メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

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セントラルマーケットがリニューアルオープン

　プノンペンのセントラルマーケット（プサータマイ：新しいマーケットの意味）がリニューアルオープンしました。セントラルマーケットは、フランスの支援を受けて塗り替えと改善が進められていましたが、最後に残っていた西側部分が完成して一応の完成となりました。西側の部分には、食堂と生鮮食品（野菜、肉、魚等）のお店が並んでいます。大変明るく、きれいになったと感じます。新しいショッピングモールも良いのですが、こうした昔ながらの市場もいい感じです。

広くて明るい市場になりました。


小生がごひいきの八百屋さんもきれいなところに引っ越しです。


魚等の生鮮食品もたくさん売られていて活気にあふれています。


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モーニングスター「新興国情報」に寄稿します

　ＳＢＩホールディングスが出資するモーニングスター社では、ネットを通じた金融情報提供を行っています。今年1月から、アジアやアフリカ諸国の情報を提供する「新興国情報」のサイトが始まりました。カンボジアについては、カンボジア総合研究所チーフエコノミスト鈴木博が毎週月曜日に寄稿いたします。ぜひ一度ご覧ください。無料です。
　1月28日の第一回は「高度成長の国カンボジア」です。

http://www.morningstar.co.jp/news/blog/


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Hagarレストランのランチビュッフェ

　Hagarは、カンボジアを支援するキリスト教系ＮＧＯの一つですが、レストランを経営して、貧困等で苦しんでいる女性たちに仕事を提供しています。レストランはバンケンコンの良い場所にあって、ランチは、4.95ドルで食べ放題のビュッフェです。サラダや前菜も豊富で、メインはラザニアなどの西洋系とクメール系のコンビネーションです。なかなかの味です。なぜか、キムチやキムパブといった韓国系料理も並んでいて、韓国の団体さんも来られていました。なかなかコストパフォーマンスは良いかと思いますので、一度お試しください。

Hagar restaurant
23, St.288
012 306 075

Hagarのサイト（英文）
http://www.hagarcambodia.org/hagar-catering


食べ放題なのでつい食べ過ぎちゃいます。キムチやキムパブ（韓国海苔巻）があるのが不思議です。



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ラタナック病院での医療セミナー

　1月23日にロイヤルラタナック病院で医療セミナーが行われました。第1部の「注意すべき疾患」では、ワクチンのないデング熱に注意すべきとのお話でした。なお、デング熱の際にはバファリン（アスピリン）は決して使用してはならないとのことでした。
　第2部では、「まさかのときのバンコクへの搬送」についてお話を頂きました。2008年～2009年の2年間に、カンボジアからヘリコプターでの搬送が11件、プライベートジェット搬送が20件あったとのことでした。カンボジアからバンコク病院への搬送ケースとしては、重傷のやけど、交通事故、遺跡からの転落事故、胆のう炎等が紹介されました。プノンペンからはヘリコプターなら1時間40分で、バンコク病院の屋上ヘリポートに直接到着できるとのことです。なお、費用は、約15,000ドル（約120万円）かかりますので、必ず海外旅行傷害保険に加入することを強く勧められていました。


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カンボジアでの世論調査

　1月20日に米国の共和党国際研究所が米国USAIDと協力して実施したカンボジア世論調査の結果が発表されました。2010年7月12日～8月6日に実施したものです。この世論調査は大体毎年行われています。
　「カンボジアは良い方向に向かっていますか」との質問に、良い方向が76％、悪い方向が23％でした。良い方向の理由（複数回答）は、道路ができた78％、学校ができた59％等となっています。悪い方向の理由は、汚職42％、物価高23％等です。
　また、「カンボジアとして重要な問題」のトップは、「国境問題」36％でした。

世論調査結果（英語・クメール語）
http://www.iri.org/sites/default/files/2011%20January%2020%20Survey%20of%20Cambodian%20Public%20Opinion,%20July%2012-August%206,%202010%20--%20Khmer%20and%20English%20version.pdf

ＩＲＩのサイト（英文）
http://www.iri.org/news-events-press-center/news/iri-releases-latest-survey-cambodian-public-opinion-0


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株式市場で使用する通貨についてのコンサルテーション

　1月21日にカンボジア証券取引委員会(SECC)主催で、7月に開設予定のカンボジア証券取引所（CSX）で株価等に使用する通貨を米ドルにするか現地通貨リエルにするかについてのパブリックコンサルテーションが行われました。
　中央銀行を中心とする政府側は、「通貨主権」をキーワードにリエルの使用を求めています。他方、証券会社や銀行等は、ドル化の進んでいる現状ではドルを使う方が安全便利で海外からの株式への投資も呼びやすいと主張しています。
　このコンサルテーション結果をもとに、間もなくSECCと経済財政省で結論が出されるとのことです。

