カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

本年はご愛顧頂きありがとうございました!

2008年12月31日 | 一般
 2007年11月から始めたこのブログ「カンボジア経済」を、本年もご愛顧頂きありがとうございました。皆様から暖かいコメントも頂き、本当に元気付けられました。
 1年間(2008年1月1日~2008年12月31日)の記事総数は、250件でした。そのうち経済関係は、130件です。
来年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。皆様、良いお年をお迎えください。

 なお、2008年10月から12月の経済記事一覧は以下の通りです。この3ヶ月の記事総数は61件、そのうち経済記事は28件でした。
 また、これまでの各四半期の経済記事一覧は、以下のページをご参照ください。 このページの「CATEGORY」欄の各カテゴリー(経済、生活環境、社会・風土、一般)をクリックして頂くと、各カテゴリーの記事がご覧になれます。

2008年10月~12月の経済記事一覧

10月1日 カンボジア縫製製造業協会(GMAC)
10月2日 プノンペン経済特区、好調なスタート
10月3日 シアヌークビル国際空港
10月16日 物価上昇率
10月17日 コメントへのご回答
10月18日 TV番組「動き出したカンボジアビジネス」
10月21日 ポルポト水路
10月24日 2009年度予算政府案決定
10月26日 槇徳子さんがカンボジアに来られました!
10月28日 政府・開発パートナー調整委員会
10月30日 最近の金融危機のカンボジアへの影響
11月5日 不動産価格の下落
11月6日 日本への留学生の発表会
11月10日 IMF IV条協議
11月14日 商才
11月24日 政府民間フォーラム(G-PSF)
11月25日 カンボジアの不動産市況
11月26日 ガソリン価格の急落
11月27日 投資の"ラストリゾート”カンボジアへの期待の行方
11月28日 東アジア産業大動脈構想
12月2日 日経マネー1月号
12月4日 日本カンボジア友好55周年記念セミナー
12月5日 公共財政管理改革プログラム(PFMRP)第二ステージ発動!
12月7日 カンボジア開発協力フォーラム(CDCF)
12月16日 上水道セミナー
12月21日 一村一品展覧会
12月22日 米焼酎「武玉(たけおぅ)」
12月24日 カンダルスタン灌漑事業

2008年7月~9月の経済記事一覧
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/e0af806ba008a3cc00f628816ba6b229

2008年4月~6月の経済記事一覧
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/d/20080703

2008年1月~3月の経済記事一覧
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/a95a34dda278218bbc0532d706bb7980

2007年11月~12月の経済記事一覧
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/036086af894e2aeef58eff8ee5267639


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カンボジア鉄道の旅 田園風景

2008年12月29日 | 社会・風土
 プノンペンからプルサットまで約160キロメートルが一日目の行程です。途中、調査しながらでしたので、160キロを8時間ほどかけて走りました。移動中平均時速は29キロ/時、最高時速43キロ/時ほどでした。
 プノンペンを出ると、田園風景の中を走ります。ちょうど稲刈りの時期でした(撮影は12月13日です)。どこまでも続く黄金色の田園は、日本人としてはうらやましい風景でもあります。走っていくとまだ農地として開発できそうなところもたくさんありました。

のんびりとした田園風景の中を走っていきます。


どこまでも広がる黄金色の風景は、感動的です。

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カンボジア鉄道の旅 プノンペン出発

2008年12月28日 | 社会・風土
 プノンペン駅は、きれいに維持されています。ホームや側線には、コンテナを積んだ貨車も止まっていて、細々ながら貨物列車が運行されていることを実感させてくれます(写真上)。駅構内には蒸気機関車も保存されています。
 駅を出発すると下の写真のような草生した線路となります。その後は、街中を走るので、ホーンを鳴らしっぱなしです。一週間に数本しか列車は来ないので、線路内も街の一部となっているところもあります。
 南線と北線の分岐点まで来ると、田園風景となります。


プノンペン駅構内の草生した線路。先が心配です。


線路際には家や屋台が出ています。


左の大きな建物は、国鉄のワークショップですが、廃墟と見まごうほどです。


南線(プノンペン~シアヌークビル)と北線(プノンペン~バッタンバン~シソポン~ポイペト~タイ)の分岐点です。このあたりは既に田園風景が広がります。

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カンボジア鉄道の旅

2008年12月27日 | 社会・風土
 カンボジアの鉄道は、大変な状況にあり、現在アジア開発銀行の支援を受けて改修事業が進められています。最近、アジア開発銀行の調査団に同行させて頂く機会がありました。調査ですが、写真上の小さな「モーターカー」に乗って、プノンペンからバッタンバンまでの270kmを走破して、線路の状況や踏切の現況を調査すると言うものです。カンボジア国鉄の状況を見る絶好のチャンスですが、同時に、鉄道ファンの血も騒ぎます。モーターカーの一番前、視界を何もさえぎるものの無い位置に乗れるなんてことは、電車の運転士さんになる以外ありませんから。(なお、カンボジア国鉄の状況は厳しいものがありますので、一般の方には、鉄道の旅はお奨めできませんので、ご了承ください。)
 明日から何回か、鉄道の旅をお送りします。

