カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

橋とフェリー

2008年01月28日 | 経済
 カンボジアも一桁国道(国道1号線~7号線)は、整備が進んできました。二桁国道になると、引き続き努力が必要です。
 プノンペンからベトナム国境へ向かう国道21号線には、写真のようなベイリー橋が数多く残っています。また、下の写真のように、一部木造の橋もあります。
 また、国道61号線と国道5号線を繋ぐのは、写真のフェリーです。このフェリーの脇では、新しい橋の建設が始まっていました。


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高級フレンチ La Residence

2008年01月27日 | 生活環境
プノンペンで初めて高級フレンチに行ってみました。
新しいお店です。建物は、今後ホテルとして開業する計画もあるそうで、大きなエントランスとロビーがあります。重厚なドアを開けてもらって中に入ると、落ち着いたインテリアときれいな中庭が見えます。水の流れるガラス壁があるのも涼しげです。
シェフは若い日本人の方で、以前スイスのミシュランレストランで副料理長を務めていらした方ですが、レジデンスレストランの経営者ラタナ・デビー王女のご関係で引き抜かれて来たそうです。日本人シェフなので、メニューには、鯵の昆布マリネとか、チョコレートムースの抹茶クリームとかも入っています。
 まさに高級フレンチの雰囲気と料理で楽しませて頂きました。お値段は、プノンペンとしては最高級かと思いますが、日本の値段と比べれば、リーズナブルなものと思います。

http://www.la-residence-restaurant.com/
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素敵なカフェ Living Room

2008年01月26日 | 生活環境
落ち着いた雰囲気でリラックスできるカフェです。日本の方が切り盛りされています。メニューも、ランチのプレートもいいですし、ベジタリアンメニューも充実しています。おいしいコーヒーもお奨めです。
2階は、天井の高いフロアと、ベランダもあり、ソファーでゆったりとくつろぐのもいいかもしれません。お客様は、近くにある国際機関の方々が多いようで、無線LANもあるのでパソコンを持ち込まれている方もたくさんいらっしゃいました。1階は、キッズルームもあって、ファミリーでこられる方々も多いとのことです。
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安全の手引き(2008年度版)

2008年01月25日 | 生活環境
日本大使館から、在留邦人向け「安全の手引き」のご案内がありました。カンボジアも安全対策については、様々な留意が必要です。以下、大使館からのご案内を一部転載します。

「安全の手引き」とは、在留邦人の皆様が、当地で生活するに当たっての基本的な安全対策と安全の確保を有効に行うための情報提供を目的として作成しており、大使館ホームページ内の安全情報内に掲載して提供しております。
大使館ホームページの安全情報(http://www.kh.emb-japan.go.jp/security/security.htm)内の「安全の手引き【2008年度版】」を開いて一読して頂き、当地で生活するに当たっての安全対策につき、改めて参考にして頂ければ、幸甚です。

(問い合わせ先)
在カンボジア日本国大使館
電話交換業務時間:月曜日から金曜日 8:00~12:00 14:00~17:00
領事窓口取扱時間:月曜日から金曜日 8:00~12:00 14:00~16:30
 電 話023-217-161~164 FAX023-216-162
 ホームページ http://www.kh.emb-japan.go.jp  
 Eメール(領事)security.eojc@online.com.kh
 電話交換業務時間以外の緊急連絡先:016-835-404
     016-835-407
     016-835-419
休館日の緊急連絡先:012-835-430  

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ベトナム国境の町

2008年01月24日 | 経済
 カンボジアは、ベトナム、タイ、ラオスと国境を接しています。最近、国境のひとつであるChurey Thumを訪問しました。プノンペンの南、国道21号線をわずか80km、車で2時間半で、この国境の町に着きます。国道21号線は、道路はおおむね整備を完了していますが、まだ一部木造の橋や仮設橋が残っており、改善が期待されます。
 国境は、小さな川になっており、まだ橋が無いので、小さなフェリー(写真)や船でベトナムと結ばれています。カンボジア各地からの米やとうもろこしが国境を越えて運ばれていきます。国境には、米やとうもろこしを積んだトラックが、列を成しています(写真下)。ベトナムとのつながりでは、もう少し北側の国道1号線が主要なものとなっていますが、こちらの国境の町も、ベトナムのメコンデルタの中心都市カントーに直結する位置にあり、今後の発展を期待させます。国境の川を超える橋については、ベトナム側と共同で架けると言った構想も出ているようです。
 また、この町には、カジノホテルがいくつか営業しており、更に大きなカジノ(写真下)も建設されていました。ベトナムから遊びに来るお客さんも多いようです。



