カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

本年はご愛顧頂きありがとうございました

2015年12月31日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」を、本年もご愛顧頂きありがとうございました。2007年11月から始めたこのブログが続いておりますのも皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。また、皆様から暖かいコメントも頂き、本当に元気付けられました。

 カンボジア総合研究所では、毎日更新のブログ「カンボジア経済」、毎週月曜日のメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しております(無料です)。更に、NNA(ニュースネットワークアジア)で毎週金曜日掲載の「カンボジア経済通信」、毎週金曜日のモーニングスター「新興国情報EMeye」、Yahoo!ファイナンス、アジアビジネス情報ポータルサイト「thai-plusone」、毎月更新の三菱東京UFJ銀行のMUFG Biz Buddy、みずほ銀行のMIZUHO Grobal Infostation、隔月発行の雑誌Kroma「カンボジア経済」等の様々なツールを活用して、カンボジア経済情報を発信しております。皆様のお目に留まれば幸甚に存じます。

 2016年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。


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カンボジア経済2015年10大ニュース

2015年12月30日 | 経済
 2015年も押し詰まりました。カンボジア総合研究所チーフエコノミスト鈴木博の選ぶ「カンボジア経済2015年10大ニュース」です。

第1位 カンボジア産業開発政策 始動

 8月26日、カンボジア産業開発政策(Cambodia Industrial Development Policy 2015-2025)の公式発表式典が開催されました。産業開発政策の目的は、カンボジアの産業を労働集約型から技術駆動型に進化させていくことです。重点産業としては、(1)高付加価値でクリエーティブ、高競争力の製品を製造する新産業・ベンチャー製造業、(2)中小企業、(3)農産品加工業、(4)サプライチェーンにリンクするサポーティング産業、(5)国際的地域生産ラインに資する産業等となっています。
 今般の産業開発政策には、通常の途上国であればありがちな大規模産業開発(製鉄所や自動車産業等)は、含まれておらず、カンボジアの身の丈に合った地道な政策である点が高く評価されます。今後の確実な政策実施とその結果としてのカンボジア経済の順調な発展が大いに期待されます。

9月1日 「カンボジア産業開発政策」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/6968c226deb8a80ea2c7c2089793297a


第2位 つばさ橋開通

 4月6日、日本の支援で建設された「つばさ橋」の開通式が開催されました。カンボジアの国道1号線は、プノンペンからベトナム最大の都市ホーチミンにつながる最も重要な幹線道路です。しかし、これまでこの道路は、ネアックルン地区でメコン河により分断され、川を渡るにはフェリーを利用するしかありませんでした。この地点はメコン地域における輸送の最後で最大のボトルネックとなっていました。
 このような状況に対し、日本は橋梁の建設を支援してきました。カンボジアと日本のさらなる関係の発展を祈って「つばさ橋」と名付けられたこの橋は、南部経済回廊を通じた物流に大きな効果を与えるものと期待されます。

4月9日 「つばさ橋 開通式典」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/c1c9612cd5b80831c4754559258b0212

第3位 ワールドカップサッカー カンボジア代表 日本に善戦

 サッカーの2018年ワールドカップロシア大会のアジア2次予選、日本対カンボジア第1戦は9月3日、さいたま市の埼玉スタジアムで行われ、日本はカンボジアを3対0で下しました。カンボジアは、守りに徹して、日本を苦しめ、3点を失ったものの善戦しました。ゴールキーパーであるヤティ選手の神がかり的なスーパーセーブも素晴らしいものでした。
 日本対カンボジア第2戦は11月17日、プノンペンのオリンピックスタジアムで行われ、日本は2対0で辛勝しました。カンボジアは、守りを固めて、鋭いカウンターを何度も繰り出し、日本を苦しめ、2点を失ったものの善戦しました。前半は0対0で、互角と言っても良い奮闘でした。後半早々の岡崎選手のペナルティキックをゴールキーパーのセレイロアト選手がスーパーセーブで阻止した際にはスタジアムの盛り上がりは最高潮に達しました。

11月21日 「サッカーワールドカップ2次予選 日本対カンボジア第2戦」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/443f72375a738b8902eca9c1ae719c1d

9月6日 「サッカーワールドカップ2次予選 日本対カンボジア」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/6cb62585725788ffe98632e6d40b704e


