カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

本年はご愛顧頂きありがとうございました

2016年12月31日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」を、本年もご愛顧頂きありがとうございました。2007年11月から始めたこのブログが続いておりますのも皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。また、皆様から暖かいコメントも頂き、本当に元気付けられました。

 カンボジア総合研究所では、毎日更新のブログ「カンボジア経済」、毎週月曜日にお届けするメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しております(無料です)。
 更に、NNA(ニュースネットワークアジア)で毎週金曜日掲載の「カンボジア経済通信」、毎週金曜日のモーニングスター「新興国情報EM eye」、Yahoo!ファイナンス、アジアビジネス情報ポータルサイト「タイプラスワン」、毎月更新のみずほ銀行のMIZUHO Grobal Infostation、隔月発行の雑誌ニョニュム「ニョニュムタイムズ」等の様々なツールを活用して、カンボジア経済情報を発信しております。皆様のお目に留まれば幸甚に存じます。

 2017年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。


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カンボジア経済2016年10大ニュース

2016年12月30日 | 経済
 2016年も押し詰まりました。カンボジア総合研究所チーフエコノミスト鈴木博の選ぶ「カンボジア経済2016年10大ニュース」です。

第1位 念願のプノンペン直行便 ANAが9月1日から

 カンボジア関係者念願の成田~プノンペン直行便がついに9月1日に就航しました。ANAが毎日1便を運航します。首都に日本からの直行便が就航すると、その後その国の経済発展が大きく進む事例は、ベトナムやミャンマー等の前例もありますので、カンボジアも今後の経済発展が大いに期待されます。この直行便就航は、経済だけでなく、カンボジアと日本の様々な関係強化に重要な役割を果たすものと期待されます。

9月5日「念願のプノンペン直行便 ANAが9月1日から」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/fb00090b16d8c57e74f848777b02f5f7


第2位 飲食大手チェーン店の進出相次ぐ スタバもプノンペン市内に

 飲食大手チェーン店がプノンペンに続々進出しました。スターバックス、牛角、モーモーパラダイス等が、プノンペン市内に開店しています。

11月13日「カフェ激戦区に堂々進出 スターバックス」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/b6f56c698700bedcb470567bdd38c0a1

10月22日「焼肉の牛角 プノンペンに進出」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/1dcd328da04029f04f1409b3a8e4c19e

10月16日「カンボジアでもモーモーパラダイス」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/811dde56992a847a8bd94828a6942008


第3位 プノンペン経済特区社 株式上場

 5月30日、新規株式公開(IPO)手続きを進めていたプノンペン経済特区社(PPSEZ)は、カンボジア証券取引所に上場を果たしました。初値は公募価格(2860リエル)より4.2%高い2980リエルをつけましたが、初日の終値は公募価格とほぼ同じ2890リエルとなりました。

6月6日「プノンペン経済特区社が上場 株価は大きな動きなし」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/41eb3dc5922db3ac4de2eeb8dc9e458a


第4位 中央銀行 矢継ぎ早に改革

 カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行は、今年はいくつもの改革を実行に移しました。即時決済システムFAST、流動性カバレッジ比率規制、証券担保型流動性供給オペレーションLPCO、金融機関の自国通貨建て信用供与に関する規制等です。

7月26日「中央銀行 即時決済システムを正式稼働」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/38a87d67150054c03a7b8d78a658213f

9月7日「流動性カバレッジ規制 運用開始」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/45f2c1454aec0098f5f56c0037486948

10月5日「中央銀行 リエルの流動性増強に向けて」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0cc8f5c338051040284590609cb7d740

12月15日「カンボジア中央銀行 貸付のリエル建て化を促進へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/77d025b12bc9dc038ec5a90b443a7957


第5位 不動産供給過剰懸念高まる

 カンボジア経済財政省は、不動産の供給過剰は、カンボジア経済全体から見てリスクとなっていると指摘し、不動産バブルへの警戒を示しました。民間の調査や国際機関の調査でも同様の指摘が目立ち、大規模不動産開発事業が凍結される例も出てきています。