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カンボジア灌漑技術センター

2008年01月23日 | 経済
 灌漑技術センターを見学させて頂きました。灌漑技術センターでは、日本の技術協力が活用されています。
 カンボジアは、人口の7割が農村に住むといわれ、農業が国の開発に重要なものとなっています。雨が多く、米もたくさん作っているカンボジアですが、灌漑は十分に進んでおらず、一期作しか行っていないところが多くを占めています。
 その中で、灌漑設備の整備や運用についての人材育成が必要ですが、この灌漑技術センターでは、カンボジア政府(水資源気象省)のみならず、実際に水を利用する農民の技術力の向上や組織化にも取り組んでいるとのことです。
 また、センターでは、土質試験所への支援も行っており、同試験所では、カンボジアで最も高度な土質分析がなされています(写真)。農業の根本である「土」についても、様々な技術が必要なようです。
 詳細は、下記のアドレスをご覧ください。
http://project.jica.go.jp/cambodia/0215084E0/index.html
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日カンボジア友好年2008

2008年01月22日 | 一般
 2008年1月9日、日本とカンボジアは外交関係樹立55周年を迎えました。同日、カンボジア外務国際協力省において、記念式典が行われ、55周年の今年を「日カンボジア友好年2008」として経済、文化、芸術、学術、スポーツ、観光等の幅広い分野において人と人との交流を促進していくことが宣言されました。様々なイベントも予定されているようです。

日本大使館から、友好イベントや友好ロゴマーク(写真)の使用方法等について、案内が来ました。ご興味のある方は、下記のアドレスをご覧ください。
在カンボジア日本国大使館HP:www.kh.emb-japan.go.jp
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農村の保健センター

2008年01月21日 | 社会・風土
 コンポンチャム州の農村の保健センターを見学させていただきました。今回見学したのは、プノンペンの北、約100kmにあるコンポンチャム州、チャムカール・ルウ・ストゥントラン郡のDang Kdar - Omlou保健センターとSopheas保健センター(写真:大変な道路を走破してようやく到着して思わず手を振る先生方)です。

 コンポンチャム州までは、国道6号線、7号線、71号線で約2時間ですが、その先は未舗装路となります、現在は乾季なので、大量の土煙を上げながら走りますが、雨季には、「ニワトリも歩けない」ひどい泥濘状態となり、簡単には病院にも行けなくなってしまうとのことです。

壊れかかった橋


雨季の状態(国立母子保健センター提供)


保健センターでは、育成中の助産師さんたちを、日本からの先生方とカンボジアの経験ある助産師さんが叱咤激励し、技術レベルの向上に努められています。何も無い田舎に寝泊りしながら、現場で奮闘されている日本人の女医の皆さんには、本当に頭が下がります。現場で得られた経験は、カンボジア政府の政策や、助産師さんの育成方針にも反映されていくとのことです。

 少ない予算の中で保健センターに備えている薬品類


 地方の農村を訪れるのは、今回が初めてでしたが、貧困の中にものんびりとした平和な村の風景には、心が癒されるものがありました。

 ソピアス村のメインストリート


 ダンクダー村の学校。「ガイジン」は珍しいようです。


 ダンクダー村の立派なお寺。お祭りに備えて飾りつけが始まっていました。

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国立母子保健センター

2008年01月20日 | 社会・風土
 プノンペンの国立母子保健センターを見学する機会がありました。このセンターの設立・運営には、日本からの無償資金協力と技術協力が活用されています。
国立母子保健センターは、カンボジアの母子保健のレファラルシステムの頂点に立つ重要な役割を果たしています。病院として、最も高度な医療(産科、婦人科、新生児科の第3次医療)を提供するだけでなく、助産師の育成、母子保健システム・政策の改善等を実施されています。センターは、1997年に設立され、既に6万人が出生しているそうです。
 カンボジアの妊産婦死亡率は、日本の100倍です(日本5人/10万人、カンボジア470人/10万人)。この状況を改善するために日本の国立国際医療センターから派遣された先生方が文字通り日夜奮闘されています。その活動振りには、本当に感銘を受けました。
 詳細は、外務省、JICAの下記のページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hyouka/report/cambo2.html
http://project.jica.go.jp/cambodia/0609377/01/index.html

母子保健センターの新生児室


停電に備えて、エレベーターではなくスロープが設置されています


中庭で、忙しい合間にランチを取る看護師さんたち

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ビストロ「アトモスフィア」

2008年01月14日 | 生活環境
 独立記念塔のすぐ近くのビストロです。お手軽なフレンチで、お店の名前の通り、いい雰囲気を出しています。
 メニューは、フレンチの前菜やメインに加えて、炭火で焼くバーベキューも名物とのことです。今日のランチでは、季節ものの「アスパラガス・ヴィネグレット」を選んでみましたが、とても繊細な盛り付けと味付けを楽しめました。
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FCC: Foreign Correspondents Club of Cambodia

2008年01月13日 | 生活環境
かつての外国人記者クラブです。リバーサイドの洋館です。階段を上っていくと内戦中の白黒写真が迎えてくれます。トンレサップ川に面してまったくのオープンになった3階とさらに上の屋上があります。
 この時期、夕方に行くと川風が気持ちよく、のんびりとした気分にさせてくれます。見下ろすと川原には、たくさんの夕涼みの人々が出ていますし、川には遊覧船が浮かんでいます。のんびりとした夜には、こんな欧米風のリラックスもいいのかもしれません。
http://www.fcccambodia.com/phnom_penh/
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籐の家具

