素敵なワインバー ZINO

　プノンペン中心部に5月に開店した素敵なワインバー「ZINO」です。内装は落ち着いた造りですが、ちょっと変わっているのは、真ん中にコの字型カウンターがあって、常連さんらしき人やお一人様がたむろしているところでしょうか。ワインは豊富で、グラスワインもいろいろ楽しめます。料理もセンスが良く、チーズプレート等、おつまみ系も充実しています。お値段はプノンペンとしてはちょっと高めです。流行りそうなお店です。お試しください。

ZINO wine bar
#12, St. 294
077 858 007
https://www.facebook.com/zinowinebar


チーズプレートもお洒落です。


ひとりで飲んでも絵になるコの字型カウンター



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男性用ヘッドスパも 美サロン

　カンボジア・プノンペンで日本のソフトパワーを活用してきたネイルサロン「Bi NAil SALON（美・ネイルサロン）」は、ヘアーやメークも加えて「Bi SALON（美・サロン）」となりました。これまでと同様、基本的な爪のケアやネイルデザインもありますが、ヘアーやメークアップ、スキンケアも提供することとなりました。
　経営者は、日本にも留学経験のあるカム・ケムラさん。20代ながら、得意の日本語を活かして起業されました。最近日本のテレビ「ふしぎ発見」にも出演されたので、ご覧になった方も多いかと思います。
　男性のヘアーカット（8ドル）やヘッドスパ（10ドル）もあります。小生もカットとヘッドスパをお願いしてみましたが、お疲れの方にはぴったりです。おじさんとしては敷居が高く感じられるかもしれませんが、お薦めです。ぜひお試しください。


Bi SALON
#213AE0, St.310
023 6324 524
https://www.facebook.com/bisalon2011

ブログ「カンボジア経済」2011年8月20日「日本のソフトパワーを活かしたネイルサロン　Bi NAil SALON」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/76ef13f51cc7a0dde5e477c3efb327ae

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米国の量的緩和縮小の影響は限定的 カンボジア中央銀行の見方

　カンボジア中央銀行のグオン・ソッカ総局長は、米国連邦準備委員会が発表した量的緩和縮小の方向性について、カンボジアへの影響は限定的と見ていると述べています。カンボジアは、他のアジア諸国と違い、株式市場・債券市場が未発達であり、米国の量的緩和が縮小されたとしても、その影響が直接にカンボジア金融市場に伝播することは考えにくいとしています。また、カンボジアへの投資は、ポートフォリオ投資（短期的投資）は少なく、その多くが工場建設等の直接投資であるため、長期的な投資であると見られ、今回の状況ですぐにカンボジア国内の投資が海外に流出することも考えにくいと見ています。ソッカ総局長は、海外直接投資を誘致するための施策を引き続き行っていく必要があるとしています。
　更に、カンボジアは高度にドル化された経済のため、ドル需要が急増したとしても市中のドルと十分な外貨準備で対応可能と思われます。リエルとの為替レートについても、十分な外貨準備による市場介入により、激変を防止することが可能と見られます。
　他方、量的緩和の縮小は、米国景気の回復を示すサインでもあり、カンボジアの様に米国を主要な輸出先としている経済にとっては、今後の輸出増による好影響も期待されます。


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2020年に750万人 カンボジアへの訪問客数予測を上方修正

　カンボジアへの訪問客数は順調に増加しています。2012年は358万人と、2011年の288万人から24.4％増加しました。トン・コン観光大臣は、UNESCOの世界遺産会議で、2020年の訪問客数予測をこれまでの700万人から750万人に上方修正して発表しました。また、今年の予測についても、4月までに150万人に達した実績をもとに、これまでの380万人から420万人に上方修正しました。トン・コン大臣は、訪問客数だけではなく、訪問客がカンボジアに滞在する日数の長期化を図りたいとしています。このため、アンコールワットの1週間チケットの弾力化等を行っているとしています。
　観光は、カンボジア経済の重要なエンジンのひとつであり、民間企業からもこの情報修正を歓迎する声が上がっています。民間からは、観光のためのインフラ、特に運輸インフラと宿泊設備の拡充を官民双方に求めたいとの意見が聞かれました。


