カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

可愛い雑貨屋さん Display

2021年02月28日 | 生活環境
 プノンペン中心部、バンケンコンにある家具・食器・雑貨のお店「Display」です。場所は、63通りで288通りとの交差点近くです。三角屋根の可愛い外観です。店内には、ソファーやストゥール等の家具類、クッションやファブリック、食器や雑貨が所狭しと並んでいます。動物の形のストゥールや、お手頃な食器類が目を惹きます。ちょっとした籠やトレーもお洒落な収納に役立ちそうです。日本の奥様方にも人気と伺っています。セール品も多いようです。お試しください。

Display
https://web.facebook.com/DisplayLifeStore/?ref=page_internal

センスの良さを感じさせる品揃えです。



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ハムやチーズのお店 Food Time

2021年02月27日 | 生活環境
 プノンペン中心部、バンケンコンにあるハムやチチーズのお店「Food Time」です。場所は、63通りで、288通りとの交差点近くです。移転前は、282通りにお店(旧店名Pepe)があったそうです。自家製のハムやサラミ等をメインに、チーズやワインも販売しています。店内にもテーブル席があって、シャルキトリーやレバノン料理も楽しめるとのことです。今回は、ハムとサラミのスライスセットを買ってみました。お家飲みのおつまみには最適です。たくさん入って7.5ドルというお値段もリーズナブルです(伺ったときは、更に10%OFFのキャンペーン中でした)。お勧めです。お試しください。

Food Time
https://web.facebook.com/foodtimeshopanddine/?ref=page_internal
https://www.foodyas.com/KH/Phnom-Penh/223388585215280/Food-Time---Shop-%26-Dine

テーブル席もあり、ワインやお酒も販売しています。


5種類のハム・サラミのセットです。お値打ちです。



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カンボジア最新事情ワークショップ

2021年02月26日 | 経済
 2月23日、みずほ銀行プノンペン出張所主催の「カンボジア最新事情ワークショップ」が開催されました。オンライン形式で開催され、日本だけでなく、ベトナム、タイ、シンガポール等から約20名が参加しました。
 ワークショップでは、カンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストの鈴木博より「カンボジアの最新の政治・経済事情」について説明しました。カンボジアの新型コロナの状況、マクロ経済の状況、政治・外交、カンボジアでの日系企業の戦略等について解説しました。また、みずほ銀行プノンペン出張所の八木所長より「最近の企業動向、投資動向」について説明がありました。カンボジア政府の優先産業と期待する産業セクター、カンボジア各地域の経済特区の現状と今後の見込み、投資の恩典、策定中の新投資法の概要等が説明されました。説明後、参加者と双方向で質疑応答がなされました。フリーディスカッション形式で、熱気のある議論がありました。
 カンボジア経済の主力エンジンである、縫製品等の輸出、観光、建設・不動産等は、海外依存度が高いため、新型コロナの影響で大きな打撃を受けています。また、世界経済が立ち直らないと、カンボジア経済も回復しない構造となっています。輸出については、ワクチンの広がりによる欧米での需要回復が見込まれることから、今年中にも回復に向かうと期待されます。しかし、観光については、自由に海外旅行できるまでにはまだ相当の時間を要するものと見られます。また、コロナ前にブームとなっていた不動産は、中国等の投資手控えにより、当面は弱含みになるものと見られます。

 カンボジア総合研究所では、セミナーやワークショップへの講師派遣を行っております。オンラインでも開催も対応可能です。ご要望ありましたら、お気軽にお問い合わせください。
https://blog.goo.ne.jp/cambodiasoken


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現場訪問 プノンペン新空港

2021年02月25日 | 経済
 2月20日、みずほ銀行主催の見学会で、プノンペン新空港の工事現場を見る機会がありました。カンボジアの建設業大手Overseas Cambodia Investment Corp (OCIC)は、カンボジア民間航空局(SSCA)との共同出資会社を設立し、プノンペン新空港の建設を進めています。新空港は、プノンペンの南約30キロメートルの湿地帯を埋め立てて建設中であり、A380等の大型旅客機の利用も可能な空港となる計画です。空港建設工事は、3期に分けて進められており、第1期は2023年までに供用を開始したいとしています。2020年6月時点の進捗率は約30%とのことです。
 一時は、新空港建設凍結との情報もありましたが、2020年6月にはフン・セン首相も工事現場を視察していました。今般の見学会でも、近くにまでは入れなかったものの、滑走路や管制塔、ターミナル等の工事が進められているのが分かりました。これまで何もなかった湿地帯に建設されるため、大量の土砂が必要であり、大型ダンプが行きかっていました。
 プノンペン新空港は、プノンペン中心部からの交通アクセスの整備が課題と見られていましたが、OCICは、新空港とプノンペン市街を結ぶ高速道路の建設構想を発表しています。合計21キロメートルの高速道路は、フン・セン大通り上に高架で建設される計画となっています。



