カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

東京の有名ラーメン店プノンペン進出 麺屋武一

2016年07月31日 | 生活環境
 東京新橋に本店を持つ有名ラーメン店「麺屋武一」が、プノンペン南部絆ストリートにオープンしました。既存の「ひもの屋」を改装、「カンボジアのひもの屋」と「鶏白湯ラーメン・麺屋武一」の複合業態店としてリニューアルオープンしたものです。1店舗2業態とする事で、幅広い顧客ニーズへの対応と高い費用対効果を狙っているとのことです。メニューは、鶏をじっくり煮込んだ濃厚鶏白湯スープのラーメンが中心です。塩味の濃厚鶏白湯ラーメン(5.9ドル:約600円)を頼んでみましたが、濃厚で鶏の旨みを引き出した味を楽しめました。鶏を売りにするだけあって、具は鶏つくね、チャーシューも鶏だそうです。透明なスープの和風鶏白湯ラーメンも次回はぜひ試してみたいです。土曜のランチ時でしたが、日本の方だけでなく、外国人のお客さんも来られていました。お勧めです。お試しください。

麺屋武一
No.54, St.63

濃厚鶏白湯ラーメン(5.9ドル)。ネギとメンマのトッピング(各1ドル)付です。


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NNAメコン経済セミナー ~CLM3カ国の魅力と日系企業投資状況~

2016年07月30日 | 経済
 アセアン経済共同体(AEC)の発足で域内分業が進み、「タイプラスワン」として益々注目が高まるメコン地域に関して、現地の経済概況や日系企業の進出動向など、ミャンマー、ラオス、カンボジアそれぞれに精通した方々を招いて、日本にいては伝わらないメコンの“今”に迫る「NNAメコン経済セミナー ~CLM3カ国の魅力と日系企業投資状況~」が、8月3日(水)東京にて開催されます。
 カンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストの鈴木博が「投資先として存在感を増すカンボジア:カンボジア投資の魅力と課題」について、西松建設株式会社国際事業本部商務部の望月敏洋部長が「日系企業のラオス投資状況と経済特区~パクセー・ジャパン日系中小企業専用経済特区~」について、共同通信社ヤンゴン支局の八木悠佑記者が「ミャンマー新政権下の経済動向・投資環境の変化」について、それぞれ解説します。
 受講料は、NNA有料サービス契約者4,000円(税別)、NNA倶楽部会員5,000円(税別)、一般7,000円(税別)となっています。なお、参加特典は、NNA POWER ASIAミャンマー(ラオス・カンボジア)2週間無料ご利用ID(21,800円相当)とASEAN一覧工業団地&インフラMAP(電力編)とのことです。
 直前のお知らせで恐縮ですが、残り座席数も少なくなってきているようですので、ご希望の方は、下記のNNAのサイト経由でお早めにお申し込みください。
(写真は高層ビルの建設が続々のプノンペン)

日時: 2016年8月3日(水)14:00~17:00 (受付13:30~)
場所: 【日本・東京】汐留メディアタワー (受付2F) 東京都港区東新橋1丁目7番1号

NNAのサイト
http://www.nna.jp/corp_contents/seminar/2016/160803_kyo/


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郵船ロジスティクス カンボジアで冷蔵冷凍機能付き物流施設を稼働

2016年07月29日 | 経済
 7月21日、郵船ロジスティクスのカンボジア法人Yusen Logistics(Cambodia)Co.,Ltd.が、カンボジア・プノンペン市内にカンボジア国内最大級の冷蔵・冷凍機能付き多機能物流施設を新設し、8月1日より稼動すると発表しました。
 現在、カンボジア国内では内需が拡大し、大型ショッピングモールの建設も相次いで予定されていることから、海外から輸入した一般消費財ならびに冷蔵・冷凍品を倉庫に保管し、小売店や卸会社へ小口配送する需要が高まっています。このため、既存倉庫を移設し、8月1日から稼働するとのことです。新施設の収容能力は既存倉庫の約2倍に拡充し、冷蔵・冷凍施設エリアを活用し付加価値の高いロジスティクスサービスを展開する予定です。
 また、カンボジア初となる新施設を起点とした小口混載配送サービスを開始します。冷蔵・冷凍品も保冷ボックスを活用して配送サービスが可能になったとしています。これにより、冷蔵・冷凍品を新施設で保管、流通加工し、納入先まで品質を維持して配送するコールドチェーン体制が整ったとのことです。
(写真は、新施設外観。新聞発表より)