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日本・カンボジア間の貿易動向

　日本貿易振興機構(JETRO)プノンペン事務所によりますと、日本とカンボジアの間の貿易は、2012年に輸出入とも過去最高を記録したとのことです。カンボジアの日本からの輸入は、2011年の2億543万ドル（約195億円）から14％増の2億3426万ドル（約223億円）に達しました。カンボジアから日本への輸出は、2011年の3億883万ドル（約293億円）から31％増の4億445万ドル（約384億円）となりました。
　日本からの輸入品目は、第1位が車両（5648万ドル::約54億円）、第2位機械（4505万ドル:約43億円）となっており、主に中古車や中古機械、工場設立のための機械等の輸入が多くなっています。統計上珍しいのは、食肉の輸入（2298万ドル:約22億円）が第3位に入っていることですが、カンボジアからどこかに再輸出されているものと推測されます。
　日本への輸出品目では、第1位履物（1億8448万ドル:約175億円）、第2位衣料品（織物）（1億4008万ドル:約133億円）、第3位衣料品（ニット）（5068万ドル:約48億円）となっています。靴については、カンボジアは特恵関税で日本での関税が無税、数量制限もなく、中国やベトナム等のライバル国と比べても有利な状況にあります。また、電気機械及びその部品（846万ドル:約8億円）や革製品（610万ドル：約6億円）等、プノンペン経済特区に進出された日系企業の生産されたものと思われる品目も2012年から大きくなりつつあり、日系企業がカンボジア経済に果たす役割が統計上も現れてきていると実感します。


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新しいフリーペーパー プノン 創刊

　カンボジアの日本語フリーペーパーとしては、クロマー（3カ月に１回）、ニョニュム（２か月に１回）、DAC等があります。6月20日に新たに月刊の「Phnom（プノン）」が創刊されました。ビジネスパーソンに欠かせない経済情報とタウン情報をコンバインしたものを目指すとしています。編集長の木村文さんは、朝日新聞の記者からニョニュムの編集長を経て、今回プノンの編集長となられました。プノンでは「あとから振り返れば笑ってしまうような、けれどもそのときにしか切り取れない『プノンペンのいま』を記録していこうと思います。」と述べられています。
　創刊「０（ゼロ）号」では、隈丸優次日本大使のインタビューや、加茂シェフの料理記事等が並びます。
　日本語によるカンボジアに関する情報の発信は、カンボジアへの投資誘致の観点からも大変重要です。当面、毎月2000部の発行とのことで、今後の発展が期待されます。

Facebook
http://www.facebook.com/#!/Phnommagazine


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

　ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

　メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
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カンボジアで世界遺産会議 富士山も世界文化遺産に

　第37回世界遺産委員会は、2013年6月17日から27日まで、カンボジアの首都プノンペン市にあるピース・パレス(首相府：写真上)で開催されています。世界遺産委員会の会期中の議事は約20項目あり、危機遺産リストや世界遺産リストに登録されている物件の保護管理状況の審議、新たな世界遺産候補物件の登録可否の審議等が行われます。
　6月22日、委員会は、富士山（山梨、静岡両県）を世界文化遺産に登録することを正式決定しました。名称は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」で、日本で17件目の世界遺産となりました。日本が富士山の一部として推薦した景勝地「三保松原」（静岡市）も対象となりました。大変喜ばしいニュースです。
　カンボジアは、議長国としてソク・アン副首相が議長を務めました。タイの理不尽な攻撃を受けたカンボジアの世界遺産「プレアビヒア寺院」について、カンボジアの立場を世界遺産委員会をはじめ世界各国に理解してもらう重要な機会となったものと思われます。


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雨季の豪雨

　カンボジアは5月～10月が雨季です。この間には「バケツをひっくり返したような」スコールに襲われることもたびたびあります。傘も全く役に立たないような激しさです。そんな時はちょっと雨宿りするしかありません。プノンペンでも町のあちこちはすぐ水たまりと化します（日本政府が支援している排水事業で洪水被害は減少しているようです）。バイクに乗っている人たちの中には、ビニールポンチョをかぶって走っていく元気な人たちもいます。トゥクトゥクは、雨除けのカバーを出して走ります。プノンペンの街中は、洪水で通行できなくなるところも出て、道路は大渋滞となります。
　しかし、この時期の雨は、農家には本当に大切な恵みの雨でもあります。
　なお、プノンペン等の都市の洪水の際は、下水やごみ等が混入している可能性も高く、思わぬ病気の原因ともなりますので、なるべく洪水（水たまり）に入らない・触らない等の注意が必要です。


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プノンペン国際ハーフマラソン2013

　プノンペンの王宮前をスタート、ゴールとして、6月16日に「プノンペン国際ハーフマラソン」が開催されました。コースは、ハーフマラソン（21km）、10km、5km、3kmの距離で、日本人も含めて合計4000人のランナーが参加しました。
　話題となったのは、タレントの猫ひろしさんと、カンボジアのマラソン選手のプンティン選手とのライバル対決でした。ブンティン選手は1時間15分34秒のタイムでハーフマラソンで優勝し、猫さんは1時間17分4秒で2位となりました。猫さんはゴール後「思っていたほど後半に（スピードが）伸びなかった」と語ったとのことです。