6月24日「カンボジア経済財政省 不動産バブルを警戒」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/818209b11ef578748c9cf0a820270a4e

8月16日「プノンペンの不動産の供給過剰 物件の値下がり顕著」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/c24a5b9c01138e32fa212d947153f044



第6位 カンボジア経済の好調続く

 国際通貨基金(IMF)、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)はこぞってカンボジア経済の好調を評価しています。特に、ADBは、カンボジアを「新たな虎(ニュータイガー)」と呼んでいます。

5月18日「ADB カンボジア経済はアジアの新たな虎と評価」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/2a8cbaf2a138480b9cadb046d826d991

11月11日「IMF IV条協議結果2016 マクロ経済の好調を評価」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/60ea8476f6d46de6c73e9732bac88edd


第7位 2017年の最低賃金 一桁台の伸びで決着

 2017年1月1日から適用されるカンボジアの最低賃金は、9.3%増の153ドル/月で決着しました。最近の最低賃金の上昇は、2012年61ドルから2013年80ドル(31.1%増)、2014年100ドル(25.0%増)、2015年128ドル(28.0%増)、2016年140ドル(9.4%増)と急激なものがありましたが、今回も前回と同様1桁台の上昇に留まりました。

10月4日「2017年の最低賃金 153ドルで決着」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/1388e4798eb75220c727c62ce58245f2


第8位 ガソリン等小売価格の決定メカニズムが始動

 カンボジア政府は、国際原油価格が大幅に下落する一方で、国内でのガソリン小売価格が下落しない状況を改善するため、ガソリン等の小売上限価格を定める価格メカニズム規制を導入しました。上限価格決定メカニズムは、MOPS価格を基準価格とし、これに税金と営業費用を加えたものです。

3月18日「ガソリン等小売価格の決定メカニズムが始動」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/9f68ea5914d5eeebbff59e5b9381fdb1


第9位 次々とカンボジア経済についての書籍・報告書

 日本語でのカンボジア経済の書籍は、今まで多くなかったのですが、今年は次々と発行されました。

2月29日「書籍 カンボジア経済の基礎知識」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/349782f7b4022a05d720c3b3ade396cb

8月21日「新・カンボジア経済入門」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0c686a5823af90384412f659d2e40b84

4月7日「日経センター報告書 南部経済回廊に迫る メコン圏の注目地域」 
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/be3f9d76c728fcea967d883fcde7713a


第10位 鉄道南線 プノンペン~シアヌークビル間で旅客列車再開

 4月9日からクメール正月期間中、プノンペン~シアヌークビル間の鉄道南線で、旅客列車の試験運行が行われ好評を博し、その後は毎週末及び休日に運行されています。

4月17日「カンボジアで旅客列車の試験運行」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3159fdf5c6f863f981de64041629d45e



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サッカー本田選手 カンボジア訪問 サッカークラブ経営へ

2016年12月29日 | 経済
 12月24日~26日、サッカー日本代表の本田圭佑選手がカンボジアを訪問しました。26日には、フン・セン首相とも会談しました。会談では、フン・セン首相から本田選手に、カンボジアの若者にスポーツ参加や薬物使用禁止などを呼びかける取り組みへの協力を要請しました。これに対し、本田選手は、カンボジアの社会発展に協力したいと答えたとのことです。
 また、26日には、記者会見で、カンボジアリーグのシェムリアップ・アンコールFCの経営に乗り出すことを正式発表しました。経営権取得後は、チーム名を改称し「ソルティーロ・アンコールFC」とする予定です。本田選手は、オーストリア2部SVホルンのオーナー職も務めており、これで2クラブ目の所有となります。ソルティーロ・アンコールFCは、世界遺産アンコールワットで有名なシェムリアップに本拠地を置き、将来的にはカンボジア代表選手の輩出を目指すとしています。本田選手は、「夢を持つことが当たり前のように考えていたが、海外に出て初めて、それが当たり前ではないということに気付いた。シェムリアップの学校を訪問した際、『夢は何ですか』と子供たちに聞いたら、先生とドクターからしか答えが出てこなかった。世界のどの子供にも道が開けているということを伝えるプロジェクトになる」と述べています。
 同日午後には、プノンペン市内の国立競技場を貸し切って、サッカー教室を開催しました。カンボジア人と日本人の子供たち約100人が参加し、2時間近くボールを追いかけたとのことです。
 カンボジアへ協力としては、効果も高いものと思われ、また、ビジネスとして持続可能な形で実現するという面でも素晴らしい取り組みと思います。今後の展開が大いに期待されます。
(写真は、フン・セン首相とツーショットする本田選手。首相のフェイスブックより)


