カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

東京海上日動火災保険プノンペンに駐在員事務所

2017年08月31日 | 経済
 8月22日、東京海上ホールディングス株式会社は、子会社である東京海上日動火災保険株式会社が、プノンペンに駐在員事務所を開設したと発表しました。これまでは、タイ国東京海上火災保険株式会社が2015年に開設したメコン室やカンボジアの提携損害保険会社を通じて日系企業に保険サービスを提供していましたが、カンボジアの保険マーケット拡大を見据えてカンボジアに駐在員事務所を開設したとしています。
 駐在員事務所では、カンボジア保険マーケット調査を行うとともに、日系企業を中心とする顧客に提携先を通じた保険商品・サービスを提供したいとのことです。
 カンボジア政府の金融セクター開発戦略(2016~2025)によれば、カンボジアの保険料収入は、2010年の2500万ドルから2015年には3倍以上の8600万ドルに達しています。過去5年間の平均成長率は28%と非常に高くなっています。
(写真はプノンペン市内。記事とは直接関係ありません)

東京海上ホールディングスの新聞発表
http://www.tokiomarinehd.com/release_topics/release/dhgn2a000000edn9-att/20170822_j.pdf


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海上油田ブロックA ついに生産契約締結

2017年08月30日 | 経済
 8月23日、カンボジア初の原油生産に関する生産分与契約が、カンボジア政府とシンガポール系のクリスエナジーとの間で調印されました。今回の契約調印後60日以内に予定する最終投資決定を経て、掘削に着手し、24カ月以内の原油の商業生産を目指します。
 今回の対象となるのは、ブロックAのうち3083平方キロメートルで、水深50~80メートル程度と見られます。フェーズ1Aでクリスエナジーは、石油プラットフォーム1基(24井)と浮体式生産バージ、更に1.5キロのパイプラインで接続される浮体式貯蔵積出設備(FSO)を投入して、日量3万バレルの原油を生産する計画です。海底油田開発には不確実性もあるため、最初のフェーズ1Aの進捗を見た上で、フェーズ1B(プラットフォーム3基)、フェーズ1C(プラットフォーム6基)の実施を順次決定していきたいとしています。
 今回の契約の持ち分は、クリスエナジーが95%、カンボジア政府が5%となっています。ブロックAの当初の持ち分は、米国のシェブロン70%、日本の三井石油開発30%でしたが、国際原油価格の下落もあって、シェブロンは次第に権益を切り売りし、韓国系のGSカルテックス、シンガポールのクリスエナジー等が参加し、最終的にはクリスエナジーがカンボジア政府以外の95%を全て取得して現在に至っています。
 当初の計画では2012年12月12日に商業生産が開始される見込みでした。大分遅れましたが、今回の契約調印により、2019年末~2020年初頭には、商業生産が開始されることとなります。これまでカンボジアは石油製品を全量輸入に頼っていましたので、原油の産出により、貿易収支の改善に加え、国際石油価格の変動ショックを吸収しやすい経済体質となることが期待されます。

クリスエナジーとカンボジア政府の共同新聞発表(英文です)
https://krisenergy.com/default/assets/File/Joint%20Press%20-%20CBA%20Signing%2023Aug2017.pdf


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対カンボジア王国 国別開発協力方針

2017年08月29日 | 経済
 7月末、日本の外務省は、「対カンボジア王国 国別開発協力方針」の改訂版を発表しました。これまでの国別援助方針を改訂したもので、ODAタスクフォースでの立案の後、パブリックコメント等も経て策定されました。また、この方針に基づく、さらに細かい事業展開計画も添付されています。
 今回の方針の基本方針(大目標)は、「2030年までの高中所得国入りの実現に向けた経済社会基盤の更なる強化を支援」です。具体的には、より高いレベルでのインフラ整備、次世代の人材育成などに着手します。また、人間の安全保障の実現を念頭におき、都市部と地方部の格差やプノンペンにおける都市問題の深刻化などの解決を図ります。カンボジアの社会全般に求められる課題として、引き続き、法の支配の確立をはじめとするガバナンスの強化に取り組むとしています。
 いわゆる3本柱となる重点分野(中目標)は、(1)産業振興支援(地域の連結性強化と産業振興の観点から、ハード及びソフト両面における物流網(道路、港湾、税関など)の強化、投資環境の整備、産業振興に不可欠なエネルギーの安定供給、産業人材の育成に取り組む。同時に、フード・ バリューチェーン構築の重要性を認識しつつ、地方部における主要産業である農業振興に取り組む)、(2)生活の質向上(国民生活の質向上の観点から、上下水道、排水、電力(無電化地域の縮小)、都市交通(都市鉄道、バス、車両登録)など都市生活環境整備に資する分野での支援を行う。また、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成にむけた保健医療・社会保障分野における取組を推進する)、(3)ガバナンスの強化を通じた持続可能な社会の実現(中・長期的な視点に立ち、ガバナンスの強化を通じた持続可能な社会の実現を目指すべく、行政機構の組織強化、公務員の能力強化を通じた行政サー ビスの質の向上、民法・民事訴訟法等に関する法制度整備・法曹人材の育成、選挙改革などの民主主義の更なる定着に向けた取組や、環境管理への取組、地雷・不発弾対策などの支援を行う)となっています。
 留意事項としては、地域の連結性強化(「南部経済回廊」、「日メコン連結性イニシアティブ」 など)、「質の高いインフラ」(ハード+ソフト)、産業人材育成など我が国が重視するメコン地域に対する取組を促進することと、市民社会との連携、官民連携、自治体連携による開発協力の推進及び日系企業の投資促進を図ることをあげています。
(写真は、円借款での拡充が次々と進められているシアヌークビル港)

