カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

腐敗認識指数2019 カンボジアは162位

2020年01月31日 | 経済
 1月23日、世界各国の汚職を監視している非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナル(本部ベルリン)は、2019年版「TI腐敗認識指数」を発表しました。カンボジアの今年の指数は20点(100点満点)で、順位は180か国中162位でした(昨年は20点、161位)。東南アジア諸国の中では、最下位となっています。NGOの活動が極めて制限されていると判定されていることも順位の低い要素の一つとされています。
 腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index: CPI)は、トランスペアレンシー・インターナショナルが、1995年以来毎年公開しているもので、公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、その度合を国際比較し、国別にランキングしたものです。1位はニュージーランドとデンマークで、87点でした。日本は73点で20位となっています。
 TIでは、「政府の腐敗への不満、各機関への不信は、政治の清廉性のより一層の必要性を示しています。各国政府は、政治献金における多額のカネによる 腐敗と、政治制度に与える不当な影響の問題に直ちに対処しなければなりません。」としています。

トランスペアレンシー・ジャパンの新聞発表(日本語)
http://www.ti-j.org/2019_Corruption_Perceptions_Index.pdf


↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界的ブランド企業 カンボジアに改善を求める

2020年01月30日 | 経済
 1月22日、国際的なアパレル有力企業22社等が連名で、フン・セン首相に書簡を送り、労働者の権利等に関する欧米の懸念に応えることを求めました。参加したのは、アディダス、プーマ、ラルフローレン等、世界的に有名なアパレル企業です。
 書簡では、カンボジアがこれまで実施してきた労働問題に関する努力を評価する一方で、カンボジアの現在の労働者の権利や人権の状況が、特恵関税制度のリスクになっていることに懸念を表明しています。また、同様の書簡を2018年11月、2019年5月にも送付し、カンボジアと共に改革を進めていくことを提案しましたが、十分な回答も得られていないとしています。
 昨年の総選挙に関連して、最大野党の救国党を解党したり、党首を拘束したりしたフン・セン首相の強権的手法に対し、EUは特恵関税制度EBAの停止を検討する手続きに入っています。また、米国でも上院議員らがカンボジアに対する特恵関税を見直すことを求めています。こうした中、中国を後ろ盾にしたフン・セン政権は、野党党首の釈放等の懐柔策をとる一方で、対外的には強硬姿勢を維持しています。輸出の7割を占める縫製品を製造したり、その製品を輸入している企業では、特恵関税停止の懸念が高まっており、今回の書簡もそうした企業の不安を表しているものと見られます。特恵関税制度が停止された場合、カンボジアは大きなダメージを受けるものと見られるため、先ずは2月12日に予定されるEUの特恵関税制度EBAの資格停止に関する判断が注目されます。

22社連名の書簡(英文です)
https://www.aafaglobal.org/AAFA/AAFA_News/2020_Letters_and_Comments/AAFA_Joins_with_22_Brands_and_Organizations_Calling_for_Improved_Labor_Rights_in_Cambodia.aspx



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年空港利用客数 全体は増加もシェムリアップは減少

2020年01月29日 | 経済
 1月17日、カンボジアエアポート社の親会社であるヴィンチ社は、2019年の乗客数について発表しました。カンボジアエアポート社が運用を行っている3つの国際空港(プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル)を合計して、1163万5000人が利用しました。前年比で10.2%増加となります。内訳は、プノンペン空港が、前年比11.2%増の602万9000人、シェムリアップ空港が12.4%減の392万6000人、シアヌークビル空港が158.1%増の168万人となっています。
 シェムリアップ空港の利用者の減少は、主に中国人客の減少によるものと見られます。中国人観光客は、全体では伸びているものの、シェムリアップよりも海岸沿いでカジノもあるシアヌークビルにシフトしつつあるものと見られます。また、米中貿易戦争の影響で中国経済がスローダウンしつつあることも影響しているものと見られます。
  米中貿易戦争を契機とした中国経済のスローダウンにより、日本を始め、タイ等のアジア各国で中国人観光客の減少が始まっていたことに加え、最近の中国のコロナウイルス問題も今年の観光客数にネガティブな影響を与えることが懸念されます。カンボジア政府が、中国一辺倒ではないバランスの取れた観光客誘致政策を進めていくことが期待されます。
(写真は、シェムリアップ空港)