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USAID カンボジア携帯電話・インターネット使用に関する報告書

2016年12月28日 | 経済
 アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)等は、毎年、カンボジアにおける携帯電話についての調査を実施しています。12月14日に2016年の調査報告書が発表されました。この調査は、無作為に抽出された、15歳から65歳の2061人にアンケート調査を行ったものです。
 携帯電話については、96%が保有しており、残り4%も家族の携帯で連絡が取れる状況にあり、携帯電話で全く連絡が取れないのはわずか5名だったとのことです。この結果から、カンボジア国内の携帯電話数は1038万台と推定しています。スマートフォンについては、48%が保有するに至っています(2013年は20%)。メーカーは、サムスンが43%、アップルが34%となっています。
 フェイスブックは急速に浸透しており、48%がフェイスブックを使用したことありと回答しています。また、ニュースソースとしても、フェイスブック(30%)が初めてテレビ(29%)を上回りました。
 モバイル送金も浸透しており、70%が利用したことありと回答しました。よく利用しているモバイル送金(複数回答)は、ウイングが支配的で96%、次いでeMoney(18%)、TrueMoney(15%)、AMK(8%)等となっています。
 報告書では、スマートフォーンとフェイスブックの浸透により、カンボジア人が「読む」「書く」機会が格段に増えていると指摘し、評価しています。
(写真は、モンドルキリ州とラタナキリ州を結ぶ国道76号線沿いに敷設された光ケーブル。カンボジアではほとんど全土で携帯電話・インターネットが利用可能です。)
 
調査報告書(英文です)
http://asiafoundation.org/publication/mobile-phones-internet-use-cambodia-2016/


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シアヌークビル港 ヤード用コンテナクレーン等を増強

2016年12月27日 | 経済
 12月19日、シアヌークビル港湾公社は、シアヌークビル港のコンテナ取扱を増強するためのヤード用コンテナクレーン(Rubber Tyred Gantry Cranes: RTG)4基が日本から到着したと発表しました。シアヌークビル港のコンテナターミナルは、日本の円借款により建設・拡充されてきたもので、2009年に三井造船製の岸壁用コンテナクレーン2基、ヤード用コンテナクレーン5基を初めて導入し、その後もクレーン等の拡充により、コンテナ積降の効率化、取扱量の拡大に対応してきました。
 今回のヤード用コンテナクレーンに引き続き、来年には岸壁用コンテナクレーンも2基増強される予定となっており、これらを合わせて、現在の最大年間取扱量50万TEUを70万TEUまで拡充する計画です。更に、日本の支援により、シアヌークビル港新コンテナターミナルのフィージビリティ調査が行われています。カンボジアの経済成長は、当面7%程度が予測されていますが、港湾の取扱量の伸びは、成長率を上回って伸びる可能性が高く、港湾需要の伸びに遅れずに対応するためにも新コンテナターミナルの早期完成が強く望まれます。
(写真はシアヌークビル港湾公社の発表より)

シアヌークビル港港湾公社の新聞発表(クメール語です)
http://www.pas.gov.kh/en/news/191

ブログ「カンボジア経済」2009年5月2日「シアヌークビル港のガントリークレーン」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/6e648898c4065acb30660d337115f62b


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2016年12月26日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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JETRO日系企業実態調査2016 

2016年12月26日 | 経済
 12月21日、日本貿易振興機構(JETRO)は、アジア・オセアニア地域に進出する日系企業の活動調査結果を公表しました。2016年10~11月、北東アジア5カ国・地域、ASEAN9カ国、南西アジア4カ国、オセアニア2カ国の計20カ国・地域に進出する日系企業に対し、現地での活動実態に関するアンケート調査の結果となります。有効回答は4642社でした。調査結果は、営業利益見通し、今後の事業展開、経営上の問題点、製造・サービスコストの上昇、原材料・部品の調達、輸出入の状況、TPP協定が発効した場合の影響、賃金の8点にまとめられています。
 カンボジアについては、景況感を示すDI値が2016年35.2ポイント、2017年56.2(20カ国中2位)と大変明るいものとなっています。今後1~2年の事業拡大意欲も、72.6%が拡大するとしており(20カ国中2位)、引き続き高い水準を維持しています。カンボジアでの経営上の問題点としては、品質管理の難しさ、原材料・部品の現地調達の難しさ、従業員の賃金上昇、従業員の質、通関等諸手続きが煩雑等が挙げられています。TPP協定が発効した場合の影響については、カンボジアでは、影響ありが11.6%、影響なしが29.1%となっています。
 製造業・作業員の給与年間実負担額(本給、諸手当、社会保障、残業、賞与などの年間合計。退職金は除く。)は、カンボジアは2376ドル(19か国中16位)となっています。これは、中国9595ドル、タイ6152ドル、ベトナム4025ドル、ラオス2325ドル、バングラデシュ2042ドル等の周辺国と比べてみてもいまだに低いレベルにあります。カンボジアの2017年の最低賃金は、9.3%増の153ドル/月となっていますが、周辺国でも賃金の上昇が見られており、今回の引き上げ後もカンボジアの相対的な低賃金は、当面は引き続き優位性を維持するものと見られます。

JETROの発表
https://www.jetro.go.jp/news/releases/2016/a8e57d548852f070.html


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シェムリアップのお洒落なモール キングスロード・アンコール

2016年12月25日 | 生活環境
 シェムリアップにあるお洒落なモール「キングスロード・アンコール」を訪問しました。場所は、シェムリアップ川の東側で、オールドマーケットからだと橋を渡ってすぐ、ハードロックカフェが目印です。2階建ての建物がオープンエアに並ぶ中に、レストランやショップが揃っています。ショップは、可愛い雑貨屋さん等が多いようです。雨期の最後で途中で大雨に降られてしまい、あまりゆっくりできなかったのが残念です。レストランは、和洋中と揃っています。今回は、イタリアンのテラッツァで食事をしました。建物の2階にあり、テラス席もあっていい感じです。メニューは、プノンペン店でもおなじみのものが揃っています。お洒落で雰囲気の良いモールです。シェムリアップにお出かけの際はお試しください。

King’s Road Angkor
http://kingsroadangkor.com/


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シェムリアップで豪華なレストラン マリス

2016年12月24日 | 生活環境
 シュムリアップに今年オープンしたクメール料理レストランの「マリス」に行く機会がありました。シェムリアップで一番豪華なレストランと言っても良いくらいの派手な造りです。外観は、白い巨大なホテルを思わせます。インテリアは、高い天井とゆったりとしたレイアウトが高級感を出しています。席数は300席もあるそうで、1階に200席、2階にVIP席100席があるそうです。メニューは、ヌーベル・クメール料理で、外国の方でも食べやすい料理となっています。私は、筍のスープがお気に入りです。お値段は、カンボジアとしては相当に高い設定です。お客様は、やはり西洋系の方が多いように見受けられました。シェムリアップでちょっとリッチな食事を考えられている方には、良いかと思います。

Malis Siem Reap
http://www.malis-restaurant.com/siemreap/

外観も内装も一言で言うと「バブリー」な感じです。


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輸出入一州一品展示会2016

2016年12月23日 | 経済
 12月15日から18日まで、プノンペン・ダイアモンドアイランドの展示・海外センターで、カンボジアでも最大級の貿易見本市「輸出入一州一品展示会」が開催されました。13日に開催された開会式で、パン・ソラサック商業大臣は、国産品も品質の向上が見られ、海外から輸入された商品とも競合しつつあるとし、国内産業には海外の技術等を更に勉強して競争力を強化してほしいと述べました。
 会場では、日本貿易振興機構(JETRO)により、日系企業が終点するブース群「ジャパンパビリオン」も開設され、日系企業26社が出展しました。日系企業の約半数が食品関係だったということです。日系企業の進出では、製造業の工場の建設等が主力となっていますが、外食や日本食品輸入等のサービス業の展開や、日本の技術によるアグロインダストリー等についても期待されるところです。
 また、各州のブースでは、その州の特産品が展示・販売されました。カンボジアでは、残念ながら、まだ、各州の特産品に関するブランド化が不十分であり、今後の取り組みが期待されます。
(写真は、展示会のフェイスブックより)

カンボジア商業省の発表(英文です)
http://www.moc.gov.kh/en-us/press-center/details/content/211675



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投資有望先国 カンボジアは17位 JBICアンケート調査2016

2016年12月22日 | 経済
 国際協力銀行(JBIC)では、毎年、海外で事業を行っている日本の製造業企業に「わが国製造業企業の海外事業展開の動向」に関するアンケート調査を実施しています。今年は637社から回答を得ています。今回の調査では、「中期的海外事業展開見通し」や「海外事業展開実績評価」、「有望事業展開先国・地域」などに加え、個別テーマとして「サプライチェーンの在り方と生産・研究開発拠点の役割」、「グローバル市場における競合状況」、「海外M&Aの実施状況と課題」等についても調査が行われました。
 調査の結果として、海外生産比率、海外売上高比率については引き続き上昇傾向にあり、事業展開見通しについては、海外事業の強化・拡大姿勢は引き続き高い水準にあると分析しています。また、中期的な有望国では、前回に引き続き第1位はインド、第2位中国、第3位インドネシアとなっています。カンボジアは、2015年と同順位の17位となりました。周辺国では、ベトナムが4位(前回5位)、タイ5位(前回4位)、フィリピン8位(前回8位)、ミャンマー9位(前回10位)等でした。なお、中堅・中小企業に限ると、カンボジアは13位(前回14位)と更に順位が上がります。
 カンボジアにとっても重要なサプライチェーンについては、課題として、為替リスクの影響を挙げる回答が約6割と最も高く、サプライヤーの数やクロスボーダー取引が増加したため本社で十分管理できていないこと、サプライヤーからの供給途絶のリスクを十分に把握できていないことを挙げる回答も各々2割を超えたとしています。また、調達先検討に際して、輸送コスト(関税を含む)、輸送時間(通関に要する時間を含む)を考慮した企業の過半が、自由貿易協定(FTA)の有無を考慮したと回答しました。供給途絶リスクへの対応としては、調達先を複数に分散させている、調達先の調達先を把握する、在庫を十分に保有するなどの声が聞かれたとのことです。
(写真は、カンボジア・タイ国境のポイペト。サプライチェーンを支えるコンテナトラックが行きかっています。)