今回お世話になったモーターカー1号車。フランス製です。


二日目に乗ったモーターカー3号車。ルーフにはカンボジア国旗がはためいています。
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カフェ Jars of Cray

2008年12月26日 | 生活環境
 ロシアンマーケットのすぐそばにある、プノンペンらしいカフェです。普通の民家ですが、1階はカフェ、2階はショップ、3階はバーになっています。ホームメードのケーキ類が美味しいことで有名です。ケーキと言っても「焼き菓子」と言ったほうが似合いそうな、素朴なものがたくさんあります。お客さんは西洋人中心で、いかにも国際都市プノンペンの裏通りのカフェと言う感じがします。ぜひ、その雰囲気とコーヒーを味わいにいらしてみてください。

Jars of Cray
No. 39B, St. 155
Tel 023 300 281

 焼き菓子はお奨めです。


 2階はショップです。


 3階はエアコン付のバーとなっています。

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タノッテ堰

2008年12月25日 | 社会・風土
 Tanot Te堰は、カンボジアの水資源省がタケオ州に1990年代に建設した灌漑用の堰です。高さはそれほどでもありませんが、立派なものです。雨季の終わりでしたが、水がまだ少しオーバーフローしていきます。通りかかったバイクは、この水を使って、きれいに洗われていました。夕暮れの田園の、のどかな風景でした。
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カンダルスタン灌漑事業

2008年12月24日 | 経済
 JICAが協力しているカンダルスタン灌漑事業を見学する機会がありました。無償資金協力で、立派な堰や水路を建設することに加えて、技術協力で農民水組合の結成や運営を支援しています。灌漑によって、米の収穫は、平均2.2トンから4.0トンに倍増したそうです。また、60%の田んぼでは、二期作が可能となり、これによっても農家の所得は大幅に改善したとのことです(写真上:二期作目の稲が刈り取り間近)。この成果はフンセン首相にも認められ、今年の夏には、首相自らこの場所で田植えをされたそうです。
 いつもながら、暑い中、お百姓さんと一緒になって汗を流す、JICAの日本人専門家の方々には頭が下がります。

水組合の皆さん。このグループでは女性の方がリーダーです。

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洪水農法

2008年12月23日 | 社会・風土
 カンボジアでは、洪水をうまく使った米作り(リセッションライス)が行われています。メコン河の水位が高くなる雨季(9月~11月)は、田んぼも水浸しで、一面、湖のようになります。11月から乾季になると、標高が高い田んぼから順番に水が引いていきますが、この引きかけのちょうど良い水のあるときに種(米)を蒔きます(田植えをする場合もあるそうですが、今回見たのは直播でした:写真上)。それを繰り返して、数ヵ月後に収穫となります。洪水によって栄養分のある土も運ばれるそうで、洪水と言う自然の脅威を恵みに変える、カンボジアの人々の知恵に感銘を受けます。なお、撮影したのは、2008年11月27日タケオ州です。

標高が微妙に高いところから水が引いていきます。向こうのほうはまだ湖のようです。

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米焼酎「武玉(たけおぅ)」

2008年12月22日 | 経済
 一村一品展示会のクラタペッパーのブースでは、名古屋大学のご協力による「米焼酎」の展示がされていました。カンボジアの農村では伝統的な手法で蒸留酒を作っていますが、名古屋大学のご協力で、タケオ州の農村で、清潔で効率的な方法での酒造りや、きれいなビンとラベルによるマーケティング等についてのアドバイスがなされています。米焼酎は40度ほどで、すっきりとした透明感のある味でした。なお、試作品の商品名候補の「武玉(たけおぅ)」は、州名のタケオからとったものです。
 カンボジアのお土産としては当たりそうで、ぜひどなたかに商品化して欲しいものです。
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一村一品展覧会

2008年12月21日 | 経済
 12月15日から18日まで、プノンペンのモンディアールセンターで、「the 3rd Cambodia Import Export & One Province One Product Exhibition 2008」が開催されました。各州からのブースには地方の特産品が並べられました。また、様々な企業のブースでは、輸出向けのものや輸入されたものが展示されました。
 日本関係では、大使館・JICA・JETRO・カンボジア日本人商工会が共同で3ブースを使用されて、カンボジアでの活動や各社の紹介をされていました(写真下)。また、クラタペッパー等は、独自のブースもお持ちでした。
http://plaza.rakuten.co.jp/ksline/diary/200812150000/

 あわせて、セミナーも開催され、JETROのご協力も得て、日本からは商品デザインについての講師も参加されて、一村一品、輸出促進等についてプレゼンテーションがなされていました。

日本のブース


セミナー会場


出展された商品の例

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ビストロ「スクープ」

2008年12月20日 | 生活環境
 モダンフレンチのレストラン「スクープ」です。インターコンチネンタルホテルのすぐ前にあります。インテリアもモダンな感じです。料理は、創作フレンチの感があり、食器、盛り付けとも斬新です。写真下は前菜のサラダとカルパッチョですが、立体的な盛り付けやピンクのドレッシングが目を惹きます。様々なタイプのテーブル席に加え、10人ほどが入れる個室もあります。

Scoop Bistro & Bar
Mao Tse Toung (St. 245), Regency complex A,G/F 2-6A/298, next to the COCA Restaurant
12306 Phnom Penh,
023 424 457
http://www.trivago.co.uk/phnom-penh-85098/restaurants/scoop-bistro---bar-890113

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スペインレストラン「パチャラン」

2008年12月19日 | 生活環境
 リバーサイドの一等地にあるスペイン料理レストランです。このレストランは王宮前の公園に面した角地にあり、しかも2階にあるので、素晴らしい眺望が楽しめます。川側のテラスには、狭いながらもテーブルとカウンター(?)があり、川風に吹かれての食事やお酒も楽しめます(写真下)。店内もテーブルとカウンターがあり、常連さんたちはカウンターで飲んでいます(写真上)。
 料理は、スペインらしく、タパス(おつまみ系)が充実しています。お奨めは、生ハム(ハモン・イベリコ)でしょうか。小ぶりなおつまみですので色々頼むのも楽しみです。お酒もワインもありますが、サングリアもちゃんとあります。
 お店もお客さんたちも楽しい雰囲気のお店です。

Pacharan
389 Sisowath Quay
023 224 394
http://pacharan.fcccambodia.com/


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アメリカ大使館のクリスマスライトアップ

2008年12月18日 | 社会・風土
 今年もアメリカ大使館のクリスマスライトアップが始まっています。夕方になると、このライトアップを見るために大使館前の緑地には、家族連れやカップルがたくさん来ています。
 最近のアメリカ大使館といえば、ぎすぎすした雰囲気となっている国が多いかと思います。プノンペンのアメリカ大使館が、こんなにもクリスマスを楽しめるのは、カンボジアが平和な証拠なのかなと感じます。
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カンボジア日本人会会報誌「にほんじんかい」第47号

2008年12月17日 | 生活環境
 カンボジア日本人会では、会報誌「にほんじんかい」を発行されています。このほど、その第47号(2008年12月号)が発行されました。内容は、日本人会の様々な活動(盆踊り大会、ボーリング大会、バサック育英会等)の紹介、カンボジア事情(主婦のおしゃべり広場、学生との交流、モラル事情、エッセイ)等です。
 今号では、カンボジア事情第14回として「人口センサスを読む」と題する記事が掲載されています。今年実施された人口調査では、カンボジアの人口は1339万人となっています。また、この人口調査については、日本は技術面や資金面で大きく貢献されたそうです。

カンボジア日本人会ホームページ
http://www.jacam.cc/

人口センサス関係(このブログの2008年9月3日版)
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/e7bfc119b827caa1d6d4a375d9070165
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上水道セミナー

2008年12月16日 | 経済
 12月9日にプノンペンで、厚生労働省(日本)と鉱工業エネルギー省(カンボジア)の共催で、「カンボジア・日本上水道セミナー」が開催されました。テーマは、水道事業体の規制とガバナンスです。
セミナーでは、カンボジアの上水道の現状・開発政策、日本の上水道の経験等が発表され、カンボジアの上水道関係者60名ほどが熱心に参加していました。特に、プノンペン上水道についてのエク・ソン・チャンプノンペン上水道公社総裁のプレゼンテーションは、何も無かったプノンペンに上水道を建設し、しかも効率的に運営するための努力や工夫が盛り込まれており、本当に印象的なものでした。
日本は、プノンペンやシェムリアップの上水道整備に、多額の政府開発援助(ODA)を支援するとともに、北九州市の協力を得て多数の技術者も派遣する等様々な協力を実施しているとのことです。日本にいると当たり前と思ってしまう水道ですが、カンボジアでは様々な方々の努力に支えられていることを実感しました。
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