カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2012年12月31日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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本年はご愛顧頂きありがとうございました!

2012年12月31日 | 一般
 2007年11月から始めたこのブログ「カンボジア経済」を、本年もご愛顧頂きありがとうございました。皆様から暖かいコメントも頂き、本当に元気付けられました。

 カンボジア総合研究所では、ブログ「カンボジア経済」に加えて、メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」、NNA(ニュースネットワークアジア)「カンボジア経済通信」、モーニングスター「新興国情報EMeye」、Yahoo!ファイナンス、アジアビジネス情報ポータルサイト「thai-plusone」、MUFG Biz Buddy、Kroma「カンボジア経済」等の様々なツールを活用して、カンボジア経済情報を発信しております。また、今年は、日立総合計画研究所の機関誌「日立総研」に論文「メコン経済圏におけるカンボジアの位置付けと企業戦略」を発表させていただきました。皆様のお目に留まれば幸甚に存じます。

 来年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。


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ヒマワリホテルにマイクロブリューワリー開店

2012年12月30日 | 生活環境
 日本人の方が多く住まわれているヒマワリホテル&アパートメンツに、地ビールを製造するマイクロブリューワリーができました。カウンターもあり、川沿いのテラスで飲むこともできます。
 醸造されているビールは3種類で、ネルソン・ブロンド(飲みやすいエールで、フルーティなホップの香り)、ジェム&ジェード(豊饒なホップの香りに軽いキャラメルフレーバー)、ハニーサップ(ハニーのフレーバーでちょっと甘く感じる花のような香り)です。3種類を試しに飲める聞きビールセットもあります(2.99ドル)。
 ビール、つまみともにお値段はちょっと高めですが、濃い味のビールをお好みの方にはよろしいかと思います。

Himawari Microbrewery
313 SisowathQuay
023 214 555

3種類のビールを比べられるお試しセット。もうちょっと量を増やしてほしい・・・。



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良い感じの生演奏が楽しめる Apros Pub

2012年12月29日 | 生活環境
 ロシアンマーケット近くにできた気軽なパブ「Apros Pub」です。1階はガラス張りでオープンな雰囲気、2階はビリヤードもあって落ち着いた感じです。料理もなかなかですし、値段もリーズナブルです。生ビールが1杯1.8ドルで、さらにハッピーアワーには半額なるというのも嬉しい設定です。夜は7時から、生演奏が入ります。これがなかなかセンスの良さを感じさせる選曲、歌声で、80年代等に流行った、ちょっとだけ懐かしい曲をやってくれます。
 軽く飲みに行くのにぴったりのお店です。お試しください。

Apros Pub
Address : #182, St. 155, Sangkat Toul Tom Poung I, Khan Chomkamorn
Contact : (855) 23 6969 222
http://aprospub.com/home

インテリアは落ち着いています。


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カンボジア経済2012年10大ニュース

2012年12月28日 | 経済
2012年も押し詰まりました。カンボジア総合研究所チーフエコノミストの鈴木博の選ぶ「カンボジア経済2011年10大ニュース」です。

第1位 巨星落つ シアヌーク前国王陛下ご逝去
 10月15日、カンボジアの独立から内戦、そして平和な時代まで、国を作り、国を支えたシアヌーク前国王が亡くなられました。心より哀悼の意を表します。

10月21日 シアヌーク前国王陛下ご逝去
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/dbdd99e82eb9638faf250c29471bd503


第2位 カンボジアがASEAN議長国 親中国のレッテルを張られる
 今年、カンボジアは東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国でした。しかし、南シナ海の領有権問題等での中国寄りの姿勢が目立ち、フィリピン、ベトナム等、中国の攻撃を受けている国々との軋轢が高まりました、アメリカ、日本等もこの姿勢に反発を強めました。小国のカンボジアとしては、各国の板挟みで綱渡りの外交の1年でした。

11月19日 ASEAN首脳会議始まる
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/928e82220028dc2d1e5e5cf29e831557

7月17日 ASEAN外相会議 共同声明発表できず
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/9d323b18c5df3c98c502e5449233d445


第3位 日系企業が続々進出
 今年も日系企業の進出が続きました。中国、タイ、ベトナム等での急速な人件費上昇がこの動きを加速しています。

1月30日 カンボジア日本人商工会 会員数が100社を突破
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/fc5da8e533a2762e7a5bfe9668edd017

6月12日 工場見学 住友電装 自動車用ワイヤーハーネスの生産開始
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/c2965ff062b5815c422a6aa1f635c0fb

10月22日 工場見学 ミネベア
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/ab944b7a131dd4b8124e02f2f1f0731d

12月20日 矢崎総業 コッコン州で工場の完成式典
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/f0c4fb0469e07c0733b39d2e07833f49


第4位 カンボジア証券取引所で取引開始
 カンボジア証券取引所で証券取引が開始されました。今のところ上場しているのはプノンペン上水道公社1社のみです。来年には、政府系公社、民間企業等の上場が期待されます。

4月23日 カンボジア証券取引所 取引開始 プノンペン上水株価は48%の上昇
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/932b6a25aa616662b00d7682747a9a51

11月22日 民間企業2社 カンボジア証券取引所に上場へ
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/d934e29812cda9965f32dfe2408c7baf


第5位 日系企業 サービス産業への進出も
 日系企業の投資というと製造業がまず頭に浮かびますが、今年は小売、銀行、病院、歯科医院、飲食等のサービス産業への進出も目覚ましいものがありました。

12月7日 イオン プノンペンにアンテナショップTOPVALU SHOPを開店
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/8a2b5c9d1668aee8b78cfb8baa34b92f

12月14日 北原ジャパンクリニックが開院
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/20d48edff9636e7fc244ec55cdb4fc75


第6位 カンボジア経済 引き続き好調
 カンボジア経済は、2012年も好調が続きました。世界経済の減速にもかかわらず、輸出が引き続き好調、観光客も300万人を超える見込みです。不況が続いた不動産・建設セクターも回復しつつあります。農業も特段の問題なく経済を下支えしています。

10月11日 国際通貨基金(IMF) IV条協議2012
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/8d44b6efa072f0e8ce6438586d0e89ce

9月12日 世界競争力レポート2012 カンボジアは85位に躍進
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/62306eee5f6b5f9d07c1af8abe06c871


第7位 不動産市況 ようやく回復へ
 2008年のリーマンショック以降、長く不況が続いた不動産セクターもついに回復の兆しを見せ始めました。不動産価格の回復を受けて、建設セクターも回復してきています。

8月10日 不動産価格が上昇基調に
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/a87b7bb24aa105fb2f4882013abee5d3


第8位 皇太子さま カンボジアご訪問
 6月27日から29日まで皇太子殿下がカンボジアを初めて訪問されました。

7月2日 皇太子さま カンボジアご訪問
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/f4407011814795a2fd3640984c228c0a


第9位 ロンドンオリンピック カンボジアも参加
 今年のロンドンオリンピックには、カンボジアも選手団を送りました。カンボジア国籍を取って話題となった猫ひろしさんは、出場資格なしとされ参加は叶いませんでした。

8月19日 ロンドンオリンピック カンボジア選手団
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/2a30cca570dcea372e3c7f1b54109c2a

5月19日 猫ひろしさん 五輪出場取消
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/06778f145b3c9a91294a6a93ac7bac5a


第10位 日本人若手企業家 カンボジアで続々開業
 今年は日本人の若手企業家のカンボジアでの開業が目立ちました。カフェ、焼肉、寿司等の飲食業が多くみられました。

4月8日 日本のカレー クロスタウンカフェ
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/8409149fbfc8e2ca2953aabbb470a61d

10月20日 日本人経営の新しいカフェ Kiriya Café
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/a3a3577425c2be8f88b0cd0ee4c099cc




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カンボジアでも年金制度導入へ

2012年12月27日 | 経済
 カンボジアでも民間企業向け年金システムを2015年から導入する計画です。現在、公務員、軍人には年金制度があり、民間企業従業員についても法律で年金制度の概要は定められていますが、まだ実施されていませんでした。システムの詳細は未定ですが、2014年までには政令をもって定める予定です。今のところ、55歳以上で年金を受給することができる見込みですが、年金を受け取るには、国家社会保険基金(NSSF)での20年間以上の登録期間が必要で、年金受給開始の直前10年間のうち60か月以上の保険料払い込みが必要となっています。
 国家社会保険基金では、現在のところ労災保険が実施されていますが、年金についても早期の実施が期待されます。今年初めから民間企業従業員について国家社会保険基金での年金制度への登録が進められており、これまでに72万人が登録を完了したとのことです。



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携帯電話会社のHelloとSmartが合併へ

2012年12月26日 | 経済
 12月13日に、マレーシア系の携帯電話会社Hello Axiata Company は、携帯電話会社のSmartを運営するLatelz Company Limitedを1億5500万ドル(約130億円)で買収し、HelloとSmartを合併させると発表しました。この合併により、顧客数は500万台程度となり、カンボジアでは最大のMetfoneに次ぐ第2位の携帯電話会社となります。
 カンボジアでは、他国よりも多い9社もの携帯電話会社が激烈な競争を繰り広げており、合併による経営体質の強化は、いずれにせよ必要となってくるものと思われます。

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中央銀行 電子決済システムを導入

2012年12月25日 | 経済
 12月12日にカンボジア中央銀行(NBC)は、正式に電子決済システム(National Clearing System)を導入・稼働したと発表しました。中央銀行内の交換所(National Clearing House)で、銀行間取引が当日内に決済可能となります。銀行間市場を支える電子決済システムは、金融業界にとって、効率的な業務を行うための基礎的インフラと言えます。カンボジア中央銀行の地道な改善努力の好例です。
 日本でも日本銀行が電子決済ステムを導入したのは1980年代で、それまでは、高額の日銀小切手を日銀の窓口まで持って行って決済を行っていました。カンボジアのような途上国では、先進国のハイテク技術と経験を容易に取り入れることが可能であり、「技術ジャンプ」と呼ばれるように、先進国では長い期間かけて実現したことを短期間でキャッチアップすることとなります。カンボジアの銀行業界は絶好調でもあり、この種のインフラ、制度等が早期に整備されることが期待されます。


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2012年12月24日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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第20回医療者勉強会 カンボジア結核対策における日本の貢献とその成果

2012年12月24日 | 社会・風土
 カンボジアには、様々な医療関係者の方々(お医者さんや看護師さん等)が日本から援助の事業や、NGO等のお仕事で来られています。これらの方々が集まって勉強会を開催しています。
 12月15日に開催された勉強会では、日本が支援している「結核対策能力強化プロジェクト」の岡田耕輔先生、山本記代美調整員が、「カンボジア結核対策における日本の貢献とその成果」について講演されました。岡田先生たちは、日本等の支援による結核対策によってカンボジアの結核の状況か改善しているかどうかを調べるため、全国結核有病率調査を実施されました。約4万人を対象に結核に感染しているかどうかを検査し、その結果、2002年に比べて2011年には結核の有病率が38%減少しているとの結論を得られました。特に若い世代での減少が著しいものとなっています。カンボジアは、内戦時代に結核の治療や予防がほとんど行われなかったこともあって、結核の有病率は依然として世界で最も高い水準にあり、引き続き対策事業が必用とのことでした。
 今回の勉強会には、約30名が参加し、熱心な質疑応答もありました(参加者の8割は女性でした)。写真は日本の支援で建設されたカンボジア国立結核センター(CENAT)です。


ブログ「カンボジア経済」2008年3月16日「カンボジア国立結核センター」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5f62a4fc246c07f4c2b301803393fe68

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素敵なスパニッシュレストラン Doors

2012年12月23日 | 生活環境
 スペイン料理を手軽に楽しめる素敵なレストラン「Doors」が開店しました。場所は、プノンペン北部のカラ・ホテルの1階で、エクスチェンジの向かいです。インテリアはちょっと変わった感じですが、ステージもあって生演奏も楽しめるようです。メニューは、酢ペイ料理のタパスがリーズナブルな価格でたくさんの種類が楽しめます。スペイン人シェフが腕を振るっているとのことで、とても美味しいと感じました。スパニッシュオムレツやアサリのガーリックも美味しいですが、イカ墨のリゾットが出色の出来でした。7時まではハッピーアワーで、生ビールが半額なのも嬉しいです。
 お薦めです。ぜひお試しください。

Doors
No. 18, St. 47 & St. 84
023 986 114
www.doorspp.com


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空の広さが味わえる Eclipse Sky Bar

2012年12月22日 | 生活環境
 感動しました。これほどに空の広さが感じられるバーは、なかなかありません。全周360度の眺望が味わえます。プノンペンタワーの屋上にできたルーフトップバー「Eclipse Sky Bar」です。プノンペンタワーのエレベーターで22階まで上がり、そこから階段ですが、階段を上がっていくとプノンペンの景色が目に飛び込んでくる素晴らしい演出です。
 メニューは、飲み物中心ですが、アジアンとウェスタンの料理もあり、セットメニューもあります。7時まではハッピーアワーで、飲み物が30%OFFです。プノンペンのお金持ちの若い世代がメインの客層です。
 本当に素晴らしい場所で、夕方6時前に行って、真っ赤な夕日が沈んでいくところを見た後、一杯やっていると、黄昏とはこういうものだったのか、暮れなずむとはこういうことだったのかを、じっくりと味わうことができます。
 今年一番のお薦めです。ぜひお試しください。(なお、開放的な作りなので、お子様や酔っ払った方は転落しませんよう、よくよくご注意ください。)

Eclipse Sky Bar
http://www.facebook.com/eclipse.skybar.pp
Phone : 078 777 838 / 069 803 777
Phnom Penh Tower, No. 445, Preah Monivong


東側はメコン河を望めます。


黄昏の空の色の変化をじっくり楽しめます。全天、遮るものがなく感動です。



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バンコクとプノンペン、シェムリアップ間に直行バス運行開始へ

2012年12月21日 | 経済
 タイ政府観光庁によりますと、2012年12月29日よりカンボジア・プノンペンとシェムリアップとタイ・バンコクを結ぶ直通国際バスが、タイ政府系のトランスポート社により運行が開始されるとのことです。
バンコクからカンボジアの首都プノンペンへのバスは、バンコクのモーチット・バスターミナルより午前7時発で所要時間11時間、運賃は900バーツ(30米ドル:約2400円)です。アンコールワットのあるシェムリアップへのバスは同じくモーチット・バスターミナルより午前6時発と午後4時発で所要時間7時間、運賃は750バーツ(25米ド:約2000円)です。使用バスは40席のエアコンバス(写真:タイ観光庁のサイトより)になるとのことです。
 これまでは、ミニバス等による運航はありましたが、途中のポイペト国境でバスを乗り換えなければなりませんでした。越境交通協定(CBTA)に基づき、プノンペン~ベトナム・ホーチミンと同様にバスを乗り換えることなく、両国間を行き来することが可能となります。飛行機に比べるとかなり運賃も安いので、若い世代の観光客を中心に利用が広がることが期待されます。

追記 2013年2月24日
バンコク・プノンペン結ぶ国際バスサービス、2月21日正式スタート

 タイとカンボジアの首都を結ぶバスサービスが2月21日、正式にスタートした。官営トランスポート社が運営するこの国際バスサービスは、バンコクとプノンペン、そして、シアムリアプの間を毎日往復するもの。
 バンコク・プノンペン路線は、バンコクのモチット・バスターミナル発午前8時15分、プノンペン発午前7時。片道運賃900バーツ、走行距離719キロ、所要時間11時間。
 バンコク・シアムリアプ路線は、モチット発午前9時、シアムリアプ発午前8時。片道運賃750バーツ、走行距離424キロ、所要時間7時間。
 


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矢崎総業 コッコン州で工場の完成式典

2012年12月20日 | 経済
 12月17日に自動車部品製造大手の矢崎総業は、タイ国境にあるコッコン経済特別区で、ワイヤーハーネス(自動車用組電線)の新工場の開所式を開催しました。式典にはカンボジアのフン・セン首相や閣僚、黒木雅文日本大使など約3,000人が出席しました。工場では自動車用ワイヤーハーネスを生産し、製品は隣国タイに集積する日本の自動車メーカーの工場へ輸出・供給します。従業員は現在600人ですが、2015年に2000人、将来は3000人へ増やす計画です。人件費が急激に上昇するタイの工場を補完する生産拠点として、課カンボジアの工場を強化していく方針です。工場は、11 月に設立されたヤザキ・カンボジア・プロダクツ(資本金650万ドル:約5億4000万円)が運営します。
 このような労働集約型の部品産業で、納入がタイ等の隣国にある形態は、カンボジアのメリットである低賃金とロケーションを最大限に活用するものです。特にコッコンは、タイ国境にあり、タイの東部臨海工業地帯との連結性も良好です。今回の投資は、雇用を増やし、輸出を増やし、輸出先・輸出品目の多様化を進めることでカンボジア経済の発展にも大きく貢献するものです。日系企業のこの種の投資が引き続き拡大することが期待されます。
 

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第7回カンボジア輸出入・一州一品展示会

2012年12月19日 | 経済
 12月15日~18日にプノンペン・ダイヤモンドアイランドで、第7回輸出入および一州一品展示会が開催されました。カンボジア商業省の主催によるカンボジア最大のトレードショーで、大変盛大なものでした。
 日本、韓国、タイ、ベトナム等の各国のブースと、カンボジア産品のブース、さらにカンボジアの各州の特産品のブースが並びました。日本からは27社(昨年は16社)が参加し、会場の中央部を使って強くアピールしていました。今年はイオンも出展され、人気を集めていました。
 この展示会は回を追うごとに拡大しており、今年は会場の広さも昨年の2倍近くとなっています。日本企業との関係強化にも更に貢献することが期待されます。



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