外務省のサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/files/000072231.pdf



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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年08月28日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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カンボジア中央銀行 オンラインプラットフォームを導入へ

2017年08月28日 | 経済
 カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、8月18日から様々な金融取引をオンラインで可能にする「カンボジア国立銀行プラットフォーム(the National Bank of Cambodia Platform: NBCP)の運用を開始しました。これまでのシステムでは、書類作成に手間もかかり、中央銀行の窓口に出向く必要がある等、取引コストが大きいという問題がありました。このため、今回のシステム構築に当たっては、金融機関のニーズや意見を取り入れ、テストも繰り返したとしています。
 NBCPでは、銀行間の取引をリアルタイムで実施可能になることに加え、取引に必要なマーケット情報も提供するとのことです。また、中央銀行が行っている、現地通貨リエルの流動性供給手段の証券担保型流動性供給オペレーション(Liquidity-Providing Collateralized Operation (LPCO)や、譲渡性預金証書(Negotiable Certificates of Deposit: NCD)取引もオンラインで可能となります。
 銀行業界もNBCPの運用開始を歓迎しています。カンボジア国立銀行では、NBCPにより、便利、透明、安全、即時の金融取引が可能となるとしています。カンボジアの金融業界はまだ発展の途上ですが、フィンテックの導入等による技術ジャンプで、先進国が積み上げてきたシステムに一気に追いついてくる可能性もあり、引き続き注目が必要と見られます。


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野菜を食べましょう イオンのサラダバー

2017年08月27日 | 生活環境
 単身のおじさんですと、外食中心でやはり野菜不足なりがちです。最近、活用させてもらっているのが、イオンスーパーの中で、きれいにリノベーションされたサラダバーです。野菜の種類もたくさんありますし、シーフードサラダのような味付きのサラダもあります。サラダバーは見た目もカラフルで、セルフサービスで自分の好きなものを好きなだけ取れるのもうれしいです。価格も100グラム75セント(約80円)ですので、ちょっと多めかなと思っても2ドルくらいです。ドレッシングも1回用の小さなものも売っています。お勧めです。



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プノンペンにも大人のカフェ セガフレード

2017年08月26日 | 生活環境
 プノンペン南部63通りに、イタリア系のカフェ「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」が開店しました。日本にできた時も、これまでのカフェとは違う「大人感」が漂っていて、グラスワインとオリーブとか頼んだりしてました。プノンペンのお店は、内装もスタイリッシュで、椅子等の家具もデザイナー系を感じます。メニューは、コーヒー系中心で、アルコールはビールだけしかないのはちょっと残念です(と言っても5種類もあります)。フードは、サラダやサンドイッチといった軽食類に加えて、おつまみ類も充実しているのは、ちょっと嬉しいです。まだ、ソフトオープンの時でしたので、これから充実していくのかもしれません。お勧めです。お試しください。