郵船ロジスティクスの新聞発表
http://www.yusen-logistics.com/jp/resources/press-and-media/11369


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大メコン圏諸国 越境交通協定で車両乗り入れ枠を500台に

2016年07月28日 | 経済
 7月14日、バンコクで大メコン圏越境交通協定合同委員会会合が開催され、カンボジアからはスン・チャントル公共事業運輸大臣他が参加しました。会合には、大メコン圏6か国(カンボジア、タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、中国)の代表が参加しました。タイ運輸省のアーコム・トゥームピッタヤーパイシット大臣とアジア開発銀行(ADB)東南アジア部の岩崎秀明運輸通信課長が共同議長を務めました。
 スン・チャントル大臣からは、越境交通協定(Cross Border Transport Agreement: CBTA)に基づく通行許可証の発行、越境交通協定の改正、越境交通協定の完全実施に向けたスケジュール等について発言がありました。
会合では、越境交通協定暫定実施(Initial Implementation of CBTA: IICBTA)の現状と対応につて討議されました。特に、越境交通協定議定書3「運輸サービスの頻度・容量、割当や認可の発行」に関連する越境可能な自動車の台数について討議され、ミャンマーを除く5か国相互間では、各500台を認めることで合意しました。本年末までに施行され、期間は当面3年間とされています。
 カンボジアは、ベトナムとの間では、既に500台ずつで合意・実施しています。2015年時点でカンボジアは460台(バス360台、トラック100台)に許可証が与えられ、ベトナム側は500台が登録済です。タイ及びラオスとの間では、これまで各40台しか割当がありませんでした。タイとの間では、昨年のフン・セン首相のタイ訪問以降、割り当て台数の拡大が議論されてきていました。
 今回の割当台数増加により、カンボジアの運輸業界は厳しい競争に直面することとなりますが、サービス・価格ともに改善に向けた圧力となることが期待されます。
(写真は、カンボジア・タイ国境のポイペトを通過するタイのコンテナトラック)

カンボジア公共事業運輸省の新聞発表(英文です)
http://www.mpwt.gov.kh/gms.html?lang=en


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フン・セン首相 ASEMで連結性強化のための投資の必要性を強調

2016年07月27日 | 経済
 7月15日・16日にモンゴルで開催されたアジア欧州会合(ASEM)第11回首脳会合に参加したフン・セン首相は、本会議でスピーチを行いました。その中で、アジア欧州会合に期待することとして、(1)物理的連結性・組織的連結性・人と人との関係に支えられた開発の機会を活用してアジアと欧州との関係を強化するようなダイナミズムの醸成、(2)地域的連結性の強化に向けてシルクロード基金・中国アセアン海上協力基金・アジアインフラ開発銀行(AIIB)や既存の多国間機関等の連結性メカニズムや地域的統合実施に向けた継続的支援の提供、(3)連結性強化に伴うリスク、具体的には、国家安全保障、麻薬、テロ、多国間犯罪等から国民と国家を保護するための安全保障システムの強化等を求めました。
 なお、フン・セン首相は、中国の李克強首相、日本の安倍首相、韓国の朴槿恵大統領とそれぞれ個別会談を行いました。

ブログ「カンボジア経済」2016年7月20日「カンボジア中国首脳会談」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/93c1fd991391e88373d0ac503cca25e9

ブログ「カンボジア経済」2016年7月21日「日本カンボジア首脳会談」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3786c970f74b67d1ef1d17d5c05e4d63


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中央銀行 即時決済システムを正式稼働

2016年07月26日 | 経済
 7月15日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、銀行間の取引を即時決済する「FAST Payment」システムを正式に稼働したと発表しました。FASTは、First Secure Transfer (安全・即時決済)の頭文字をとったものです。このシステムに参加しているのは、合計13の商業銀行と預金認可マイクロファイナンス機関です(商業銀行:ACLEDA, CAMBODIAN PUBLIC BANK, CANADIA, ABA, BIDC, PHILLIP, SATHAPANA。預金認可マイクロファイナンス機関:AMK, VISIONFUND, PRASAC, AMRET, KREDIT, HATTHA KAKSEKAR)。現在のところ、カンボジアの通貨であるリエル建てのみ対応しており、カンボジアの取引で通常使用されている米ドルには対応していません。
 NBCでは、このシステムの稼働により、安全、即時、効率的で信頼性も高い銀行間の資金移転、取引決済が可能となるとしています。銀行使用者にとっても、リエル建ての他行宛振込、銀行間での資金決済等が簡単即時に行えるようになるという大きな効果があります。また、この他にも、リエルの使用促進(脱ドル化)、透明性の向上、現金市中流通量の削減、金融包摂の促進等の効果も期待できるとしています。

カンボジア国立銀行の新聞発表(英文です)
http://www.nbc.org.kh/english/news_and_events/press_releases_info.php?id=97


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2016年07月25日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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IMF IV条協議ミッション2016

2016年07月25日 | 経済
 国際通貨基金(IMF)は、IMF協定第IV条に基づき、毎年加盟国政府と政策協議を行うこととなっています。7月6日から来訪したIMF調査団とカンボジア政府との協議結果について、7月18日にIMFから発表がありました(なお、詳細なレポートは、通常2ヶ月ほどで発表されます)。
 IMFは、カンボジアが、高度成長と開放的政策によって、低所得国から低中所得国に格上げされたことを評価しました。2015年については、高成長にも関わらず、物価上昇率も安定していたとしています。2016年~2017年についても、縫製品輸出と建設・不動産の好調により約7%の成長を維持すると見ています。物価上昇率も、2016年末で3.2%程度にとどまると予測しています。対外収支については、順調な縫製品輸出とエネルギー輸入の減少によって、経常収支赤字(対GDP比)が、2015年の10.7%から2016年には9.7%に改善するとしています。この赤字も、海外直接投資と各国からの援助で十分に埋め合わされると見ています。
 カンボジア経済にとってのリスクとしては、外的要因として、中国やEUの予想以上の経済スローダウン、ドル高、国内要因として、民間向け、特に不動産向け信用供与の急速拡大を挙げています。IMFからのアドバイスとしては、金融セクターの強靭化が求められています。IMFは、中央銀行(NBC)が最近導入した、バーゼルⅢ規制に沿った流動性カバレッジ率規制の導入、銀行の最低資本金の引上げ等を歓迎するとしています。
 今回、IMFが議論した主要課題は、マクロ的金融リスクの封じ込め、財政安定の維持、競争力強化と産業多様化の推進、金融市場開発の促進の4点でした。
 今回の結果では、IMFは、カンボジアの高成長と貧困削減実績を高く評価しています。また、現在進みつつあるアセアン地域統合と中国の貿易パターンの変化がカンボジアにとっては大きなチャンスであり、カンボジア政府の政策がこのチャンスをとらえたものであるとしています。この方向で、更に、生産性の向上、競争力強化、成長の果実の国民全体への分配促進に取り組むべきとしています。その中でも優先的に取り組むべき課題として、カンボジア政府の産業開発政策に沿って、電力のコスト削減と信頼性向上、運輸リンクインフラの拡充、教育と職業訓練の改善等を挙げています。

IMFの新聞発表(英文です)
http://www.imf.org/en/News/Articles/2016/07/18/13/34/PR16343-Cambodia-IMF-Staff-Completes-2016-Article-IV-Mission


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ワインショップ&カフェ The Providore

2016年07月24日 | 経済
プノンペン東部ソテアロス通りにできたワイン・食品ショップ&カフェの「プロビドール(The Providore)」です。場所は、幸和さんの向かいあたりです。ワインショップ、食品販売に加えて、小さいながらカフェスペースがあります。お店はおしゃれな雰囲気です。メニューも魅力的なものが多いのですが、今回は「スパニッシュ・プラター」(10ドル)を頼んでみました。コールドカットやチーズの盛り合わせです。付け合わせのトウガラシのピクルスやオリーブも美味しかったので、ショップで早速瓶詰を買ってしまいました。ドリンクメニューには、グラスワインが、泡、白、赤、各3種類、合計9種類(各5ドル。ボトルは20ドル)があって楽しめます。お昼から2杯飲んでしまいました。お客さんは西洋系の方が多いようです。ランチタイムでしたが空いていて、ゆったりできました。8時から開いていて、朝食メニューも目を惹きます。お勧めです。お試しください。

The Providere
No. 67, Sothearos Blvd.
http://www.theprovidorecambodia.com/#home

スパニッシュ・プラター(10ドル)。ワイン好きには最高のおつまみ盛り合わせです。


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カンボジア日本人講習会 安全管理と緊急時の対応

2016年07月23日 | 生活環境
 7月16日、カンボジア日本人会講習会(第1回)「安全管理と緊急時の対応」が開催されました。講習会には在留邦人50名ほどが参加しました。カンボジア日本人会では、本年度よりすべての在留邦人を対象に、カンボジアでの生活に役立つ情報を発信する講習会を開催することとしています。 今回のテーマは「安全管理と緊急時の対応」で、ひったくりや事故が多発するカンボジアで安全な生活を送るために必要な心得を、知識と経験豊富な講師から説明を頂きました。
 講習会では、「カンボジアにおける犯罪・事故等の報告及び注意(加害者になってしまった場合の対応やテロ対策)」について根本書記官(在カンボジア日本国大使館)から、「被害者にならないための防災対策」について松崎真行氏(ISSHIN Co.Ltd.)から、すぐに役立つ有益なお話を伺うことができました。また、簡単な応急手当についても実演していただきました。
 各国でテロやクーデター等が多発している状況で、安全対策は重要な課題です。公助があまり期待できないカンボジアでは、自助・共助が重要とのご指摘もあり、自分でできることはきちんとやっておく必要を痛感しました。

カンボジア日本人会のサイト
http://www.jacam.cc/archives/1399



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2016年上半期 税収好調

2016年07月22日 | 経済
 カンボジア経済財政省税務総局の発表によりますと、2016年上半期(1~6月)の税務総局担当の税収は、前年同期比18%増の8億2900万ドル(約870億円)に達しました。伸び率は、法人所得税58%、給与税19%、特別税25%等となっています。
 また、経済財政省関税消費税総局によりますと、関税消費税総局担当の2016年上半期の税収が対前年同期比19.4%増の8億8300万ドル(約930億円)に達しました。これは、今年度予算の55%に当たります。7月11日、関税消費税総局では、オウン・ポン・モニロット経済財政大臣を迎えて、2016年上半期レビュー会議を開催しました。この会議で、大臣は、関税消費税総局の徴税努力による税収増を高く評価しました。更に、税収の重要性を指摘し、関税消費税総局の更なる努力を求めました。これに対し、関税消費税総局のクン・ネム総局長は、管理と規律の強化、税関の技術力改善、密輸等の取締り強化、民間との対話促進、人材開発と組織強化等に引き続き取り組む姿勢を表明しました。


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日本カンボジア首脳会談

2016年07月21日 | 経済
 7月16日、モンゴルで開催されているアジア欧州会合(ASEM)第11回首脳会合に出席中の安倍晋三総理大臣は、フン・セン首相と会談しました。
 安倍総理からは。「カンボジアは、ASEAN統合の鍵を握る重要な国である。昨年のつばさ橋の開通は、統合を支援する日本の象徴的な貢献であり、日本は質の高いインフラ輸出、メコン連結性の強化や産業人材の育成等を通じ、カンボジアへの支援を継続する。9月には初の直行便が就航予定であり、カンボジアへの日本企業の投資や観光客増加により、両国関係を一層発展させたい。」と述べました。
 フン・セン首相より、「20年間の友好関係に関して日本に感謝したい。日本からの投資も年々増えている。日本企業にカンボジアへの更なる投資を呼びかけて頂ければ幸いである。直行便の開設は、両国間の観光客や投資の増大に資すると考える。日本による平和のための政策を支持する。日本が国連の枠内で、平和のためにより大きな役割を果たして頂きたい。」と述べました。
 焦点の南シナ海問題に関し、安倍総理からは「地域の問題を「法の支配」に基づき平和的に解決することが重要であり、南シナ海問題は、日本を含む地域全体の平和と安定にとって重要な問題となっている。日本にとり、南シナ海は死活的に重要なシーレーン。南シナの海域で、国際法が遵守され、航行の自由を確保する必要がある。仲裁裁判の最終判断について、仲裁判断が両当事者にとって最終的であり、かつ、法的拘束力を有するとの外相談話を発出した。本件は、「法の支配」という原理・原則の問題である。」と述べました。これ対し、フン・セン首相より「南シナ海問題に関し、カンボジアは2002年に「南シナ海における関係国の行動宣言(DOC)」策定に努力した。中国とASEANとが問題を平和的に解決することを期待しており、DOCの完全実施と行動規範(COC)策定を進めるべきと考える。」と述べるにとどまりました。
(写真は、フン・セン首相のフェイスブックより)

外務省の新聞発表
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/kh/page3_001729.html


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カンボジア中国首脳会談

2016年07月20日 | 経済
 7月15日、モンゴルで開催されているアジア欧州会合(ASEM)第11回首脳会合に出席中のフン・セン首相は、中国の李克強首相と、ウランバートルで会談しました。
 会談の席上、李首相は「中国とカンボジアの友好の歴史が長い。両国は政治上、高度な相互信頼がある。」と述べた後、仲裁裁判所の決定が出た南シナ海問題について、カンボジアの理解・支援を求めました。
 フン・セン首相は、「カンボジアは引き続き、客観的かつ公正な立場に立ち、当事国同士が直接交渉を通じて紛争を解決することを支持する。カンボジアは、関係各側とともに、ASEANと中国の友好協力の大局を維持していく。」と述べました。
 中国は、直ちに36億人民元(約560億円)の無償援助を2016年から2018年に供与することを決定し、フン・セン首相に伝えました。援助資金は、選挙、保健、教育、水道・井戸等の事業に使用されるとのことです。
(写真は、フン・セン首相のフェイスブックより)

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世界銀行副総裁 カンボジア訪問

2016年07月19日 | 経済
 7月4日から6日、世界銀行のビクトリア・クワクワ副総裁(東アジア大洋州担当:Ms. Victoria Kwakwa, Regional Vice President for East Asia and Pacific)は、カンボジアを訪問しました。副総裁は、フン・セン首相他政府要人、ドナー、民間セクター等と幅広く面談しました。
 副総裁は、カンボジアが低所得国から卒業したことに祝意を示すとともに、わずかな年数で所得を増やすだけでなく、貧困を大きく削減したことを高く評価しました。また、今後についても高成長を持続し、貧困削減を進め、全ての国民に恩恵を行渡らせることが期待できるとしています。課題としては、中所得国として成功するために必要な生産性の向上、農業へのテコ入れ、民間の投資環境改善等をあげ、産業開発政策をベースにして高付加価値化に向かうことが必要だと指摘しました。
 世界銀行は、プノンペンでの土地強制収用を発端として、5年間カンボジアへの融資を凍結してきましたが、本年5月19日にこれを解除して、4件の事業に総額1億3000万ドルの融資を行うことを承認しています。フン・セン首相の強硬な政治姿勢に欧米が締め付けを強め、援助停止も検討されている状況下で、世界銀行の今後の対応が注目されます。
(写真は、副総裁とスン・チャントル公共事業運輸大臣。公共事業運輸省の発表より)

ブログ「カンボジア経済」6月1日「世銀が5年ぶり融資再開」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/f89120c5ecd9c528ce9ac1e356f55b24


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2016年07月18日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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