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現場訪問 国道2号線改修工事

2021年02月24日 | 経済
 2月20日、みずほ銀行主催の見学会で、国道2号線の拡幅工事現場を見る機会がありました。国道2号線は、プノンペンからタケオを経てベトナム国境に至る国道です。プノンペン郊外とタケオを結ぶ区間等について改修・拡幅工事が行われています。国道2号線は、プノンペンとカンボジア南部を繋ぐ重要路線であり、近年交通量が急増してきています。元々は、日本のPKO部隊により整備された国道ですが、整備後30年近くなり、さすがに老朽化も目立ってきていました。現在の工事は、韓国の対外経済協力基金(EDCF)からの資金協力を得て、韓国企業により実施されています。
 改修・拡幅の対象となるのは、プノンペンの南にあるタクマオからタケオ間62.6キロメートルと、タケオ近くで国道2号線と国道3号線を連結する国道22号線の9.6キロメートルとなります。既存の片側1車線から片側2車線に拡幅する計画です。総工費は、5600万ドル(約59億円)です。
 なお、韓国の支援で2011年に整備が完了した国道3号線は、完成直後から穴が開く等、品質に問題があったとの指摘もあります。また、現在の工事進捗率は27%で、2022年に完工するとのスケジュールも厳しくなりつつあります。最近、現場を視察したスン・チャントル公共事業運輸大臣は、工事の遅れや、長期間の使用に耐えうる品質確保について韓国企業を厳しく指導したとのことです。特に、重機の数が少ないことを指摘し、重機の数を拡充して工事に適した乾季の間に工事を進捗させることを求めたとのことです。

国道2号線のバイパスであるフンセン大通り。新しい送電鉄塔の工事中です。なお、この道路の上に新空港までの高架の高速道路を建設する計画です。


現在工事中の国道2号線と新設の環状3号線の立体交差の建設現場。



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現場訪問 牛乳製造のKirisu Farm

2021年02月23日 | 経済
 2月20日、みずほ銀行主催の見学会に参加して、カンボジアにおいて初の牛乳工場である「Kirisu Farm」の工場・牧場を見学する機会がありました。プノンペンの南約40キロメートルの高台に広がる約300ヘクタールの敷地に工場は建設されています。敷地のほとんどは、乳牛の飼料となる牧草やトウモロコシの栽培に充てられています。牛舎では、オーストラリアから輸入した種牛を基に乳牛(ホルスタイン)を飼育・繁殖しており、現在720頭にまで増えているとのことです。今後、2000頭まで拡大したいとしています。イスラエルの先進技術を導入して、搾乳は自動で行われます。搾乳した原乳はすぐ近くの工場で、牛乳、ヨーグルト、バターに加工され、主にプノンペンに出荷されます。従業員は、100名ほどを雇用しているとのことです。フレッシュな牛乳の供給に重要なのは、ロジスティクスとのことであり、主要需要地であるプノンペンまで車で約1時間というこの場所は、最適地だったとしています。
 飼料生産から、乳牛の飼育・繁殖、搾乳、製品への加工と一貫した牛乳工場は、初めて見たので驚きました。飼料生産には、灌漑用のセンターピボットが使用されています。アメリカの乾燥地等で使用されるもので、この工場には、半径480メートルのものが2基あるとのことで、その規模は、想像を超えています。
 カンボジアの牛乳需要は、急速に拡大しているものと見られます。これまでは、タイやベトナムから輸入した加工乳に頼っていましたが、Kirisu Farmではフレッシュな牛乳を生産・供給可能であり、今後の生産拡大が大いに期待されます。

Kirisu Farm
http://kirisufarm.com/

牛舎の子牛。

灌漑用のセンターピボット。本物は想像以上の大きさで圧倒されます。



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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2021年02月22日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、またはブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
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新型コロナ カンボジアの状況 2月22日 新たなクラスター発生