ヴィンチ社の発表(英文です)
https://www.vinci-airports.com/sites/default/files/va_traffic_2019_en.pdf



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンボジア 2019年12月の物価上昇率

2020年01月28日 | 経済
 国家統計庁から発表された2019年12月の物価上昇率(対前年同月比)は、3.1%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、2015年終盤から若干の上昇に転じています。その後、2017年初頭に4%台まで上昇しましたが、2017年5月以降は3%未満で安定していました。2018年10月は久しぶりに3%を超えてきましたが、11月は2%台に戻り、12月以降はさらに低下しました。しかし、2019年8月と12月は久しぶりに3%台となりました(2014年1月4.5%、2月4.3%、3月5.0%、4月4.9%、5月4.6%、6月4.9%、7月4.3%、8月4.1%、9月3.6%、10月2.9%、11月2.4%、12月1.1%、2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%、5月1.0%、6月0.7%、7月0.8%、8月1.0%、9月0.9%、10月1.3%、11月1.9%、12月2.8%、2016年1月3.1%、2月2.3%、3月2.0%、4月2.8%、5月3.2%、6月3.3%、7月3.0%、8月3.0%、9月2.9%、10月3.4%、11月3.6%、12月3.9%、2017年1月4.4%、2月4.0%、3月4.2%、4月3.2%、5月2.5%、6月2.3%、7月2.3%、8月2.6%、9月2.7%、10月2.1%、11月2.3%、12月2.2%、2018年1月2.0%、2月2.3%、3月2.3%、4月2.4%、5月2.9%、6月2.8%、7月2.3%、8月1.9%、9月2.6%、10月3.1%、11月2.5%、12月1.6%、2019年1月1.6%、2月2.4%、3月2.3%、4月2.6%、5月2.3%、6月1.6%、7月2.2%、8月3.1%、9月1.7%、10月1.3%、11月1.8%)。なお、11月と比べると12月は0.8%の上昇でした。また、2019年の年間平均上昇率(暫定)は、2.1%となっています。
 ガソリン価格は、政府による価格メカニズム導入の効果もあって細かく動いており、11月の3661リエル/リットルから、12月は3666リエル/リットルとほぼ横ばいでした。ディーゼルは、11月の3589リエル/リットルから、12月は3589リエル/リットルと横ばいでした。国際原油価格(ニューヨーク市場のWTI)は、2018年以来70ドル台から数カ月で40ドル台に下げる等、激しく動いています。最近は中東問題で60ドル台に一時上昇することもありましたが、概ね50ドル台で推移しています。カンボジアのガソリン価格も国際価格に連動して上下動を繰り返しています。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を引き続き安定的と見ています。2019年の物価上昇率について、アジア開発銀行は2.2%、世界銀行は2.1%、国際通貨基金(IMF)は2.4%、ASEAN+3マクロ経済調査事務局(AMRO)は2.9%と予測しています。
(写真は、シソポン市内のガソリンスタンド。12月17日撮影)



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2020年01月27日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ANAプノンペン線 週3便に減便へ

2020年01月27日 | 経済
 1月23日、ANAグループは、2020年度の国際線航空輸送事業計画を発表しました。この中で、現在毎日運航されている成田~プノンペン線について、3月29日から6月30日までの間、月・木・土の週3便に減便されることとなりました。但し、3月29・31日、4月1・3・5・12・14・15・17・19・28・29日、5月1・3・5・6・8日は運行されます。なお、7月1日以降は、毎日運航に戻す予定です。また、機材については、現在ボーイング787-8(240席)ですが、9月1日以降は、若干小型のボーイング767-300ER(202席)に変更されます。
 一時減便、機種変更の理由は、羽田空港国際線発着枠拡大により、米国等の主要路線を拡充することに加え、日本のエアラインとして初めて就航する深圳、イスタンブール、ストックホルムに加え、ミラノ、モスクワを含めて5都市へANAとして新たに乗り入れるため、機材や人員をそれらにとられるためとしています。
 一時的とは言え、日本との唯一の直行便が減便になることは、大変残念です。カンボジアへの日本人訪問客数は、微増を続けているものと見られますが、プノンペンへの来訪者の誘致やビジネスクラスの利用促進等の協力を行っていく必要もあるものと見られます。

ANAの発表
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202001/20200123.html?fbclid=IwAR0moY-p6EgfaPu2IbLgvh3lYbTaCRETVngtnumEZmwLMiOjCbnMArvVGog