ブログ「カンボジア経済」2012年6月23日「プノンペン国際ハーフマラソン」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/79a2ec97a9836a32e2796e8605b2c194


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石炭火力発電所が始動 プノンペンの電力需給緩和へ

　カンボジア電力公社（EdC）は、シアヌークビル州でマレーシア系企業が建設していた石炭火力発電所（発電容量50MW）が間もなく始動し、停電が頻発していたプノンペンの電力需給がやや改善する見込みであると発表しました。シアヌークビル州ストゥンハブの発電所からの電力は、日本政府等が支援して建設してきた連携送電線（シアヌークビル～カンポット～タケオ～プノンペン）により、プノンペンまで送電されることとなります。
　カンボジア、特にプノンペン周辺の電力需給は厳しい状況にあり、また、需要は経済の好調を背景に伸び続けていることもあって、50MWの追加では抜本的解決にはつながらないものの、EdCにとってはようやく一息つけることとなります。電力供給及び電力料金はカンボジアのウィークポイントであり、ベトナム等からの電力輸入が必要な状況は引き続き変わらないため、カンボジアの電力事情は脆弱な状況が続くものと見られます。


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みずほ銀行がプノンペン駐在員事務所を開設へ

　新聞報道によりますと、みずほ銀行がプノンペン駐在員事務所を7月8日に開設するとのことです。事務所は、三菱東京ＵＦＪ銀行、三井住友銀行が同じく事務所を開いているプンペンタワーに開設される予定です。みずほ銀行のチア・ポレン駐在員は「駐在員事務所を開設することにより、日本や海外の投資家に役立つ、カンボジアの経済、社会、政策等に関する情報を収集したい。」と述べています。特に、経済特区等に進出する日本の製造業に役立つことを目指すとしています。
　これで、日本のメガバンク3行の事務所がそろい踏みすることとなり、日本企業のカンボジアへの進出がますます増加に向かうことが期待されます。


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カンポットセメント生産能力倍増へ

　カンポットセメント（タイのサイアムセメントとカンボジアのカオウチュリィグループの合弁）は、中国製の機器による第2工場の建設を発表しました。現在の第1工場の生産能力は、2800トン／日ですが、第2工場は2500トン／日であり、生産能力は概ね倍増となります。第2工場の機器は、中国の中信重工機械（CITIC Heavy Industries）から輸入される予定で、2015年の完成・稼働を見込んでいます。
　2015年には、タイのサイアム・シティ・セメント社とカンボジアのチップモン・グループにより、年産150万トンのセメント工場も完成する見込みとなっています。
　カンポットセメントでは、最近のカンボジアの建設業界の好調によるセメント需要の増加を強気にみていることに加え、輸出についても検討中としています。チップモン・グループでも、需要を強気にみており、カンポットセメントの第2工場は脅威ではないとしています。

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英国貿易投資大臣がカンボジア訪問

　6月10日、英国のロード・グリーン貿易投資大臣がカンボジアを訪問し、ソク・アン副首相等と会談しました。グリーン大臣は、今回の訪問でカンボジアの投資環境を確認し、英国企業のカンボジアでの投資を拡大することにより、英国とカンボジアの二国間関係を更に強化したいとしています。
　英国大使館によりますと、2012年のカンボジアと英国の貿易総額は7億5000万ドル（約713億円）と、2011年に比べ27％増加したとしています。カンボジアに投資している英国企業としては、保険のプルデンシャル、縫製のQuantum Clothing、カフェ・チェーンのコスタ等があります。


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カンボジアの固定電話回線は58万回線

　カンボジア郵便電気通信省の発表によりますと、2012年末の固定電話回線数は58万4475回線となり、2011年末の55万9381回線から4.5％の増加となりました。他方、携帯電話SIM数は、2011年末の1570万枚から、22％増加して2012年末には1910万枚に達したとしています。
　カンボジアの通信網は、光ファイバーケーブルとワイヤレスによるＩＰ（インターネットプロトコール）を基本としており、通信コストは世界でも最も安いと言っても過言ではありません。設備投資にコストがかかる固定回線は限定された使用に留まっており、電話、インターネット共にワイヤレスによる接続が支配的となっています。
　このようにカンボジアの通信は、途上国の技術ジャンプの好例と言われ、先進国がたどってきた道（この場合は固定回線網）をすっ飛ばして、一気に最新式のシステム（光ケーブルとワイヤレス）を導入しており、コスト・利便性ともに、日本より相当良い状況にあるとも言われます。


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