Segafredo Zanetti Espresso
https://www.facebook.com/segafredoespressocambodia/

表に面したテラスのカウンター席もおしゃれ感があります。


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2017年6月の物価上昇率

2017年08月25日 | 経済
 国家統計庁から発表された2017年6月の物価上昇率(対前年同月比)は、2.3%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、2015年終盤から若干の上昇に転じています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%、3月1.0%、4月1.0%、5月2.8%、6月2.9%、7月4.1%、8月3.4%、9月3.9%、10月4.2%、11月4.1%、12月4.7%、2014年1月4.5%、2月4.3%、3月5.0%、4月4.9%、5月4.6%、6月4.9%、7月4.3%、8月4.1%、9月3.6%、10月2.9%、11月2.4%、12月1.1%、2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%、5月1.0%、6月0.7%、7月0.8%、8月1.0%、9月0.9%、10月1.3%、11月1.9%、12月2.8%、2016年1月3.1%、2月2.3%、3月2.0%、4月2.8%、5月3.2%、6月3.3%、7月3.0%、8月3.0%、9月2.9%、10月3.4%、11月3.6%、12月3.9%、2017年1月4.4%、2月4.0%、3月4.2%、4月3.2%、5月2.5%)。なお、5月と比べると6月は0.1%の上昇でした。
 ガソリン価格は、政府による価格メカニズム導入の効果もあって細かく動いており、5月の3689リエル/リットルから、6月は3611リエル/リットルに下落しました。ディーゼルも、5月の3468リエル/リットから、6月は3447リエル/リットルとなりました。国際石油価格(ニューヨーク市場のWTI)も、40~50ドルの価格帯で推移しています。カンボジアのガソリン価格も、この国際価格の動きを受けて、今後も若干上下するものと見られます。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を引き続き安定的と見ています。2017年の物価上昇率について、アジア開発銀行は3.4%、世界銀行は3.7%、国際通貨基金(IMF)は3.2%と予測しています。
(写真は、プノンペン市内)

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世界銀行報告書 これまでの成長を高く評価 競争力強化と産業多様化を提言

2017年08月24日 | 経済
 8月16日、世界銀行はカンボジアの「体系的国別診断(Systematic Country Diagnostic: SCD))を発表しました。体系的国別診断は、世界銀行が世界189カ国について国別に経済等を診断する報告書です。カンボジアでは、政府関係、民間、NGO等400以上の関係者とのコンサルテーションを経て作成されました。
 診断では、まず、カンボジアの力強い経済成長、貧困削減、包括的成長の実績を高く評価しています。1994年から2015年までの平均成長率は7.6%で、世界で第6位の高度成長でした。また、360万人分の効用を創出し、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成状況も優秀でした。この成長は、貧困削減にも大きく貢献し、2007年には47.8%と非常に高かった貧困率を2014年には13.5%にまで激減したことも高く評価しています。
 今後の課題としては、後発開発途上国(LDC)からの卒業が近づくこともあり、特恵関税からの卒業や政府開発援助(ODA)の減少にも備える必要があるとしています。そのためにも、国際競争力の強化、産業の多様化、ビジネス関係の規制緩和、人造り(特に教育と栄養改善のための公的投資拡充)、持続可能な成長に向けた努力等が必要であると提言しています。

世界銀行の新聞発表(英文です)
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2017/08/16/sustained-and-inclusive-growth-ahead-for-cambodia-world-bank


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ムーディーズ カンボジアの格付けをB2で維持

2017年08月23日 | 経済
 8月15日、国際的格付機関のムーディーズは、カンボジアのソブリン発行者格付けを今回も「B2」で変わらずと発表しました。また、今後の見通しも安定的としています。歳入強化のための努力、為替の安定、政府組織の改善努力、産業多様化等を評価しています。また、財政赤字、公的債務レベル、債務持続性等についても問題ないとしています。他方、成長のベースが特定産業に偏っている経済構造は外的ショックに脆弱な面があること、経済成長が民間向け信用の急速な拡大に支えられていること等に懸念を示しています。
 ムーディーズでは、政治的リスクは、当面中程度であるとしています。これは、政治的緊張の高まりが、直接投資に影響する等、経済にある程度の影響を与えるリスクがあるためとしています。
 なお、ムーディーズの格付けでは、AaaからBaaまでの10段階は「投資適格」、Ba以下は「投機的」と分類されています。カンボジアの「B2」は、「投機的とみなされ、信用リスクが高いと判断される債務に対する格付け」と定義される「B」のうち中位にあることを示しています。

ムーディーズのサイト(英文です)
https://www.moodys.com/research/Moodys-Cambodia-and-Vietnam-share-strong-growth-prospects-but-differ--PR_371177