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シェムリアップ Sushi Bar Shin

2020年01月26日 | 生活環境
 シェムリアップのナイトマーケット近くにある「スシバー心」です。日本人の方がオーナーで、美味しい和食が楽しめます。すごく大きな暖簾が目印です。内装は、スタイリッシュで、1階はお洒落なカウンター、2階は大人数向きのテーブル席とお座敷があります。今回は、大人数での宴会メニューでしたが、素晴らしいお刺身の船盛やお寿司もあって、豪華でした。お客さんは、日本の方が多いようでした。シェムリアップで和食が食べたくなったときにお勧めです。お試しください。

スシバー心 Sushi Bar Shin
https://web.facebook.com/Sushibar.Shin.SR/

スタイリッシュなカウンター席。かっこいいです。



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国正月2020

2020年01月25日 | 社会・風土
 1月25日は旧正月で、アジア各国ではお休みのところも多かったと思います。カンボジアでは、1月1日のインターナショナル・ニューイヤーに加えて4月にクメール正月があるのですが、この2月の旧正月も「中国正月」と呼ばれ、正式なお休みでは無いのですが華僑系の方々を中心になんとなくお休みだったり、お年玉が行きかったりと言うところが多いようです。プノンペンの街中は車やバイクも少なくなっていて、閑散としています。セントラルマーケットもお休みです。
 街には中国舞踊団が繰り出し、鉦や太鼓に合わせて獅子舞や龍の舞を披露して回っています。ご先祖様のために、家の前で紙のお金や車を燃やしています。燃やす紙のお札が100ドル札だったり、紙の車がレクサスだったりします。
(写真は、イオン1号店の中国正月用品売り場)



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年税収大幅増加

2020年01月24日 | 経済
 カンボジア経済財政省によりますと、2019年の税収は、当初予算の45億6000万ドル(約5020億円)を30%以上上回り、60億ドル(約6600億円)に達したとしています。税務総局(GDT)は、当初予算23億ドルを約5億ドル、関税消費税総局(GDCE)は当初予算22億6000万ドルを9億ドル程度上回る税収をあげたとしています。
 要因としては、経済の好調と、税務関係の改革があるものと見られます。取締りの強化、民間セクターとの協調、関係機関等の関係強化等を通じて、税収が拡大したものと見られます。フン・セン首相は、税収の大幅な増加は政府の公共財政管理改革の効果であり、カンボジアに納税文化が根付きつつある証だと述べています。また、カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭は、健全なマクロ経済と政治的安定が、事業や投資にプラスの環境をもたらした結果だとしています。
 カンボジア政府の財政基盤は、まだまだ外国・国際機関からの支援によって立つ部分も大きいため、今後とも徴税の強化やガバナンス改革等を通じて税収の拡大を図ることが必要と見られます。その一方で、民間企業との対話を通じて、不公平・不公正・非効率等の不満が出ないように努めることも重要と見られます。
(写真は、新たに建設された関税消費税総局ビル)



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自動車登録台数 2019年に大幅増加

2020年01月23日 | 経済
 カンボジア公共事業運輸省によりますと、2019年の自動車等の新規登録台数は、対前年比13%増の64万183台となったとのことです。内訳は、トラック等の重車輛が1万5956台、自動車9万2958台、オートバイ53万1269台でした。なお、実態上は、密輸や未登録車もかなりあるものと見られます。
 2019年に登録台数が増加した理由を公共事業運輸省では、順調な経済成長と所得向上、登録の強化等によるものと分析しています。
 なお、新規登録の多くは中古車と見られますが、新車の販売台数も増加傾向にある模様で、カンボジアのマツダでは、2019年の新車販売台数が対前年比145%増の約4000台となったとしています。
 プノンペンでは、交通渋滞が目立つようになってきています。今後も自動車・オートバイの台数の増加は続くものと見られ、登録や車検といったソフト・インフラの拡充も重要と見られます。立体交差や信号等のハード・インフラの整備とともに、地道な努力が継続されることが期待されます。



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インターモーダル輸送及び物流連結性マスタープラン 中間報告