国際協力銀行のサイト
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2016/1212-52056



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カンボジアとタイ 自動車乗り入れ枠拡大で合意

2016年12月21日 | 経済
 12月16日、タイ・チェンマイで大メコン圏(GMS)越境交通協定に関する第5回合同委員会会合が開催されました。会合には、大メコン圏6か国(カンボジア、タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、中国)の代表が参加しました。タイ運輸省のアーコム・トゥームピッタヤーパイシット大臣とアジア開発銀行(ADB)東南アジア部の岩崎秀明運輸通信課長が共同議長を務めました。カンボジアからは、スン・チャントル公共事業運輸大臣が参加しました。
 タイ政府とカンボジア政府は、相互に乗り入れ可能な自動車の台数枠について協議してきましたが、今回の会合では、これまでのそれぞれ40台から150台に引き上げることで合意したことが報告されました。また、新たな国境ゲートとなるストゥン・ボット~バン・ノン間に橋梁を建設することにも合意しています。
 越境交通協定議定書3「運輸サービスの頻度・容量、割当や認可の発行」に規定される越境可能な自動車の台数については、カンボジアは、ベトナムとの間では、既に500台ずつで合意・実施しています。2015年時点でカンボジアは460台(バス360台、トラック100台)に許可証が与えられ、ベトナム側は500台が登録済です。タイ及びラオスとの間では、これまで各40台しか割当がありませんでしたが、タイとの間では、2015年のフン・セン首相のタイ訪問以降、割り当て台数の拡大が議論されてきていました。
 今回の割当台数増加により、カンボジアの運輸業界は厳しい競争に直面することとなりますが、サービス・価格ともに改善に向けた圧力となることが期待されます。
(写真は、公共事業運輸省の発表より)

カンボジア公共事業運輸省の発表
http://www.mpwt.gov.kh/gmsmeeting.html?lang=en



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フィリピンのドゥテルテ大統領 カンボジアを訪問

2016年12月20日 | 経済
 12月13日・14日にフィリピンのドゥテルテ大統領は、カンボジアを訪問しました。大統領は、シハモニ国王に謁見し、フン・セン首相とも首脳会談を行いました。ドゥテルテ大統領がカンボジアを訪問するのは初めてとのことです。
 両首脳は、スポーツ振興、越境犯罪対策、労働、観光等について協力関係を強化していくことで合意しました。また、農業やビジネス・貿易、テロ・麻薬犯罪対策で協力していくことでも一致しました。微妙な問題となっている南シナ海問題、フィリピンの麻薬犯罪取り締まり等についての協議は、避けられたものと見られます。
 今回の訪問には、フィリピンの国民的英雄の現役ボクサーで上院議員のマニー・パッキャオ氏も随行し、カンボジアでも高い人気を示していました。
 なお、ドゥテルテ大統領がシハモニ国王に謁見した際、開襟シャツ(フィリピンの民族衣装のバロン・タガログ)で腕まくりをしていたことについては、カンボジア側から国王への不敬として問題視する声も上がっています。
(写真は、AKPより)


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2016年12月19日 | 一般
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ミネベア 進出5周年記念式典を開催

2016年12月19日 | 経済
 12月8日、ミネベアは、カンボジア進出5周年の記念式典を、プノンペン経済特区内の工場で開催しました。式典には、フン・セン首相、堀之内秀久日本大使、ミネベアの貝沼由久社長他、関係者多数が出席しました。式典での挨拶で、フン・セン首相は、ミネベアの実績について完全に満足していると述べました。
 ミネベアのカンボジア工場では、第3工場も完工し、既に1億ドル(約118億円)が投下され、今後の投資額を含めると総額2億5000万ドルの投資額になるとしています。従業員数も現在の約5000人から2万人に増加する見込みとしています。また、製品も、これまでの労働集約型組立による自動車用小型モーターや液晶バックライトに加えて、より付加価値の高い精密部品も生産していきたいとしています。
 ミネベアは、カンボジアに最も適している、国際的サプライチェーンを活用した労働集約型部品輸出産業として、2010年に初めて進出を決定し、現在のカンボジアへの投資ブームを開いた先駆者ともいえます。今後の生産拡大とカンボジア経済発展への貢献が大いに期待されます。
(写真は、AKPより)

プノンペン経済特区社の発表
http://www.ppsez.com/ja/news/publication/293-minebea-launches-third-factory-in-phnom-penh-sez.html



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