第4位 プノンペン港湾公社 証券取引所に上場

 12月9日、プノンペン港湾公社(PPAP)は、IPO手続きを経て、カンボジア証券取引所に上場しました。初値は、5200リエル、当日終値は5140リエルでした。公募価格は、5120リエルでしたので、上場初日は小動きでした。
 カンボジア証券取引所には、プノンペン上水道公社(PPWSA)、縫製企業のグランドツイン社の2社のみの上場でしたが、ようやく3社目の上場となりました。上場を目指して、プノンペン経済特区社(PPSEZ)、シアヌークビル港湾公社、縫製企業のTYファッションの3社が、準備を進めています。PPSEZは、今年中にもIPO手続を開始したいとしています。
 これまで、株価、出来高共に低迷を続けていたカンボジアの株式市場も、上場企業が増えることにより、活性化が期待されます。

12月14日 「プノンペン港湾公社 証券取引所に上場」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/ae801220eb1fc43f0eb8ce77972f9ea2


第5位 2016年の最低賃金140ドルで決着

 2016年1月1日から適用されるカンボジアの最低賃金は、140ドル/月で決着しました。現在は128ドルで、9.4%の上昇となります。最近の最低賃金の上昇は、2012年61ドルから2013年80ドル(31.1%増)、2014年100ドル(25.0%増)、128ドル(28.0%増)と、急激なものがありましたが、今回は1桁台の上昇に留まりました。
 最低賃金は、政府、雇用者、労働組合の3者の代表28名が参加する労働諮問委員会で討議されてきました。10月8日の会議で投票が行われ、政府案の135ドル(5.5%増)が多数を得て、労働大臣に答申されました。この結果を受けて、フン・セン首相は、鶴の一声で5ドル増額を加えることを決定し、最終的に140ドルで決着しました。
 内需振興のためにも、最低賃金の引き上げは必要不可欠ですが、急激な上昇は外国投資家の懸念となっていました。カンボジア政府では、最低賃金の検討に当って、今年から労働生産性上昇率や物価上昇率等の客観的基準を使用し始めており、雇用者側も労働者側も納得感が高い決定方式が次第に定着していくことが期待されます。

10月19日 「カンボジアの2016年の最低賃金 140ドルで決着」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/81ad526f96ab40de1432a901ac733b4f


第6位 フン・セン首相訪日

 カンボジアのフン・セン首相は、7月4日に東京で開催された日本・メコン地域諸国首脳会議に出席するため、日本を訪問しました。この際、安倍首相とも会談し、二国間関係の強化にも取り組みました。また、プノンペンの水道への支援を行っている北九州市を訪問し、親交を深めました。北九州市は、1999年から、カンボジアの水道分野に多大な技術協力を行っています。フン・セン首相も「これまでの活動に心から感謝する」と述べました。北橋健治市長は「北九州空港がアジアに開かれた国際空港だというPRとともに、水道や環境の技術についてもアジア各国に宣伝できる画期的な訪問になった」と述べました。
 日本は、カンボジアに対して、独立の際の支援、内戦終結のための支援、内戦後のPKOの派遣、ODAの供与など、様々な協力を行ってきました。カンボジアでは、政府でも国民レベルでも、これらの協力について感謝しており、日本に対する親近感も強いものがあります。「親日国」であるカンボジアと、日本との関係が更に強化されることが期待されます。

7月7日 「第7回日本・メコン地域諸国首脳会議」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/1ab1e80a2b49026cf31b459fde24aa59

7月7日 「日本カンボジア首脳会談」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/b746c595ff42272248687794151b46c9

7月10日 「フン・セン首相 北九州市等を訪問」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/1f8fcb726a8298ac8bb33bf9e813a689


第7位 カンボジアに過去最大の230億円の円借款を供与

 3月15日、安倍晋三内閣総理大臣は、フン・セン首相と会談し、プノンペンからタイ国境に向かう国道5号線の拡幅整備のための円借款を供与することを表明しました。3月30日、プノンペンにおいて,隈丸優次駐カンボジア大使とハオ・ナムホン副首相兼外務国際協力大臣との間で、総額230億2400万円の円借款2件及び総額42億9100万円の無償資金協力3件に関する交換公文の署名が行われました。
 円借款案件は、プノンペン首都圏送配電網拡張整備計画(フェーズ2)(第一期)(供与限度額38億1600万円)と国道五号線改修計画(スレアマアム-バッタンバン間及びシソポン-ポイペト間)(第一期)(供与限度額192億800万円)の2件です。供与条件は、金利0.01%/年、償還期間40年(当初10年間の据置期間を含む)という大変譲許的なものです。
 円借款だけで、230億円という規模は、これまでで最大の金額となります。カンボジア向けの円借款の約束額は、2010年のゼロから、2011年42.69億円、2012年71.61億円、2013年88.52億円、2014年137.85億円、そして今年230.24億円と、順調に規模を拡大してきています。カンボジアの日本に対する信頼感を更に向上させることに繋がるものと見られ、両国間の関係が更に親密になることが大いに期待されます。

4月2日 「カンボジアに対する円借款及び無償資金協力に関する交換公文の署名」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/d04933c9aaa87fca824eb665e3bbe6a0


第8位 カンボジアに初の日本人学校開設

 カンボジアで初めての日本人学校が開校し、5月31日、記念の式典が開かれました。ハン・チュオン・ナロン教育大臣、隈丸優次日本大使等の両国関係者が出席しました。日本人学校は、現在のところ、小学1年生から中学2年生までの全校児童生徒21人、教職員14 人となっています。
開校式で三浦信宏校長は「カンボジアと日本の懸け橋になればと願っています。世界で一番楽しい学校にしたい。」とあいさつしました。また、ナロン教育大臣は「開校はカンボジアでの日本人の生活環境を向上させ、日本企業によるカンボジアへの投資増加につながるだろう。」と期待を示しました。
 日本人学校は、プノンペン在住の日本人家族にとって基礎的なインフラともいえるもので、今後、日系企業も安心して駐在員とそのご家族をプノンペンに送り出せるようになるもの期待されます。

6月2日 「カンボジアに初の日本人学校開校」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/82475220190a7a83f0b5c73f2cdc52cd


第9位 豊田通商 ポイペトでテクノパーク事業

 3月31日、豊田通商株式会社は、2015年4月にカンボジアに日系自動車部品会社の現地生産を支援する新会社 「Techno Park Poipet Pvt. Co. Ltd.(予定)」 を設立すると発表しました。タイの日系自動車部品メーカーがサテライト拠点としてカンボジアへ進出していく動きに対応するため、2015年5月に着工し、2015年末を目途に営業を開始するとしています。
 アセアン経済共同体の完成や、南部経済回廊の活用によって、低賃金のカンボジアで部品を生産し、これをタイの東部臨海にある自動車工場へカンバン方式で納品していくサプライチェーン型の国際的生産体制がますます発展することが期待されます。

4月6日 「豊田通商 ポイペトでテクノパーク事業」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/591dec7180537d08cd293ecf80526e95


第10位 IMF IV条協議結果2015 マクロ経済の好調を評価

 国際通貨基金(IMF)は、IMF協定第IV条に基づき、毎年加盟国政府と政策協議を行うこととなっています。本年7月に行った2015年のカンボジアとの協議結果詳細について、11月16日にIMFから発表がありました。
 主なポイントは以下の通りです。(1)カンボジアは過去5年間の平均でも7%以上とアジア諸国の中でも最速レベルの成長を続けている。2015年は7.0%、2016年は7.2%と予測。 (2)物価上昇は問題なし。2015年は1.1%、2016年は1.8%と予測。(3)経常収支赤字は、輸出多様化と石油価格低下により、対GDP比で2015年11.1%、2016年10.6%と縮小傾向にある。外国直接投資と公的借款で埋め合わせて総合収支は黒字を維持している。(4)外貨準備は2015年50億ドル(輸入の4.0月分)、2016年55億ドル(輸入の4.0月分)を見込み安定的。(5)財政赤字も対GDP比で2015年2.0%、2016年2.6%と低レベルにある。なお、添付されている債務持続性分析報告書(DSA)では、カンボジアの対外債務の状況を「低リスク」に分類し、当面問題ないものとしています。

11月19日 「IMF IV条協議結果2015 マクロ経済の好調を評価」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/867b9fa6e43b618590701ff3be399cdf


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米国金利引き上げの影響は軽微

2015年12月29日 | 経済
 12月21日、中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は、NBCのフェースブックに「米国の政策金利引上げとその影響」と題する文書を公開しました。この文書によりますと、米国の政策金利の0.25%引上げのカンボジアへの影響は限定的であるとしています。
 まず、直接的影響について、カンボジアへの投資は、長期的な直接投資が主なもので、短期的投資は株式市場等が未発達のため非常に少ないので、他の新興国のように資本が急激に流出することは予想されません。また、カンボジアへの投資は、米国への投資とはカテゴリーが違うものと見られているため、資本移動は限定的と予想しています。例えば、カンボジアの建設セクターへの投資家やコンドミニアムの購入者は、高い利益を求めており、米国の0.25%の利上げ程度では影響されないとしています。
 また、民間セクター、金融セクターについては、対外借入は限定的であり、利上げによる借入コストの上昇は想定されません。カンボジアは、高度にドル化している経済であり、現地通貨リエルの為替レートは対ドルでは安定が続くと見られます。ただ、ドルにペッグしているため、重要な輸出市場であるヨーロッパのユーロに対しては、実質通貨切り上げとなることとなり、国際競争力への影響が懸念されます。しかし、この影響については、米国、EUの経済回復に伴う輸入増加によって相殺されると予想しています。

NBCのフェースブック
https://www.facebook.com/nationalbankofcambodiaofficial/?ref=ts&fref=ts


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2015年12月28日 | 一般
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第10回カンボジア輸出入一州一品展示会

2015年12月28日 | 経済
 12月15日~18日にプノンペン・ダイヤモンドアイランドで、第10回輸出入および一州一品展示会が開催されました。カンボジア商業省の主催によるカンボジア最大級のトレードショーで、大変盛大なものです。
 ASEAN諸国や日本、韓国、中国、フランス等の各国の企業のブースと、カンボジア産品のブース、さらにカンボジアの各州の特産品のブース等、合計381ブースが並びました。日本からはJETROが設けた日本ブースに日系企業多数が参加し、会場の中央部を使って強くアピールしていました。
 開会式で挨拶に立ったスン・チャントル商業大臣は、国際競争力強化のためにカンボジアの製造業に品質向上を求めました。また、政府としては、インフラを整備することにより、輸送コストや電気料金を抑えて、輸出を促進したいと述べました。
 この展示会は回を追うごとに拡大しており、カンボジアと日本企業との関係強化にも更に貢献することが期待されます。


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大型の居酒屋 型無

2015年12月27日 | 生活環境
 プノンペン南部、毛沢東通りに新しく大型の居酒屋さん「型無(かたなし)」が開店しました。日本(川崎等)とシンガポールにもお店をお持ちです。場所は、ビュッフェレストランのハナミがあったところです。内外装は、スタイリッシュな感じです。お座敷席もあります。メニューは、おつまみ系が充実しています。お勧めの鳥南蛮、鉄板チャーシュー等を頼んでみました。プレゼンも凝っていて、席でソースをかけて、ジュージューさせてくれたりします。お客さんは、日本の方が多いようでした。お試しください。

型無
Corner of Mao Tse Tuong St. & 63 St.
023 987 701
https://www.facebook.com/Katanashi-983037648405973/

鉄板チャーシュー。席でソースをかけてジュージューさせます。


野菜のディップは、桶に入っています。


〆のお茶漬けは、熱い石焼鍋に入っていて、ダシをかけて、熱々で食べます。




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うどんの丸亀製麺がプノンペンに進出

2015年12月26日 | 生活環境
 うどんの大手チェーンの丸亀製麺が、プノンペン中心部バンケンコンに進出しました。場所は、シャンゼリゼホテルの南側です。丸亀製麺では、他のASEAN諸国の店舗と同様に、ミドルアッパー層を顧客として想定しているとのことです。お店の内装は、日本等と同じ感じです。メニューは、讃岐うどん中心で、釜揚げうどんやざるうどんは1.9ドル(約230円)と、現地ファーストフードと同等の価格帯に設定されています。この他、かき揚げや天ぷら、おにぎり等が並んでいます。お客さんは、現地の方が多く、家族連れや学生さんも多く見受けられました。美味しいうどんを、手早く食べられるのはうれしいです。お試しください。

丸亀製麺
#189, St. 63
023 986 398
https://www.facebook.com/MarugameKH/?ref=ts&fref=ts

丸亀製麺の新聞発表
http://www.toridoll.com/ir/pdf/151116kb.pdf

釜揚げうどんとざるうどん。ともに1.9ドルです。


かき揚げや天ぷら、おにぎり等が並びます。


店内はごく普通です。



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スターツ カンボジアで自社施工ホテルプロジェクト

2015年12月25日 | 経済
 12月17日、不動産仲介・管理、建設のスターツコーポレーションは、プノンペン中心部のカンボジアアーナホテル向かいに、自社で施行から運営までを手掛けるホテルの開発に着手したと発表しました。2018年春の開業を予定しているとのことです。
 「スターツプノンペンホテル(仮称)」は、敷地面積2,380平方メートル、地上19階建て、客室240室で、57台収容の駐車場のほか、最上階にレストランやジム、プールを備える計画です。企画から運営まで、設立済みのグループ会社3社が合同で取り組むとしています。スターツエステートマネジメント(カンボジア)コーポレーションが土地保有、スターツCAM(カンボジア)コーポレーションが施工、スターツホテル(カンボジア)コーポレーションが運営を担うとのことです。
 現地に長期滞在する日本をはじめ欧米の駐在員ニーズも取り込むとともに、増加する短期出張のビジネスマンや旅行者にも対応するため、様々な客室タイプを揃え、自社施工体制による日本品質の建物や設備、サービスを提供する予定です。
(写真は、新聞発表より)

スターツの新聞発表
https://www.starts.co.jp/docs/pdf_w/1319.pdf


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カンボジア・タイ首脳会談 国境越え鉄道運行で合意

2015年12月24日 | 経済
 カンボジアのフン・セン首相は、12月18日~19日にタイを訪問し、プラユット暫定首相らと会談しました。フン・セン首相がタイを公式訪問するのは12年ぶりとなります。両国政府は、二国間貿易の拡大や、両国の首都を結ぶ鉄道の運行開始で合意したとのことです。
 共同声明によれば、双方は現在年50億ドル(約6000億円)規模の二国間貿易額を2020年までに3倍に拡大することを目指す方針で一致しました。また、国境の通関手続きを一部簡素化することでも合意しました。更に2016年末までに、バンコク-プノンペン間の鉄道運行を開始することでも合意したとしています。
 プラユット政権はフン・セン首相と蜜月関係にあったタクシン元首相派政権を転覆させた経緯があり、今回の訪タイでも両首脳がどのような距離感を示すかが注目されていました。プラユット首相は「両国間の歴史のなかで最良の関係だ」などと親密さをアピールしたとのことです。
(写真はカンボジア・タイ国境に建設中の鉄道橋。2015年8月撮影)

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移動体通信のSEATEL 日本の格安スマホを販売へ

2015年12月23日 | 経済
 カンボジアの移動体通信SEATEL(South East Asia Telecom (Cambodia))は、日本のPlus One Marketingのスマートフォン「FREETEL Priori2 LTE」の販売を開始したと発表しました。カンボジア全土におけるSEATEL SHOPにおいて取り扱いを開始しているとのことです。販売価格は99ドル(約1万2000円)に設定されており、SEATELのスマートフォンとしては最も安い価格となりますし、他社と比べても低価格での販売となります。更に、FREETEL Priori2 LTEとSIMカードをセットで購入することで、40ドル(約4900円)分の残高を付与するプロモーションも実施するとのことです。
 カンボジアにおいても、スマートフォンは急速に普及しつつありますが、市場シェアでは、アップルと韓国系のシェアが高くなっています。日系のスマートフォンが低価格帯に大々的に切り込んでくるのは初めてと見られ、今後の展開が注目されます。

ブログ「カンボジア経済」2015年11月3日「格安携帯のFREETEL カンボジアに進出へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/598015767c2096c24e429d1e611ecda5


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ライスポリシー コメ輸出目標達成できず

2015年12月22日 | 経済
 2010年8月に、フン・セン首相から発表された「コメの生産・輸出振興政策(ライスポリシー)」では、2015年までに、コメの国内余剰400万トン以上/年、精米の輸出量100万トン/年という数値目標を掲げていました。このうち、コメの国内余剰の目標については、十分に達成しました。2015年度のカンボジアのコメの生産量は920万トンに達しています。他方、100万トンの輸出目標は達成できませんでした。2015年1月~11月の精米の輸出量は、45万6917トンで、12月に見込む約5万トンの輸出を加えても、2015年の総輸出量は約50万トンと目標の半分程度に留まる見込みです。フン・セン首相は、目標未達の原因を、タイ、ベトナム、ミャンマー等の周辺国との競争にあるとしており、カンボジアの精米能力の強化と、コメの生産コストの低減を目指すとしています。
 なお、貧困、食糧不足のイメージの強いカンボジアですが、既に国内消費量の2倍以上のコメを生産しています。日本から善意で日本米を送ってくださる方が、日本各地にいらっしゃいますが、できましたら、コメ以外のもの(学用品等)に切り替えていただけると大変助かります。


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2015年12月21日 | 一般
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高齢化するアジア カンボジアは若年層多く有利に

2015年12月21日 | 経済
 12月9日、世界銀行は「Live Long and Prosper: Aging in East Asia and Pacific」と題する報告書を発表しました。この報告書によれば、アジア各国の高齢化は急速に進行中で、65歳以上の人口は、2015年から2034年まで5年毎に22%ずつ増加するものと見られます。この結果、労働力人口は減少していくものと見られ、2010年から2040年の間に、韓国では15%以上、日本、中国、タイでは10%以上の減少となると予測されています。他方、カンボジア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、パプアニューギニア等の国々では、老齢人口は平均で全体の4%程度であり、2040年に向けて引き続き労働力人口が増加するとしています。
 1960年代から1990年代の経済成長は、いわゆる「人口ボーナス」に支えられてきたところが大きいと分析しており、労働力人口の減少は経済成長に大きな影響を与えるとしています。カンボジアでは、人口構造を見ると、毎年約30万人の若者が労働市場に参入することが、今後少なくとも15年程度は続くものと見られ、労働力人口が増加を続けるため、経済成長の面では有利な状況が続くものと考えられます。
(グラフはプノンペンポスト紙より)

世界銀行のサイト(英文です)
http://www.worldbank.org/en/news/infographic/2015/12/09/live-long-and-prosper-aging-in-east-asia-pacific?cq_ck=1449611327793


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有森裕子さんの特別講演会

2015年12月20日 | 社会・風土
 12月7日、カンボジア日本人商工会の主催で、有森裕子さんの特別講演会が開催されました。イオン・ホールで開催され、200名以上が集まりました。
 有森裕子さんは、バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンでは銀メダル、銅メダルを獲得されています。現在は、NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」の代表理事を務められており、アンコールワット国際ハーフマラソンに約20年間、技術的、資金的、精神的支援をされています。また、2010年12月、カンボジア王国ノロドム国王陛下より、ロイヤル・モニサラポン勲章大十字を受章されました。
 今回の講演では、ご自身の生い立ちから、マラソンを始める契機、カンボジアとの関わり等について、お話をしていただきました。大変感動的な内容で、涙を浮かべて、聞かれている方々もいらっしゃいました。「応援をすること、されることがとても大事」等、含蓄のある内容で、大変興味深く聞かせていただきました。
 講演後、Tシャツに気軽にサインをしていただいたり、お人柄を感じさせる良いイベントでした。


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青年海外協力隊50周年記念式典

2015年12月19日 | 経済
 12月7日、プノンペンのカンボジア日本人材開発センターで、青年海外協力隊50周年記念式典が開催されました。
 1966年1月9日に、青年海外協力隊最初の派遣先の一つとしてカンボジアに4名の隊員が派遣されました。1970年には、内戦のため、一時撤退を余儀なくされ、その後、20年以上の空白期間を経て、1992年に再度派遣が開始されました。2001年にはシニア海外ボランティアも派遣が始まり、2015年8月現在合計40名が派遣されています。これまでの累積では、638名が派遣されました。
 記念式典には、キアット・チョン副首相、小渕優子議員(日本カンボジア友好議員連盟事務局長、「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)事務局長)、今村雅弘議員(日本カンボジア友好議員連盟会長)、隈丸優次日本大使を始めとして、関係者等、約280名が参加しました。また、元ボランティア、現ボランティア、そのカウンターパートや教え子たちも参加して、成果のスピーチや実演を披露しました。


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