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プノンペン空港までの鉄道 住民反対で建設中断

2017年08月22日 | 経済
 プノンペン駅からプノンペン空港までを結ぶ鉄道について、空港近くの線路新設区間周辺の住民が反対運動を強めているため、当面工事が中止されることとなりました。既存の鉄道のポーチェントン駅付近から分岐して、約1.5キロメートルの線路を105K通りに併用軌道(道路と線路の共用)で新設する予定で工事が開始されていました。しかし、105K通りは、道幅が狭い上に、道路沿いに屋台や市場があり、沿線住民の反対を招いた模様です。8月11日に公共事業運輸省鉄道局が周辺住民と協議し、工事の中断を決めたとのことです。鉄道局は、事業実施主体のロイヤル鉄道に既に工事中止を指示したとしています。
 カンボジアでは、2018年7月に総選挙が実施される予定ですが、選挙前には住民の反対を押し切るようなことはしないのが通例です。このため、工事の再開は、早くとも来年の選挙以降になるものと見られます。安いコストで大きな便益が見込まれた空港線ですので、住民の納得を得つつ、工事が実施されることが期待されます。
(写真は、既存線路との分岐部分。8月4日撮影)

ブログ「カンボジア経済」2017年7月25日「既存の鉄道を活用してプノンペン空港線を開設へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/a01880306ed6ed5061c08615e70b38eb



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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年08月21日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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ラオス軍が国境侵犯 フン・セン首相の直談判で撤退

2017年08月21日 | 経済
 ラオス軍がカンボジア国境を侵犯しましたが、フン・セン首相がラオス・ビエンチャンでトーンルン・シースリット首相と会談し、無条件の撤兵を確約させました。
 ラオスとカンボジアの国境については、国境の延長約540キロメートルのうち86%が確定していますが、残る部分については、両国の合意が確立していません。今回のラオス軍による国境侵犯は、未確定地域でのカンボジア側による道路建設を阻止するため4月から始まり、5月にはフン・セン首相がラオスに対し、完全撤兵を求めていました。8月に至ってなお撤兵が実現しなかったため、カンボジアは軍を動員して、ラオス軍がいる国境付近への展開を始めるとともに、8月12日にフン・セン首相がラオスを訪問してトーンルン・シースリット首相と直談判し、無条件撤兵で合意したものです。
 カンボジアは、タイ、ラオス、ベトナムと陸上で国境を接していますが、いずれの国とも国境紛争を抱えています。今回は、「圧力」と「対話」で、カンボジアの主張を見事に通したものであり、フン・セン首相も、ハードネゴシエーターとして面目躍如であったものと見られます。
(写真はAKPより)


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エリックカイザーの新しいレストラン Le Restaurant du Boulanger

2017年08月20日 | 生活環境
 高級パンのエリックカイザーが新たなレストラン「Le Restaurant du Boulanger」(パン屋さんのレストラン)を開店しました。場所は、ノロドム通り北部で映画館の近く、BRED Bankの5階となります。1階には、エリックカイザーの小さな店舗もあります。レストランに行くには、奥まった秘密の入り口から秘密のエレベーターで行く必要があります。内装は、おしゃれな感じです。大きなガラス窓からは、プノンペンを見渡すことができます。ただ、周りに明るい建物が少ないので、夜景はちょっと暗めです。メニューは、開店したばかりということで、まだ限定的でしたが、8月中にはほかの店舗同様に拡充されるということです。今回は、前菜は、カレー風味のムール貝とカリカリのポークのサラダ、メインにはポーク・フィレと地中海風タジンを選びました。エリックカイザーらしく、プレゼンテーションも味も素敵です。土曜の夜だったのですが、他にはお客さんはいませんでした。お店の方によると、ランチタイムは近くのオフィス客で一杯だそうです。プノンペンの夜景を見ながら、ゆったりとワインを味わうこともできます。お勧めです。お試しください。

Le Restaurant du Boulanger
#30, Norodom Blvd.
https://www.facebook.com/lerestaurantduboulangerPP/?fref=ts

地中海風タジン。美しいプレゼンです。



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世界一安いミシュラン一つ星 添好運(Tim Ho Wan)

2017年08月19日 | 生活環境
 香港にある点心のお店「添好運(Tim Ho Wan)」が、プノンペンのイオンに支店を開きました。香港の本店は、ミシュラン一つ星を持っており、「世界で一番安いミシュラン一つ星」として有名だそうです。プノンペンのお店は、イオンの東側(川側)に一軒家のように建っています。店内は、特に変わったところはありません。メニューは、種類が少ないように感じますが、これから増えるのかもしれません。今回は、エビ餃子、潮州式餃子、茹でレタスを頼んでみました。エビ餃子は評判通りのプリプリで、楽しめました。価格設定は、ちょっと高めに感じますが、一品3~4ドルです。ただ、残念なのは、ビールはもちろんアルコール類を置いていません。中国茶を飲みながらだと、ちょっと物足りない気がします。

添好運(Tim Ho Wan)
https://www.facebook.com/TimHoWanCambodia/

点心を3種類と中国茶で12ドルほど。レタスは、テーブルでたれをかけてくれます。



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