カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

カンボジア日本人会盆踊り大会2015

2015年10月31日 | 社会・風土
 10月25日に、第11回カンボジア日本人会盆踊り大会が、ダイヤモンドアイランドで開催されました。例年の参加人数は4000人ほどとのことで。今年も同程度とみられます。日本の方だけでなく、カンボジアの若い方々も多数参加して、大変な盛況でした。踊りは、カンボジアの伝統的な踊り、若い方々に人気のステップ、そして日本の盆踊りと、いろいろありました。事前の練習の成果もあって、カンボジアの若い方々も浴衣姿で大変上手に踊っていました。
 会場には、日本人会の皆さんのご協力で夜店が多数開かれました。「猛虎会」のお好み焼き、「東海賢人会」のみそ串カツ、「日本大使館」の公邸料理人カレー等々美味しいものがたくさんありました。
 みんなで盛り上げるこのようなお祭りは、本当に楽しいものです。

カンボジア日本人会
http://www.jacam.cc/

関係者の皆さんのご尽力で、新しいお神輿ができ上りました。


ダイヤモンドアイランドの会場は、多くの方々で一杯でした。


毎年おなじみの猛虎会のお好み焼き。



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カンボジア関税消費税総局 通関ハンドブックを発行

2015年10月30日 | 経済
 10月27日、カンボジア関税消費税総局(GDCE)は、プノンペン・ラッフルズホテルでセミナーを開催し、通関ハンドブックの発行を発表しました。このハンドブックは、日本政府とアジア開発銀行の支援の下に関税消費税総局が作成したもので、幣研究所CEO鈴木博も作成に協力しました。
 ハンドブックの内容は、一般情報(関税消費税総局の組織と役割、関税法の概要、関税の概要)、税関手続(標準手続、特別な手続、通関前の手続、その他の手続)、他省庁管轄の手続(ライセンス・許可証・証明書、原産地証明、衛生植物検疫)等となっています。このハンドブックにより、通関に関する正確な情報提供、手続に関する理解促進、貿易促進、今後の手続改善等の効果が期待されます。
 ハンドブックは、英語版とクメール語版が発行されました。ご希望の方は、関税消費税総局にお問い合わせください。なお、関税消費税総局では、同日付で新しいウェブサイトとフェースブックを始動しました。ハンドブックの内容は、このウェブサイトにも既に掲載されています。

関税消費税総局の新ウェブサイト(英語版)
http://www.customs.gov.kh/en_gb/

通関ハンドブック(英語版)
http://www.customs.gov.kh/wp-content/uploads/2015/10/Handbook-on-Customs-Clearance-EN-Final.pdf

関税消費税総局のフェースブック(クメール語・英語)
https://www.facebook.com/cambodiacustoms

10月27日のセミナーの様子



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三菱重工とミネベア カンボジアのスマートシティ構想で協業

2015年10月29日 | 経済
 10月22日、三菱重工業とミネベアは、ミネベアがカンボジアの首都プノンペンで進める無線制御技術を用いた「プノンペンスマートシティ構想」で、情報通信技術(ICT)を活用した道路交通ソリューション技術で協業する内容の覚書(MOU)を結んだと発表しました。
 ミネベアは現在、プノンペン市内や北西部シエムレアプ州の世界遺産アンコールワット周辺など5カ所に約9,000本の高効率LED(発光ダイオード)街路灯を設置、これらを遠隔制御の無線ネットワークで結んで自動で調光制御し、電力使用量の削減を実現する計画を進めています。LED街路灯の設置工事は、来年初めに着工し、3年内の完工を見込んでいます。日本の環境省の「二国間制度(JCM)を利用したプロジェクト設備補助事業」の対象として採択が内定した事業で、ミネベアは街路灯を通信基地として機能させ、プノンペンのスマートシティ化に取り組む計画です。
 三菱重工は構想実現に向け、これまで培った道路交通に関する技術を提供、ミネベアと連携しながら共同で技術開発を行います。三菱重工では、ミネベアの街路灯に三菱重工の交通監視システムを取り入れることで、交通データを収集し、データを基に自動料金収受システム(ETC)の導入など新たな事業機会を模索していく」方針です。

三菱重工とミネベアの新聞発表
http://www.minebea.co.jp/news/press/2015/1190069_7562.html

ブログ「カンボジア経済」8月5日「ミネベア 高効率LED街路灯のカンボジア導入プロジェクトを実施へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/d865616fc77be3686aec625d3438e695


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ワコール系のルシアン カンボジアで女性下着を7割増産

2015年10月28日 | 経済
 新聞報道によりますと、ワコールホールディングス傘下のルシアンは、カンボジアの自社工場で女性用下着を増産するとのことです。カンボジア工場は中国やベトナムにある工場を補うため、2013年秋からプノンペン経済特区で稼働しています。
 2016年3月期にブラジャー、ショーツなどを前期比7割増の135万枚生産するとしています。11月に生産ラインを3本増やして12本とし、ミシンを使ってラインで縫製作業をする従業員を50人増員する計画です。中国に比べ人件費が安いカンボジアでの生産比率を高め、コストを抑える狙いです。
 カンボジアの縫製業は、付加価値の低い低価格品を生産してきていますが、今後は、付加価値の高い製品へとシフトしていくことが、競争力を維持する観点からも重要となっています。日系企業が得意とする、OJT等を活用した生産性の向上や高付加価値化が期待されます。


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2015年8月の物価上昇率

2015年10月27日 | 経済
 国家統計庁から発表された2015年8月の物価上昇率(対前年同月比)は、1.0%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、現在は低いレベルにあります(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%、3月1.0%、4月1.0%、5月2.8%、6月2.9%、7月4.1%、8月3.4%、9月3.9%、10月4.2%、11月4.1%、12月4.7%、2014年1月4.5%、2月4.3%、3月5.0%、4月4.9%、5月4.6%、6月4.9%、7月4.3%、8月4.1%、9月3.6%、10月2.9%、11月2.4%、12月1.1%、2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%、5月1.0%、6月0.7%、7月0.8%)。なお、7月と比べると8月は0.2%の上昇でした。
 2014年6月には100ドルを超えていた国際石油価格(ニューヨーク市場のWTI)も値下がりを続け、2015年1月初旬には40ドル台中盤まで大幅に低下しました。その後かなり戻して、5月には60ドル前後のレベルとなりましたが、7月には40ドル台に逆戻りしています。プノンペンでもガソリン価格は、カンボジア政府の働きかけもあって下落傾向にあります。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を安定的と見ています。2015年の物価上昇率について、昨年後半からの石油価格下落を織り込んで、アジア開発銀行は1.3%、世界銀行は1.5%、国際通貨基金(IMF)は1.1%と予測しています。
(写真はプノンペン市内のガソリンスタンド。9月19日筆者撮影)

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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2015年10月26日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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IMF 世界経済見通し2015秋 カンボジアは成長続くと予測

2015年10月26日 | 経済
 国際通貨基金(IMF)は、毎年2回世界経済見通し(WEO)を発表しています。
 10月6日に発表されたWEO2015年10月版では、カンボジアのGDP成長率を、前回とほぼ同じと予測しています。2015年7.0%(前回7.2%)、2016年7.2%(前回7.2%)と好調が続くとしています。また、2017年以降も2020年まで7.2%~7.3%の成長が続くと予測しており、中期的にも好調な成長が続くとしています。一人当たりGDPも、2013年に1000ドルを突破して1018ドルとなり、2015年は1140ドル、2020年には1618ドルに達すると見ています。物価上昇率は、原油価格の下落を織り込んで低位安定を予測しています。2014年3.9%、2015年1.1%、2016年1.8%と見込んでいます。原油価格の下落等により国際収支も改善するとしていて、経常収支の赤字(対GDP比)も2014年12.2%、2015年11.1%、2016年10.6%と減少を続け、2020年には6.3%まで縮小すると予測しています。

国際通貨基金(IMF) 世界経済見通し2015年10月版(和文要旨)
http://www.imf.org/external/japanese/pubs/ft/weo/2015/02/pdf/textj.pdf


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素敵なフレンチ Khema

2015年10月25日 | 生活環境
 プノンペン中心部にオープンした素敵なフレンチレストラン「Khema」です。場所は、SOS病院の南側です。トパーズやマリスといったレストランと同じThaliasグループとのことです。店内は、レストランとカフェになっています。レストランは落ち着いた雰囲気です。メニューは、まだソフトオープンということで数は限られていますが、なかなかのものでした。モッツァレッラチーズを塊のまま使ったカプレーゼ(写真上)は、チーズの食感とプチトマトが相まって絶妙です。また、大きな骨付きのラム・シャンクは、見かけと違って、やわらかく煮込んであり、一口食べて「美味しい」と、うなってしまいます。お隣のデリ・カフェで自由に選べるデザートやチョコも素敵でした。お客様は、西洋系の方が多かったようです。現在、20%割引キャンペーン中です。お勧めです。お試しください。

No. 163, St. 51
016 611 555
https://www.facebook.com/Khema51

店内は、ゴージャスで落ち着いた雰囲気です。


ラム・シャンク(手前)は、見かけと違って、やわらかい食感で繊細です。


フィッシュ・ムースは、日本人受けしそうな食感とテーストです。


デザートに選んだショコラもいろいろな味が楽しめました。




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カンボジアの休日2016

2015年10月24日 | 経済
 来年2016年の祝祭日が決定しました(2015年10月6日付政令第137号)。なお、これまでの例では、政府・銀行等、週休二日の場合は、祝日が土日曜と重なる場合は、翌平日が振替休日となります。縫製業等の工場では、祝日が日曜と重なる場合は、翌平日が振替休日となります。旧正月(2016年は2月8日(月))は休日とされていませんが、前後併せて休業とする企業・職場が多くなっています。

1月1日 金曜 インターナショナルニューイヤー International New Year
1月7日 木曜 虐殺政権からの解放の日 Victory over Genocide Day
2月22日 月曜 万仏節 Meakkha Bochea
3月8日 火曜 国際女性の日 International Women's Day
4月13日~16日 水曜~土曜 カンボジア正月 Khmer New Year
5月1日 日曜 国際労働者の日 International Labor Day
5月13日~15日 金曜~日曜 シハモニ国王誕生日 King Norodom Sihamoni's Birthday
5月20日 金曜 仏誕節 Visaka Bochea
5月24日 火曜 王室始耕祭 Royal Ploughing Ceremony
6月1日 水曜 国際子供の日 International Children's Day
6月18日 土曜 モニク前王妃誕生日 King's Mother's Birthday
9月24日 土曜 憲法記念日 Constitution Day
9月30日~10月2日 金曜~日曜 プチュンバン Pchum Ben Day
10月15日 土曜 シアヌーク前国王追悼記念日 Commemoration Day of King's Father
10月23日 日曜 パリ平和条約記念日 Paris Peace Agreements Day
10月29日 土曜 シハモニ国王即位記念日 King Norodom Sihamoni Coronation Day
11月9日 水曜 独立記念日 Independence Day
11月13日~15日 日曜~火曜 水祭り Water Festival
12月10日 土曜 国際人権の日 International Human Rights Day

訂正

水祭りの日を誤記しておりました。誠に申し訳ありません。お詫びして訂正させていただきます。
誤:11月16日~18日 水曜~金曜
正:11月13日~15日 日曜~火曜


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プノンペン港湾公社 IPO手続 進む

2015年10月23日 | 経済
 10月19日、プノンペン港湾公社の新規株式公開(IPO)の説明会(ロードショー)が、プノンペン・ソフィテルホテルで開催されました。このロードショー直後の、10月19日~22日にブックビルディングが行われました。ブックビルディングの結果は、10月30日に発表される予定です。現在のところ、提示価格は、4405リエル~6320リエル(1.08ドル~1.55ドル)となっており、この範囲内で公募価格が決定されます。公募は、11月12日~17日の予定です。新規株式発行後の株式の20%に当たる413万6873株が売り出されます。新規発行株のうち、従業員持株会が10%、戦略投資家が36.41%~52.26%、ブックビルディングで37.51%~26.42%が先に配分されるため、公募されるのは、16.08%(66万5073株)~11.32%(46万8421株)に限られます。
 なお、全株式の80%は引き続きカンボジア政府が保有します。今回のIPOで目を惹くのは、配当性向をコミットしていることで、今後5年間、IPO価格の5%に当たる配当を行うとしています。プノンペン証券取引所への上場は、12月11日の予定です。プノンペン港湾公社では、今回のIPOで調達する資金(約450万ドル~640万ドル)を、プノンペン新港コンテナターミナルの拡張等の設備投資に活用する計画です。
 IPOの詳細は、主幹事のユアンタ証券等にお問い合わせください。日系のSBIロイヤル証券では、日本人担当者もいらっしゃいます。


免責事項:
カンボジアでの株式投資は、カントリーリスクや為替リスクも伴いますので、慎重かつ専門的な検討が必要です。
本ブログ記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
弊研究所は有価証券価格や為替レート等の上昇または下落について断定的判断を提供することはありません。
弊研究所は本メールの内容に依拠してお客さまが取った行動の結果に対し責任を負うものではありません。投資にあたってはお客さまご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。


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物流連 海外物流戦略ワーキングチーム会議を開催

2015年10月22日 | 経済
 10月7日、日本物流団体連合会(物流連)は、海外物流戦略ワーキングチーム会議を、東京で開催しました。このワーキングチームは、海外に展開する物流事業者が直面する課題で、個々の企業によっては解決が難しい課題に、 官民連携して取り組むことを目的としています。メンバーは、物流事業のアジア進出の実務に携わる会員企業及び国土交通省関係者により構成されています。
 会議では、まず国土交通省より、今秋に予定しているカンボジア等との政府間対話について説明されました。また、カンボジア総合研究所の鈴木博チーフエコノミストより、「カンボジアの概況」と題し、最近の政治・経済状況や、課題の説明が行われました。カンボジアは、インフラや通関手続等で課題は残るものの、低賃金と南部経済回廊を活用して外資の誘致に成功しており、高成長が続いているとの説明がありました。また、アジア開発銀行の支援 を受けて、通関手続をわかりやすく解説した「通関ハンドブック」(英文)を作成中であることが紹介されました。その後、事前にメンバー企業に対しアンケートを実施した「カンボジアにおける事業活動の現状と課題」について、各企業より発表が行われ、通関に係る費用が高額であること、手続きが煩雑で時間的に数週間かかるケースがあること、電気料金が周辺国と比較しても高額であること等、制度面やインフラ面を中心とした課題の抽出と情報共有が図られました。最後に事務局より、11 月に実施を予定している、カンボジア・ラオスの海外物流実態調査計画について概要説明が行われました。
 日系企業にとって、南部経済回廊の物流の整備が重要な課題となっていることが実感されました。

日本物流団体連合会の新聞発表
http://www.butsuryu.or.jp/images/pdf/news/390.pdf


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JTBカンボジアに拠点開設 日系企業需要も開拓

2015年10月21日 | 経済
 10月6日、JTBグループのアジア・パシフィック地区統括会社の JTB Pte Ltd(本社:シンガポール)は、プノンペンに支店、シェムリアップに営業所を設立すると発表しました。JTB グループとして、直轄拠点を設立する事により、カンボジアにおけるインハウス事業(日本からカンボジアへの訪問者の旅行手配、及び斡旋業務)、インバウンド事業(日本以外からカンボジアへの訪問旅行者の旅行手配、及び斡旋業務)、アウトバウンド事業(カンボジア発の国内・海外旅行の手配、及び国際会議・視察旅行・展示会等の企画運営手配)等の事業領域の開拓と拡大を図るとしています。
 観光業は、カンボジア経済の主要エンジンの一つであり、GDPの15%程度を占めています。日本の大手旅行会社の進出は、カンボジア経済にとっても、日本にとっても明るいニュースです。

JTBの新聞発表
http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=2143

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世界銀行 東アジア・大洋州地域 半期経済報告2015年秋 カンボジアは好調続く

2015年10月20日 | 経済
 10月4日に世界銀行は、東アジア・大洋州地域半期経済報告(2015年秋)を発表しました。この報告書は、年2回春と秋に発行されています。
 カンボジアの2015年の成長率についてはこれまでの予測(6.9%)から若干引き上げて7.1%と予測しています。2016年はこれまでと同じ6.9%と予測しています。2017年は6.8%と見込んでいます。世界銀行では、観光客数の伸びの鈍化や農業の減速があったものの、建設業やサービス業が好調で、経済成長は引き続き安定的と予測しています。縫製品の輸出については、ドル高、競争激化、賃金上昇懸念等があるものの7.8%増加すると見ています。物価上昇率は、石油や食料品の国際価格の低下等を盛り込んで、2015年1.5%との予測です。なお、今年については、国際原油価格の下落がカンボジア経済には好影響を与えるとみています。国内のガソリン価格の20%の低下により、平均して消費を1.5%押し上げる効果があるとしています。経常収支は、対GDP10.8%の赤字ですが、直接投資等で埋め合わせており、概ね安定的です。
 今後のリスクとしては、労働問題、ドル高、欧州経済の回復の遅れ、中国経済の減速を挙げています。ただ、中国経済の減速については、観光客数への影響等、限られたものに留まるものと見ています。
 今後の課題としては、競争力の強化が最も重要であり、そのための生産性向上が必要であると提言しています。特に、熟練労働者の育成、貿易振興、外国投資誘致のための努力が必要であるとしています。

世界銀行の新聞発表(日本語)  
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2015/10/04/growth-in-east-asia-pacific-likely-to-moderate-but-still-remain-solid-says-world-bank-report


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2015年10月19日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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カンボジアの2016年の最低賃金 140ドルで決着

2015年10月19日 | 経済
 2016年1月1日から適用されるカンボジアの最低賃金は、140ドル/月で決着しました。現在は128ドルで、9.4%の上昇となります。最近の最低賃金の上昇は、2012年61ドルから2013年80ドル(31.1%増)、2014年100ドル(25.0%増)、128ドル(28.0%増)と、急激なものがありましたが、今回は1桁台の上昇に留まりました。
 最低賃金は、政府、雇用者、労働組合の3者の代表28名が参加する労働諮問委員会で討議されてきました。雇用者側は133ドル、労働者側は160ドル(当初177ドル)を要求していましたが、10月8日の会議で投票が行われ、政府案の135ドル(5.5%増)が多数を得て、労働大臣に答申されました。この結果を受けて、フン・セン首相は、鶴の一声で5ドル増額を加えることを決定し、最終的に140ドルで決着しました。
 内需振興のためにも、最低賃金の引き上げは必要不可欠ですが、急激な上昇は外国投資家の懸念となっていました。周辺国では、ベトナムが既に2016年の最低賃金を12%増とすることを決めています。カンボジア政府では、最低賃金の検討に当って、今年から労働生産性上昇率や物価上昇率等の客観的基準を使用し始めており、雇用者側も労働者側も納得感が高い決定方式が次第に定着していくことが期待されます。


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