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地雷より怖い落雷にもご注意を

　昨年の落雷による死亡者数は114名、負傷は58名でした。2009年は死亡140名、負傷59名でしたので死亡者数は減少しました。
　地雷による2010年の死亡者数は71名、負傷は215名でしたので、落雷も相当に怖いことになります。
　その他の死亡原因では、デング熱による死者は、2010年37名、2009年38名（患者数は2010年12,347名、2009年11,693名）。マラリアでは、2010年111名、2009年207名（感染は2010年6万人、2009年8万人）。交通事故による死亡は、2010年1654名、2009年1649名です。


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英国国際開発庁がプノンペン事務所を閉鎖へ

　イギリスの国際開発庁は、1月31日にプノンペン事務所を閉鎖することを正式に発表しました。国際開発庁では、カンボジアは世界で最も成長の早い国の一つとし、「世界の他の国々で貧困に苦しんでいる国、援助が行き届いていない国にイギリスの援助を集中する。」としています。現在実施中のカンボジア向け支援は2013年までにすべて終了し、その後はカンボジア向け支援の予定はないとしています。
　イギリスが、カンボジアの発展を認めた結果と見られており、援助から民間投資への移行が更に進むことが期待されます。なお、イギリスはもともと、アフリカ等の元植民地の国々に重点的に支援を行ってきています。


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パナソニックがプノンペンに事務所を開設

　1月15日にパナソニックがプノンペンにカンボジア代表事務所を正式に開設しました。式典では、「カンボジアに高い可能性を感じる。タイとベトナムの間という素晴らしい位置を占めている。」と述べられました。プノンペンを中心に、新製品の販売やアフターサービスの拡充を行うとしています。

このブログの2010年11月29日版
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3c0c770a37d0e41792e37a9fde96e214

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シアヌークビル港も好調

　カンボジアの唯一の深海港であるシアヌークビル港の2010年の収益は、2842万ドル（約24億円）と2009年の2515万ドルから13％増加しました。貨物取扱量も18％増の221.7万トンとなっています。シアヌークビル港を管理するシアヌークビル港湾公社は今年7月に開設予定の株式市場に上場される予定となっています。シアヌークビル港湾公社では、今年も経済の回復によって輸出入の伸びが期待されるため、取扱量、収益ともに増加するものと予想しています。

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朝から焼肉定食

　我が家の近くで最近すごく流行っているローカル食堂です。写真のような鉄板に乗って出てくる焼肉と目玉焼きにご飯かパンがついて、何と3500リエル（約70円）。いわゆる道端レストランで、店舗と言うよりは、歩道に屋根をかけただけといったところです。
　朝から多くのお客さんで賑わっていて、つい引き込まれてしまいます。味は濃いめのたれがまったりとしてご飯のおかずにぴったりです。ちょっと不思議なのは、朝しかやっていなくて、ランチタイムに行くと後片付けをしているということです。なお、プノンペンらしく、同じものを出すお店が4～5軒固まっています。場所は、セントラルマーケットの真北、100メートルほどのところです。

朝からごった返しています。焼肉を焼く炎が目を引きます。若い人たちもバイクで乗りつけてやってきます。



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ASEAN観光フォーラム

　アセアン10カ国の観光大臣と、日本、中国、韓国、アセアン事務局が集まってプノンペンで1月15日から21日までアセアン観光フォーラムが開催されています。アセアン10カ国の観光大臣の会議で、2011年～2015年の地域戦略計画が承認されました。また、日中韓の3カ国からは、同戦略に対する支援が表明されました。戦略では、欧米からの観光客だけでなく、アセアン域内の観光客の増加も目標としています。
　なお、ダイヤモンドアイランドでは、旅行展覧会Travel Exchangeが開催され、各国が様々なブースでＰＲに励んでいます。

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ロイヤルラタナック病院でセミナー

　ロイヤルラタナック病院で日本人向け(日本語)の無料セミナー「カンボジアでの健康管理と医療事情」が行われます。

日時　1月23日（日）　１０：００～１２：００
場所　ロイヤルラタナック病院　No.11, St.592, Boueng Kok II, Toul Kork
内容　第1部　日本人が注意すべき病気
　　　再2部　まさかのときの、タイ搬送事例

セミナー参加者限定特典もあるそうです。
ぜひご参加ください。

なお、参加される方は、メールか電話でご予約ください。
jpn@bgh.co.th
012 752 925


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