2008年01月11日 | 生活環境
 プノンペンの町の一角、ソティアロス通りに籐の家具を売るお店が並んでいます。ソファーやたんす、テーブル等様々なものがあります。今回は、小テーブルを探しましたが、40-50ドル(4500円~5500円)くらいで、きれいなものが手に入ります。家族経営のところが多いようです。写真は、Sさん(19)。明るく元気な姉妹のお姉さんで、値段の交渉は粘り強いタイプでしたが、ちょっとだけディスカウントしてくれました。

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国立博物館(プノンペン)

2008年01月10日 | 社会・風土
アンコールワットに感銘を受けたこともあって、先週末、プノンペンの王宮に隣接する国立博物館に行ってきました。赤いクメール様式の屋根が目立つ建物です。中に入ると、大きな窓が開放的で、とても良い雰囲気の場所です。大きさも手ごろで、全部をゆっくり見てから、中庭でゆっくりするのもいいものです。
 展示物も、8世紀から10世紀の彫像を中心として、すばらしいものが並んでいます。特に。1月最初に、英国のコレクターから寄贈されたという、アンコール時代のジャヤバルマン7世の時代に作られたという黄金の王冠や首飾り等のセットは必見です。当時のカンボジアは、写真下の地図にもあるように、現在のタイ、ベトナム、ラオスを含む広大なものでした。


 主要な仏像には、お花をささげるところがあり、お花を配ってくれます(無料)。博物館で、仏像にお祈りするのも、悪くありません。
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バスと高速船

2008年01月09日 | 経済
 今回、プノンペンとシェムリアップの往復には、行きはバス、帰りは高速船を利用してみました。
 バスは、車内に日本語標記も残るリムジンバスの改造車です(トイレもあります)。料金は10ドル(車内では、ボックスランチやミネラルウォーターも配られます)。車内は欧米系の観光客が主体です。途中、コンポントムでの30分ほどの休憩を挟んで、約6時間の行程です。道路距離は320kmほどです。道路の状況は、プノンペンの近辺は、バイク等も多くごちゃごちゃした感じですが、そこを離れると、田んぼの中の一直線の道路を走ることが多く、路面もおおむね問題ありません。運転振りも穏やかで、まず快適な旅でした。写真下は、コンポントムの休憩のときに売っていた巨大バッタの佃煮らしきものです。結構売れていて、バリバリと食べられていました・・・。





 帰りは高速船です(写真)。当日は、ハイシーズンということもあってか、座席数より多い乗客が乗り込んできて、座席に座れない人は、甲板や屋根に陣取っていました。料金はバスよりも高い25ドル。所要時間は6時間ほどです。途中、トンレサップ湖では、広い水平線も見られます。乾季には座礁する船もあるという浅水面を走り、水の中から生えている木や水上住宅を見ることもできます。なお、当日は、カンボジアには珍しい寒波(といっても17度ほど)で、甲板で過ごすには風が冷たい日でした。


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アンコール遺跡群 その他の遺跡と見所

2008年01月08日 | 社会・風土

 今回は、順光になるように、午前中はアンコールトム(バイヨン他)とタ・プローム、午後はアンコールワット、さらにプノン・バケンに昇って夕日を見て、夕食は、アプサラダンスを見るという盛りだくさんで、最も典型的なコースを回りました。また、琵琶湖の10倍の大きさを持つトンレサップ湖の水上住宅も見てきました。

1.タ・プローム
 アンコール遺跡群の中で異彩を放つ遺跡です。自然の力を明らかにするために、樹木に覆われた姿をそのまま残しています。太い木(スポアン)の根が建物を這い回っている姿は、特に日本人に深い印象を与えるようです。その姿は、宮崎アニメの「天空の城ラピュタ」のモチーフになったとも言われています。



2.プノン・バケン
 アンコールトムの南にある丘の頂上に立つ6層建ての遺跡です。ほぼ平らなアンコール地域で約60メートルの丘は、周囲を見渡すのに絶好で、夕日のきれいなポイントとして知られています。人気の場所ですので、写真のような人だかりです。なお、階段がとても急ですので、上り下りには十分ご注意ください。



3.アプサラダンス
 9世紀ごろに生まれた宮廷舞踏です。天女の舞とも言われる優雅な踊りです。また、男女の掛け合いを見せる庶民的な踊りもショーでは一緒に見られます。



4.トンレサップ湖の水上住宅
 トンレサップ湖は、雨季と乾季で大きさが3倍変わります。雨季には、水位が上がり、周辺を水没させます。水位は大きいおところで5メートルも変わるそうで、これに対応するために漁民の住宅は、水上に浮かぶ形になっています。写真は、日本の援助で作られた水上学校で、2階は体育館になっています。観光船に揺られて、のんびりするのも、良い様で、観光客も増えているようです。
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