日本語クラスに参加してみた

昨日はこちらへ来て初めての大雨。

これまでに夜中、いつのまにか降っていたとか霧のような雨が一度ありましたが、このように一日中降ったのは初めてでした。

雨上がりのせいか、今日は先週までとはうって変わってぐんと冷え込みました。残念なことに、この建物のオーナーが街中の日程に逆らって、日曜日にはもう室内の暖房システムをストップしてしまった為、昨日から家の中は冷え冷えしています。

そうなんです。本当は15日に街中で一斉に暖房がオフになるらしいのですが、建物の管理者のほうでその時に切ってもいいし、暑ければその建物だけ早めに切ってもいいそうで。この辺は実にテキトウ・・・。

しかし、長年こちらにいる日本人によると、その暖房が切られたときから1週間ほどはお湯の供給システムも止まってしまうとか・・・。それを乗り切ってお湯が出だすと今度はさび色の赤い水が出てくるんだそうです。こっちは山の近くで本当はとても良い水が出るらしいのですが、配管がとても古く、そのせいで水が悪いのだとか。本当に残念なことです。

で、話は変わって、昨日その雨の中、こちらでJICAが運営している「カザフ・日本人材開発センター（日本センター）」へ行って来ました。ここでは現地の人に日本語を教えるクラスがあり、今は200人くらいが勉強しているらしいです。そこで、会話の勉強の一環として、こちらに住む日本人をゲストに招いて、いくつかのグループセッションをするクラスがあり、それに参加させてもらってきました。

私が入ったのは中の上クラスで基本的な会話は話せるし、理解もしており非常に盛り上がりました。中にはこちらの外語大学で日本語を専攻している子もおり、やっぱり彼女たちの話し方はとても流暢でした。

昨日のフリートーキングの内容は「恋愛について」ということで、２０代前半の彼らにもっとも関心のある話題だったようで、日本の恋愛事情や結婚事情まで色々と聞かれました。また、こちらの事情も色々聞いて驚かされることがたくさんありました。

例えば、こちらの離婚率の高さ。こっちではほとんど２０～２５歳で結婚するらしく、３０歳ごろになると浮気や旦那が仕事しないなど色々な不満が出始め、「こんなはずじゃなかった！」と離婚してしまうケースが多いんだとか。

しかし、みな、子供が３人くらいいるとかで、子供を育てながら仕事をしているシングルマザーもたくさんおり、そういう女性がどんどん社会的に進出してきているらしいです。とはいえ、ここはイスラムの国なので、昔は本当に男尊女卑の傾向が強かったそうです。

そういえば、イスラムで話題になったことですが、こちらでは今でも「一夫多妻制」らしいです。奥さんは４人まで合法だとか。グループセッションの中に男の子がいたので、「これについてどう思う？」と聞いてみましたが、彼の答えは「お金がかかるから無理」の一言でした。確かにおしゃれが大好きなカザフの女性を養うにはそれなりのもんがいるんでしょうなあ～。

日本語レベルが高いクラスだったので、それなりに盛り上がり、なかなか楽しい経験でした。しかし、家からかなり遠いところにあるので、そんなに頻繁に行くことが出来ないかも・・・。とはいえ、ここには日本の雑誌、本、CDからDVD,ビデオまであり、会員証を作れば借りられるし、センター内でもみれるのでヒマなときに是非活用したいと思っています。




で、今回も私が現地の人々に言われた一言。

「あなた、カザフ人だと思った・・・。」


私の顔はどうもカザフ人と同じだそうで、どこへ行っても１００％間違いなく「カザフ人にそっくり」といわれます。


私のルーツはここだったのかしら～。

でも上海に行ったら中国人って言われてたし～。韓国でも百済人みたい、って言われたし～。でもなんで日本人って言われないのかしら～。ま、インターナショナルな顔ってことにしとこう～。