2020年01月22日 | 経済
 1月6日、カンボジア政府の国家物流委員会は、インターモーダル輸送及び物流連結性マスタープランの中間報告を承認しました。委員会には、経済財政省のオウン・ポン・モニロット大臣、公共事業運輸省のスン・チャントル大臣等が参加しました。
 このマスタープランは、2018年にJICAが支援して作成した「物流マスタープラン」を上塗りする形で、中国政府の支援も受けて中国国際工程諮詢公司が策定してきたものです。公共事業運輸省では、このマスタープランは、運輸と物流のコスト削減を通じて国際競争力を強化するとともに、投資誘致、雇用拡大にも資するものであるとしています。
 マスタープランは、インターモーダル輸送、鉄道と水路による輸送、陸・海・空運、物流等の項目で構成されています。首都プノンペンと、タイ国境のポイペト、ベトナム国境のバベット、シアヌークビルを結ぶ3ルートを主要交通路と位置付けています。
 このマスタープランが、本当の意味でカンボジアに役立つものとなることが重要であり、関係省庁や関係諸国と十分な議論が尽くされることが期待されます。
(写真は、中国により建設が進むプノンペン~シアヌークビル高速道路)



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年度予算法 税収好調に支えられて歳出増加

2020年01月21日 | 経済
 12月31日、カンボジア経済財政省は、国民議会及び上院で承認を受けた2020年予算法を公表しました。
 2020 年度(1~12月)予算案では、歳出は前年度比22.7%増の約82億ドル(約9000億円)、税収は24%増の65億ドルとなり、財政赤字は対GDP比5.9%となる見込みです。
 歳出をセクター別に見ると、経済関係が18億ドル(対前年度比10.7%増)、社会19億ドル(同8.6%増)、防衛・治安11億8000万ドル(同8.3%増)等となっています。
 歳入面では、税収は好調ですが、経済成長に伴う公共事業の実施等のための資本支出の大半は海外からの譲許的借款に頼っているのが現状です。政府債務は2019年6月末現在で72億6400万ドルとなり、中国からの借り入れが全体の48.8%を占めています。2020年度予算では、借入上限を14億SDR(約2100億円)と定めています。なお、カンボジアはいわゆる「債務の罠」とはなっておらず、公的債務は健全な範囲にあります。
(写真は、円借款により整備されたシアヌークビル港多目的ターミナルとコンテナターミナル)

経済財政省のサイト(クメール語)
https://www.mef.gov.kh/documents/mustsee/executive-summary-2020-final-23-10-19.pdf



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2020年01月20日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランス プノンペンの浄水場建設を支援

2020年01月20日 | 経済
 12月24日、フランス開発庁(AFD)とカンボジア経済財政省は、プノンペン上水道公社のバケン浄水場建設のための借款契約に調印しました。バケン浄水場は、プノンペン北部に第1フェーズでは19万5000立方メートル/日の容量で建設される予定で、2022年末までの完成を目指すとしています。今回の借款契約金額は、1億1800万ユーロ(約144億円)です。欧州投資銀行(EIB)、欧州連合(EU)の「アジア投資ファシリティー(AIF)」等との協調融資となります。建設契約については、2019年11月14日に、フランスの建設会社Vinciと調印済です。
 プノンペンでは、活発な建設投資により、上水需要が急増しています。バケン浄水場については、第1フェーズに引き続き、第2フェーズ(19万5000立方メートル/日)も2024年の完成を目指すとしています。上水供給は、海外からの投資誘致だけでなく、一般市民の生活にも欠かせないものであり、地道な拡充努力が継続されることが期待されます。
(写真は、日本の支援によるプノンペンのプンプレック浄水場)



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポイペトの和食店 国境食堂HARU

2020年01月19日 | 生活環境
 タイ国境の町、ポイペトにある和食店「国境食堂HARU」です。日本人の女性がやっているお店で、日本のテレビ番組「こんなところに日本人」でも紹介されたことがあります。今回は、ミッションのランチで訪問したので、お弁当を頂きました。唐揚げや卵焼きといったごく普通のお弁当ですが、これがカンボジアのポイペトで食べられるということが奇跡のように感じられます。ポイペトは日本人駐在員の方も増え始めており、本当に重要な基礎インフラとなっていると感じます。メニューは、日本の食堂そのもので、ほっとさせてくれます。名物は「国境カレー」なので、次回ぜひ試したいと思います。なお、お土産にも売っている「胡椒の塩漬け」が本当に美味しいので、こちらもお勧めです。ポイペトにお越しの際はぜひお試しください。

国境食堂 HARU
https://web.facebook.com/poipetharu/

店内には、色々なお土産品もあります。



↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする