12.0%、2015年10.0%、2016年9.3%と減少を続け、2020年には5.3%まで縮小すると予測しています。

国際通貨基金(IMF) 世界経済見通し(和文新聞発表)
http://www.imf.org/external/Japanese/pubs/ft/survey/so/2015/NEW041415AJ.htm


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2015年04月20日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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カンボジア農業改良普及政策

2015年04月20日 | 経済
 カンボジア農林水産省は、農業改良普及政策を策定中で、2カ月程度で完成させたいとしています。政策のポイントは、農業の生産性向上と効率向上を図るため、農民が入手しやすい技術と情報を導入することにより、農業セクターを振興することにあります。具体的政策は5本柱で、農業普及に関する規制体制の強化、担当職員と関連機関の能力強化、負担可能で実践的な農業技術の導入、情報とメッセージの発信の改善、情報発信システムの改善から構成されています。特に、農業普及専門家が更に2000名程度必要であり、その育成と配置が重要とされています。
 カンボジアは、人口の8割が農村部に住み、労働人口の7割が農業に従事しています。しかし、農林水産業生産はGDPの3割を切るレベルとなっており、農業の生産性向上によるカンボジア経済の下支えが、地方経済や貧困層を支える重要な意義を有しています。今年で終了するライスポリシーに引き続き、カンボジア政府や援助機関が協力して農業の発展に取り組んでいくことが期待されます。

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明るい居酒屋 バオバブ

2015年04月19日 | 生活環境
 プノンペン南部に新たな居酒屋「バオバブ」が開店しています。場所は、アジアのすぎたつがあったところをそのまま使っています。昭和レトロな雰囲気の内装です。小さなお店で10人ほどしか入れませんが、お客さんでいっぱいの盛況でした(私は入ったことがないのですが、奥に秘密のお部屋もあるらしいです)。おつまみ類を中心としたメニューですが、しまらっきょやソーキそば等の沖縄系の料理が売りです。美味しいと評判のとろろそばを頼みましたが、なかなかの味でした。お値段は、前のお店と比べるとだいぶ値上がりしていますが、それでもリーズナブルなレベルです。ワイワイしたい方にお勧めです。

バー&グリルBaoBab
#111, St. 398
0885170409
https://www.facebook.com/pages/BaoBaB/1556023397978984
http://abcdeco777.wix.com/baobab-hp


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サッカーワールドカップ2次予選 カンボジアは日本と同じ組に

2015年04月18日 | 社会・風土
 4月14日にサッカーワールドカップ2018年ロシア大会の2次予選の組み合わせ抽選会がマレーシア・クアラルンプールで開催されました。史上初めて1次予選を突破し、2次予選に進んだカンボジアは、なんと日本と同じE組となりました。その他のE組の国は、シリア、アフガニスタン、シンガポールとなりました。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本の50位に対し、シリアは126位、アフガニスタンは135位、シンガポールは162位、カンボジアは179位となっています。
 プノンペン・クラウンFCに所属するMFヴァ・ソクソーンは「日本については凄いとしか言いようがない。カンボジア人は本田と香川が大好きで、対戦できることはとても嬉しい。」とコメントしています。
 2次予選は来年3月まで開催され、40チームが8組に分かれてホームアンドアウェー方式で争い、各組1位と、2位のうち成績上位4チームの計12チームが最終予選に進むこととなっています。日本とカンボジアの試合は、9月3日に日本で、そして11月17日にカンボジアで行われる予定です。日本代表チームをカンボジアで見ることができると思うと大変嬉しいです。


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