2021年02月22日 | 経済
 カンボジアは、新型コロナウイルスの国内感染を概ね抑え込んでいます。死者はゼロです。2月21日の保健省の発表によれば、累計陽性者数は533名(2月14日から54名増)となっています。治癒数は473名です。先週の新規陽性者のうち、47名は2月20日市中感染事件による陽性者、1名はタイに出稼ぎに行っていて帰国したカンボジア人でした。それ以外の先週の海外帰国・入国者の新規陽性は6名でした。
 国内でのクラスターとしては、11月3日事変(陽性者4名:終息済)、11月28日市中感染事件(陽性者41名:終息済)に加え、2月20日市中感染事件が発生しました(2月21日現在陽性者47名)。今回の感染は、中国人女性が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げるという悪質なケースでした。中国人の隔離脱走は、これまでも報道されていましたが、抜本的な対応が取られていなかったものと見られます。また、今回の事件により、カンボジアの一般市民の反中感情が高まっている模様であり、フン・セン首相も「国籍による差別をしないように」と訴え、火消しに躍起となっています。また、この事件に関連し、教育省は通達を発出し、20名以上の集会禁止等が指示されていますが、学校については感染の可能性のある一部を除き閉鎖の指示は出ていません。また、隔離からの脱走防止のため、罰金の大幅引き上げ(最高5000万リエル:約130万円)等が実施されています。更に、ホテルや飲食店では、QRコードを利用した入店記録を行うことが求められており、2月21日時点で1900か所以上が登録しているとのことです。
 海外帰国者の陽性者が空港での検査や2回目以降の検査等で引き続き発見されています。大規模クラスターが発生しているタイから出稼ぎ労働者が帰国していることもあり、タイと国境を接しているバッタンバン州やパイリン州で帰国者90名(2月14日から1名増)が陽性と確認されました。フン・セン首相は、大量帰国が懸念される4月のクメール正月を前に、タイに出稼ぎに行っている労働者に対し、タイの規制に従ってタイに留まるように訴えています。また、国境でないところから帰国する不法入国のケースも増えているため、フン・セン首相は国境取締りの強化を指示しています。なお、空路入国者で陽性と確認されたのは、マレーシアからシンガポール経由で帰国したカンボジア人1名、チェコから韓国経由で入国したチェコ人1名、中国から韓国経由で入国した中国人1名、インドネシアからシンガポール経由で入国したインドネシア人2名、スイスからシンガポール経由出入国したスイス人1名でした。
 2月14日、保健省は、カンボジアで初となる英国型変異取ウィルスを確認したと発表しました。2月3日に入国したインド人2名と、2月7日入国の中国人1名から確認されたとのことです。
 カンボジアでは、感染防止対策が次第に緩んできていましたが、3回目の国内クラスター発生で、全般的に防止対策が強化されていると見られます。カンボジアの陽性者数は、欧米や日本に比べると圧倒的に少ないのですが、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念が残ります。マスク、手洗い、アルコール消毒等の感染対策を十分に行う等、十分な注意が必要です。なお、出入国手続き等につきましては、日本・カンボジアともに頻繁に変更されていますので、日本大使館のサイト等を十分にご確認ください。
(写真は、保健省のQRコードシステムのサイト)

カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/

在カンボジア日本国大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html


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イタリアンレストラン La Volpaia 隣に移転

2021年02月21日 | 生活環境
 プノンペンのイタリアンの中でもお気に入りの1軒の「La Volpaia」が旧店のすぐ隣に移転して再開しました。中央郵便局のはす向かいにあるこのレストランはカジュアルなイタリアンです。インテリアは、前のお店の居抜きなのか、バーのようなお酒の棚とカウンターがあります。メニューの数はちょっと減りましたが、お気に入りのルッコラが山盛りのビーフカルパッチョ、名前も気に入っている「スパゲッティ・ドンコルレオーネ」(ゴッドファーザーの主人公の名前です)、ルッコラとフレッシュトマトだけを乗せたシンプルなラボルパイアピザ等は、味も変わらずそのままでした。デザートのティラミスもお勧めです。ぜひお試しください。

La Volpaia
https://web.facebook.com/pages/La%20Volpaia/173852482664699/

ルッコラとチーズが山盛りのカルパッチョ。美味しいです。


スパゲッティ・ドンコルレオーネ。オリーブオイルとニンニクが効いてます。


左側が旧店で、LE KOKと出ているところが移転先です。



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バレンタインデー2021

2021年02月20日 | 経済
 2月14日のバレンタインデーはカンボジアでも一大イベントです。日本では女性からチョコを贈る日となっていますが、カンボジアでは「A Day for Lovers」として、男性が女性をデートに誘ったり、プレゼントを贈ったりする日として定着しつつあります。街角には、花束やぬいぐるみを売るにわか露店(写真上)がたくさん現れます。街では夜遅くまで、花束を持った女性をバイクの後ろに乗せたカップルがたくさん見かけられました。
 新聞報道によりますとプノンペンの中流階級の若い男性の多くはこの日を「勝負の日」と考えているそうで、「バレンタインデーは1年で最も危ない日」と言われているとのことです。大人側は、この傾向をあまり好ましくは思っていないようで、教育省ではバレンタインデーに関する声明や通達を発表し、学校での適切な指導を行うことを求める等、対策に追われています。
 カンボジアのバレンタインデーは、バブルのころの日本のクリスマスイブを思い出させるような熱気もあり、国内消費拡大には、こういった若者が盛り上がるイベントも重要性が高いと感じさせます。

日本式にチョコをもらうのは、いくつになってもうれしいものです。



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カンボジア 2021年1月の物価上昇率

2021年02月19日 | 経済
 国家統計庁から発表された2021年1月の物価上昇率(対前年同月比)は、2.6%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、2015年終盤から若干の上昇に転じています。その後、2017年初頭に4%台まで上昇しましたが、2017年5月以降は3%未満で安定していました。2018年10月以降3%台となる月が出てきています(2016年1月3.1%、2月2.3%、3月2.0%、4月2.8%、5月3.2%、6月3.3%、7月3.0%、8月3.0%、9月2.9%、10月3.4%、11月3.6%、12月3.9%、2017年1月4.4%、2月4.0%、3月4.2%、4月3.2%、5月2.5%、6月2.3%、7月2.3%、8月2.6%、9月2.7%、10月2.1%、11月2.3%、12月2.2%、2018年1月2.0%、2月2.3%、3月2.3%、4月2.4%、5月2.9%、6月2.8%、7月2.3%、8月1.9%、9月2.6%、10月3.1%、11月2.5%、12月1.6%、2019年1月1.6%、2月2.4%、3月2.3%、4月2.6%、5月2.3%、6月1.6%、7月2.2%、8月3.1%、9月1.7%、10月1.3%、11月1.8%、12月3.1%、2020年1月3.6%、2月2.7%、3月2.8%、4月1.9%、5月2.4%、6月3.2%、7月3.1%、8月2.0%、9月2.9%、10月3.7%、11月3.7%、12月2.9%)。なお、12月と比べると1月は0.2%の上昇でした。
 ガソリン価格は、政府による価格メカニズム導入の効果もあって細かく動いています。12月の3058リエル/リットルから、1月は3358リエル/リットルに値上がりしました。ディーゼルは、12月の2718リエル/リットルから、1月は3061リエル/リットルに値上がりしました。国際原油価格(ニューヨーク市場のWTI)は、激しく動いています。昨年はコロナウイルス問題等で3月には一気に30ドル近辺に下がり、4月は先物期日の特殊要因とは言え史上初めて価格がマイナスとなりました。その後も激しく上下動しましたが、5月には20ドル台、6月には30ドル台後半にまでもどし、最近は60ドル台まで戻しています。カンボジアのガソリン価格も国際価格に連動して動いており、昨年4月に2250リエルまで低下した後、上昇してきています。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を引き続き安定的と見ています。2021年の物価上昇率について、アジア開発銀行は1.8%、世界銀行は2.5%、国際通貨基金(IMF)は2.9%と予測しています。
(写真は、プノンペン市内のガソリンスタンド。1月29日撮影)  



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自動車の輸入関税 大幅引き下げへ

2021年02月18日 | 経済
 カンボジア経済財政省は、3月1日から自動車輸入時の関税について税率を引き下げると決定しました。新型コロナの影響で、自動車販売が落ち込んでいることに対する対策の一環としています。
 引下げ後の税率は、排気量3000cc以下の一般車は20%(変更前30%)または50%(同60%)、排気量3000cc超の一般車は50%(65%)または55%(70%)、電気自動車は10%(30%)、重量5トン超のトレーラーは25%(40%)、トラックは30%(40%)、ダンプカーは30%(40%)等となっています。
 経済財政省では、税率の引下げで関税収入が1225億4000万リエル(約32億円)減少する見込みとしています。しかし、新型コロナで影響を受けた自動車市場の活性化と流通分野の救済に必要な措置であるとしています。また、税率引き下げによる輸入増加が見込まれるため、関税収入減少幅も予測より小さくなるとしています。
 カンボジアでは、自動車等について、高い関税と特別税を課しています。RCEP等の自由貿易協定により、数年をかけて税率が次第に引き下げられる予定でした。新型コロナの影響緩和のために、これを前倒しで実施することは、内需の刺激に加え、自由貿易体制の維持の観点からも望ましいものと見られます。
(写真は、プノンペン市内の中古自動車店。ロールスロイスも見かけます。)


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中間年農業調査2019 結果発表

2021年02月17日 | 経済
 2月9日、カンボジア計画省国家統計庁(NIS)と農林水産省は、中間年農業調査2019の結果を発表するワークショップを開催しました。この調査は、2013年に実施された農業センサスと次のセンサスの中間年の調査として、2019年7月~11月に実施されたもので、国連食糧農業機関(FAO)、米国国際開発庁(USAID)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団等の支援を受けています。
 調査によりますと、農業に従事している世帯の総数は、カンボジア全世帯(約343万8000世帯)の約半数に当る約172万6000世帯でした。主要作物は、コメ、マンゴー、バナナ、香り米等です。生産した農産物の61%は自家消費用で、39%が販売用です。農業世帯のうち、家畜の飼育をしている世帯は、全世帯の75%に当る約130万1000世帯です。ニワトリや牛を飼育しています。また、漁業(養殖含む)も行っている世帯は全体の16%に当る約26万8000世帯でした。また、農業世帯のうち、全ての収入が農業によると回答したのは、4%のみであり、ほとんどの収入が農業(収入の60~99%)が17%、約半分の収入が農業(収入の40~59%)が32%を占め、兼業農家化が進みつつあるものと見られます。なお、前年と比べて収入が増加したと回答した農家は13%、ほぼ同じが56%、減少したが31%となっています。
 こうした基礎的な統計調査は、地味な活動ですが、農業開発政策の策定や予算策定、政策実施に欠くことのできないものです。次回の農業センサス(おそらく2024年)が確実に実施されることが期待されます。

FAO、国家統計庁、農林水産省の共同発表
http://www.fao.org/cambodia/news/rss/detail-events/en/c/1372906/


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第21回日本カンボジア官民合同会議

2021年02月16日 | 経済
 日本とカンボジアは、日本・カンボジア投資協定に基づき、概ね1年に1~2回の定期協議会を実施しています。2月11日に第21回官民合同会議がカンボジア開発評議会(CDC)で開催されました。三上正裕日本大使とソク・チェンダ・ソピア首相補佐特命大臣兼カンボジア開発評議会事務総長が共同議長を務めました。会議には、カンボジア側は関係省庁の関係者、日本側は日本人商工会、JETRO、JICA等の関係者多数が参加しました。なお、今回は、新型コロナ対策で、主要出席者のみ本館大会議場に入り、それ以外の参加者は、最近完成した新館の大会議室でリモート参加となりました。
 会議では、カンボジアの投資環境を改善するために、日本企業が直面する問題について、政策・法律といった大きな課題から、事務手続きの改善といった個別の課題まで、幅広く取り上げられました。今回の会議では、優先重点案件として、労務関連(年功補償問題)、税制関連(縫製業以外への加工賃貿易の適用)、商業関連(並行輸入に関する諸問題)、電力関連(新電力料金体系の導入に対する懸念)、環境関連(環境寄付ファンドの運用適正化)、関税物流関連(ストゥンボット国境早期開設、国境通関の迅速化)、人材育成(人材開発への協力)等の分野を中心に議論されました。
 また、昨年に続き「政策提言書」が日本側からカンボジア側に提出されました。昨年と比べると、加工用機械油に対する免税措置や複数QIP取得企業の税務手続等、6課題が解決しました。今回の提言書では、新規も含めて、引き続き9課題が継続協議となっています。
 多数の問題があり、すぐには解決できないものもありますが、個別の課題について一つ一つ地道に取り組んで解決していくことが重要と見られます。また、日本側も、問題を指摘するだけでなく、解決案を提示したり、問題に詳しい専門家を派遣する等、カンボジア側と協力して対応する姿勢です。この会議を通じてこれまでも、カムコントロールの国境検査廃止、電力料金の引下げ方針等、いくつもの問題が解決されてきています。こうした地道な取り組みが、カンボジアの投資環境の改善とカンボジアでの日系企業の発展、更には、カンボジア経済の成長と日本・カンボジアの二国間の友好関係の深化に繋がることが大いに期待されます。
(写真は、CDCのフェイスブックより)


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2021年02月15日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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