カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

クメール料理

2007年11月30日 | 生活環境
 プノンペンで生活していると、日本料理もフレンチもイタリアンも中華もベトナムもタイも、何でもありますので、クメール料理を食べる機会が逆に少なくなってしまいます。
 しかし、クメール料理は、ベトナム料理と同様に、日本人の口に合う料理ではないかと思います。ご飯、お米から作る麺等を主食として、野菜と魚をおかずにするヘルシーな料理です。
 今日は、職場から近い「カルメッテ」というクメールレストランでランチです。お世辞にも立派とはいえない店構えではありますが、規模も大きく、お客さんがどんどん来ています。店員さんたちも、白のブラウスに黒の長めのスカートという清楚ないでたちで、礼儀もきちんとしています。本日のメニューは、ソムロー・マチューユオン(酸味の利いた魚のスープ)とご飯です。スープには、淡水魚と思われる白身の魚とたっぷりの野菜、酸味を出すためのトマト、パイン、レモングラス等が入っています。ご飯は、大きなボウルから店員さんがサーブしてくれて食べ放題です。飲み物は、もちろんいろいろありますが、今日はココナッツにしてみました。これで合計3.5ドル(約400円)。当地の方にとっては、リッチな昼ごはんということかもしれませんが、外国人にとってはお手軽な値段です。
 なお、カンボジア料理については、平野久美子さんが書かれた「カンボジアは誘う」(新潮社 1600円)に詳しく載っています。興味のある方は、是非お読みになってみてください。レストラン「カルメッテ」もこの本で紹介されています。
http://www.mekong.ne.jp/books/culture/020301.htm
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日本橋

2007年11月29日 | 社会・風土
 プノンペンの北側、国道6A号線がトンレサップ川を渡るところに、通称「日本橋」(チュルイ・チョンバー橋)がかけられています。この橋は、内戦で破壊されていましたが、1994年に日本からの援助でかけなおされ、日本・カンボジア友好の象徴的事業となっています。橋の袂には、記念碑も建てられています(写真上)。
 また、この橋は、カンボジアの500リエル札の図柄ともなっています(写真下)。→【訂正】→お札の橋は、コンポンチャムに架かる絆橋だそうです(「店長」さん、コメントありがとうございます。)


 橋を渡ると、大レストラン街が広がっているそうですが、まだ訪問する機会がありません。
 
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カンボジアの祝日 2008年

2007年11月28日 | 一般
 来年のカンボジアでの祝日です。なお、土曜日、日曜日と重なった場合には、翌月曜日が休日になります。また、連休の場合は休日が1日延長されます。休日の数は、合計25日となります。日本は合計15日ですから、ずいぶんと多いことになります。また、3連休が4月、5月、9月、11月と4回もあるのが特徴になっています。11月の水祭りのときは、独立記念日(振り替え休日)と繋がるので6連休です。
(日本語では、下記のアドレスもご参照ください。)
http://www.sketch-travel.com/cambodia/holiday/

2008年 祝日名とその由来、当日の行事等
1月1日 International New Year Day
1月7日 Victory Day Over Genocide
2月21日   Meak Bochea Day:
Buddhist Ceremony held during the full moon of the month of Meak Bochea in commemoration of the spontaneous gathering of the monks to listen to the buddha's preaching.
3月8日 (10日) International Women's Day
4月13・14・15日(16日) Khmer New Year Day:
The New Year Festival spans three days following the end of the harvest season. People clean and decorate their houses with altars of offerings. People play many traditional games at this time of the year.
5月1日 International Labor Day
5月13・14・15日 King's Birthday, His Majesty Preah Bat Samdech Preah Boromoneath NORODOM SIHAMONI:
Festivities are held throughout the capital city.
5月19日 Visak Bochea Day: Buddha's Birthday
5月23日 Royal Plowing Day:
Bonn Chroat Preah Nongkoal (Royal Ploughing Ceremony). The Royal Ploughing ceremony starts the planting season. It is performed by a man (King of Meakh) who leads the yoke and plough, and a woman (Queen Me Hour) who sows seeds. The sacred cows are led to silver trays containing rice, corn and other foods. Based on their choice, predictions are made for the coming year.
6月18日 King's Mother Birthday, Norodom Monineath Sihanouk
9月24日 Constitutional Day
9月28・29・30日(10月1日) Pchum Ben Day:
Phchum Ben is a celebration where people bring offerings to the Monks, and spend a day of worship at the pagoda.
10月29日 King's Coronation Day, Norodom Sihamoni
10月31日 King's Father Birthday, His Majesty Preah Bat Samdech Preah NORODOM SIHANOUK's Birthday:
Festivities are held throughout the capital city.
11月9日 (10日) Independence Day:
The date Cambodia achieved independence from France in 1953 is marked by a parade of spectacular floats highlighting the nation’s achievements.
11月11・12・13日 Water Festival:
Bonn Om Touk (Water and Moon Festival). A three-day festival not only marks the reversing of the current in the Tonle Sap river but ushers in the fishing season as well. The highlight of this event is the boat race in which more than 200 teams compete over three days for the top prize. As night falls, fireworks light the sky and a lighted flotilla of boats sail under the full moon.
12月10日 International Human Rights Day:
A festival of many traditional dance forms
(出典;カンボジア観光省等)
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日本航空がシュムリアップに登場

2007年11月27日 | 経済
 これまで、日本からカンボジアには直行便がなく、バンコクやホーチミンで乗り換えてくる必要がありました。11月20日、関西空港を飛び立った日本航空のチャーター便が、シュムリアップ国際空港に、初めて到着しました。初便は、74名の日本人を運んだとのことです。
 JALの発表によりますと、今年度(来年3月まで)、成田、関西、中部の各空港から合計20~30便の運行を計画しているとのことです。日本からは、直行なら5-6時間で到着しますので、現在年間12万人程度の日本人観光客の更なる増加が期待されるところです。

JALの発表
http://www.jal.com/ja/press/0001144/img/JGN07087.pdf#search='JAL%20カンボジア%20チャーター'
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水祭り その3 お祭り広場

2007年11月26日 | 社会・風土
 シアヌーク通りがトンレサップ川にぶつかるあたりは、芝生の広場になっていますが、水祭りの間は、ここにたくさんのお店が並びます。メインは、食品や飲料、化粧品等様々な企業のブースです。大ボリュームの音楽を流しながら、パンフレット等をばら撒いています。一番川に近いところは、屋台(写真上)がたくさん出ていて、芝生にござを敷いた特設の宴会場となっています。また、ダーツゲームや輪投げといったゲーム屋台(写真下)も出ています。大変な人数を集めていました。

 夜になると、人出はさらに増えて、簡単には歩けないほどです。でも。みんな楽しそうで、「平和」を感じさせてくれます。
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水祭り その2 花火とエレクトリカル船

2007年11月25日 | 社会・風土
 水祭りは、満月の夜です。24日が満月でしたので、空にはきれいな満月が浮かんでいました。
夜になると、川に「エレクトリカル船」(と勝手に呼んでます)が現れます。きれいな電飾で、カンボジアの地図や、王家の紋章等を浮かび上げています。これらの船は、王宮、上院、下院、内閣、司法省、政府軍が、それぞれ準備したものだということです。
 さらに、トンレサップ川の王宮前あたりから、花火が打ち上げられます。川面に映えるエレクトリカル船と花火の組み合わせは、ほのぼのとした中に華やかさが加わって、いい感じです。
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水祭り その1 ボートレース

2007年11月24日 | 社会・風土
 11月23日から26日まで、カンボジアは「水祭り(Water Festival)」で4連休です。プノンペンの街もお祭りの雰囲気で一杯で、楽しげな人々が街にあふれています。
 まずは、メインイベントのボートレースです(写真)。カンボジア全土から、400隻ものボートが集まり、トンレサップ川でレースを展開します。ゴールは、王宮前で、ここには、VIP席に加えて、外国人用の特別席も設けられています。この席に入るための特別パスは、事前に観光省に行くと無料で簡単にもらえました。特別席に案内してくれたのは、写真のSさん(21歳)。英語もよく話す才色兼備の大学生です。

ボートにはいろいろな種類がありますが、一番多いのは、60人ほどが乗る細いボートです。近づくと結構な大きさです。また、立ったまま漕ぐタイプの船や、20人ほどが乗る小型の船等もあります。ルールはよくわからないのですが、2艘が一組でレースをして勝ち抜けるようです。本気で勝ちにきている船もあれば、外国人を交えた楽しそうな雰囲気の船もあります。女性だけの船もありました。このボートレースは、テレビで全国に放映されています。
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国際協力銀行 手続きセミナー

2007年11月23日 | 経済
国際協力銀行(JBIC)は、日本の政府機関として、カンボジアに対し政府開発援助(いわゆる円借款)を供与し、港や電力、通信等の建設を支援している機関です。
 今回は、JBICが主催する手続きセミナーを見学する機会がありました。JBICは、カンボジアでは、シアヌークビル港、カンボジア成長回廊の通信基幹ネットワーク(光ケーブル)、電力ネットワーク(送電線)等の建設を支援しています。これらの事業に関係するカンボジア政府機関の職員を対象に、調達(入札や契約)の手続き、貸付実行(実際のお金の流れ)の手続きを解説されていました。参加者は40名ほどで、質問も活発に行われていました。
JBICのカンボジアへの円借款の金利は、年0.01%という非常に低いもので、今後の活用が期待されているとのことです。
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ナイトマーケット カンボジアでも一村一品運動

2007年11月22日 | 社会・風土
プノンペンを流れるトンレサップ川の川岸で、毎晩「ナイトマーケット」が開催されています。このマーケットでは、手工芸品、洋服・財布等の布製品、食料品、お土産品等が売られています。また、NGOによる、伝統舞踊のショーもおこなわれていました。
価格は、外国人にとっては、とても安いものが多いようです。コーヒーも上級品が一箱5000リエル(150円)ほどでした。
 このナイトマーケットは、フンセン首相が委員長を務める「一村一品委員会(OVOP: One Village One Product National Committee)」が主催しています。日本が発祥の地である一村一品運動が、カンボジアでも盛んに行われているのは、大変うれしく感じられます。
なお、今のところ、夕方以降にしか開催されていないようです。暗いところもありますので、十分注意してお出かけください。
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公共財政管理改革プログラム(PFMRP)

2007年11月21日 | 経済
 カンボジアは、内戦から立ち直ってまだ日が浅い途上国ですので、さまざまな問題があり、それらを地道にひとつずつ解決していく必要があります。
 現在、カンボジア政府が取り組んでいる改革のうち、もっとも重要なもののひとつが、公共財政管理改革プログラム(PFMRP: Public Financial Management Reform program)です。フンセン首相、キエットチョン経済財政大臣が強力に推し進めている改革で、日本を始めとする各国(フランス、イギリス、オーストラリア、スウェーデン等)、国際機関(世界銀行、国際通貨基金、アジア開発銀行等)が支援を約束し、進められてきています。2004年に合意されたこのプログラムの対象期間は、2005年から2015年までの11年間(!)です。この期間中、4つのステージを設けて、一歩ずつ改革を進めていく計画です。
 非常に膨大な数のアクションプランが計画されていますが、大きく分けると、以下の4点です。
1. より信頼度の高い予算(A more credible budget)
2. 効果的な財務アカウンタビリティ(説明責任)(Effective fainancial accountability)
3. カンボジア政府の政策が、完全に実施可能で優先順位のはっきりとしたものとなること(The RGC’s policy agend becomes fully affordable and prioritized)
4. カンボジア政府の管理職層が、完全にプログラムの実施に対応可能となること(RGC managers become fully accountable for program performance)

詳細は、カンボジア経済財政省のHP(英語・クメール語)をご覧ください。
http://www.mef.gov.kh/PFM/pfm_main.html

11月20日に、このPFMRPについての実務クラスワークショップがプノンペンで開催されました(写真)。カンボジア政府関係者、開発パートナー(支援国や国際機関をこう呼びます)関係者、合計100人以上が集まり、計画の詳細な進行状況、今後の取り組み方針が議論されました。この結果は、今後取りまとめられて、来年から開始予定のステージ2に活かされていく予定です。

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プノンペン郊外の工場

2007年11月20日 | 経済
プノンペン郊外には、縫製産業の工場が立ち並んでいます。いまや、輸出の9割を占める縫製品(洋服類)は、カンボジア経済の稼ぎ頭です。
朝、7時前にこの工場街を訪れると、大量の女工さんたちの通勤風景に出会います。バスの屋根、トラックの荷台、ひいてはバイクやトラクターに牽かれたリヤカーに乗って、女工さんたちが工場に集まってきます。工場の正門前には、朝ごはんや飲み物を売るお店も並んでいます。
女工さんたちの賃金は、おおむね月50ドルくらい(約5500円)といわれています。朝早くからまじめに働く人たちを見ると、静かな熱気とこの国の未来を感じます。
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銀行員研修プログラム

2007年11月19日 | 経済
 国際協力機構(JICA)の技術協力で実施されている「銀行員研修プログラム」を見学する機会がありました。カンボジア銀行協会とJICA(カンボジア日本人材開発センター:CJCC)が協力して、カンボジアの各銀行やマイクロクレジット機関の職員に対し、様々な技術移転をしています。基本的な財務諸表の作り方や、財務諸表の見方、中小企業の審査の方法、さらにはバーゼルⅡまで、幅広い題材が取り扱われています。カンボジアの中小企業は銀行から借り入れを体験したことがないものも多く、銀行職員の能力向上は、カンボジア経済開発にとって基本であり、重要なものとなっています。
カンボジアでは、政府からライセンスを受けているマイクロクレジット機関も17機関あり、重要な金融機関となっていますので、この研修には、マイクロクレジット機関の職員も多数参加していました。研修を受けているカンボジアの金融機関職員も積極的に発言し、熱意が感じられましたし、日本から来られている日本経済研究所や国際開発センターの講師の方々が熱意を持って取り組んでいる姿も、感動的なものがありました。
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王宮と銀寺

2007年11月18日 | 社会・風土
 プノンペンの観光の第一の目玉は、王宮、そして隣接する銀寺です。
 王宮は、1866年のノロドム王の遷都による建設に始まり、シソワット王時代の1919年にほぼ現在の形が出来上がりました。観光で見ることができるメインの建物は、即位殿(写真)です。カンボジアらしい尖塔と黄色い屋根を持つこの建物は、非常に美しく維持されており、その内部も見ることができます。また、敷地内には、ナポレオン3世の王妃(ユージーヌ王妃)からノロドム王に贈られた「ナポレオン3世の館」も見ることもできます。
 王宮の隣には、王室の仏教行事が行われる通称「銀寺」があります。その名前は、この建物の床が銀のタイルで敷き詰められていることによります。ここには、エメラルドの仏像が中央に鎮座されています。観光客的な見所としては、エメラルドの仏像の後ろにおいてあるなぜか「やせて見える鏡」とか、仏殿隣のカイラーサ山の頂上にある「頭から光を放つハイテクブッダ」等があります。なお、ハイテクブッダには、高校生らしきカップルが引きも切らずに訪れて、独特の座り方で座って頭を下げて真剣にお祈りしており、縁結びにご利益があるのではないかなぁと思わせてくれます。また、銀寺の裏には、「プノンペン3大がっかり」のひとつといわれるミニアンコールワットもありますので、ぜひご覧ください(小生には、結構細密な精巧なものと見えましたが)。
 なお、両方をあわせて、入場料は25000リエル(約6.25ドル)となっています(2007年11月現在)。

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シアヌークビル港

2007年11月17日 | 経済
前国王のお名前を冠したシアヌークビル港に行ってまいりました。この港は、カンボジアで唯一とも言っていい国際コンテナ港です。日本の国際協力銀行からの円借款(ODA)で建設されたもので、日本―カンボジアの友好関係の象徴ともなっています。
http://www.jbic.go.jp/japanese/base/release/oecf/1999/0924-j.php
http://www.jbic.go.jp/autocontents/japanese/news/2004/000104/index.htm
2006年の取扱量は、23万TEUを超えており、2002年からの4年間で40%増を記録しています。岸壁は10mの深さがあり、3万トン級のコンテナ船が着岸可能です。現在は、コンテナ15個/時間ですが、来年には円借款でガントリークレーンが増設され、コンテナ30-40個/時間に能力アップする予定とのことです。小生の日本からの船便荷物もここを通って運ばれる予定です。
プノンペンとシアヌークビル港を結ぶ国道4号線は、すっかり整備を終えており、道路状態もよく、高原を走るドライブを楽しめます。距離は約230kmで、約4時間の行程です。
増大する貨物量に対応するため、引き続き、港の整備が行われる計画とのことでした。また、港に隣接して、経済特別区(SEZ)となる工業団地を建設する計画も進行しています。
http://www.jbic.go.jp/autocontents/japanese/news/2006/000038/index.htm

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投資促進セミナー

2007年11月17日 | 経済
11月14日にプノンペンで、カンボジア経済評議会(CDC:開発や投資を促進するカンボジア政府のお役所です)と日本の国際協力機構(JICA)の共催で、日本からカンボジアへの投資を促進するためのセミナーが開催されました。
カンボジア側からは、コボルCDC副議長閣下、ソクチェンダCDC事務局長が、日本側は米田JICAカンボジア事務所長が出席されました。セミナーの基調講演は、タイ、インドネシア、ベトナムで工業団地の開発に20年以上の経験をお持ちの三瀬ベトナム経済研究所理事が担当されました。三瀬理事からは、今カンボジア政府が、日本からの投資を促進するために必要な様々な取り組みについての率直な提言が出され、カンボジア側からも高い評価がなされていました。カンボジア政府側からも積極的な発言が多くなされ、これまでの取り組みの説明がなされるとともに、カンボジアの努力について日本側の正確な理解を高めるための努力をしたいといった前向きの発言が多かったことが印象的でした。
これまでのところ、日本からカンボジアへの投資は、周辺諸国(タイやベトナム)に比べると限定されたものにとどまっていますが、カンボジアへの外国投資は着実に増加しており、日本からの投資も今後増えていくことが期待されます。
投資促進のためのJICA調査「カンボジア投資ガイドブック」はこちらをご覧ください。
http://www.jica.go.jp/cambodia/activities/index.html


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